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雑談|SIMフリー端末のオタク現る

minminさんの記事で格安スマホについて書いてあったので、私が知っていることを少し書きたいと思いました。

というのも、Android端末に関しては普通の人より様々なメーカーのものを何台も使ってきたので、より分かりやすく書けるかな、と思った次第です。※結果的に分かりやすくなってないので、ご注意ください。

画像は保有している端末の一部です。もともとはMac(Apple)派で、iPhoneは6Sまで使いました。ただiTunes縛りが辛くなったのと、Android端末に選択肢の幅が出てきたこともあって、以降はずっとAndroidです。

中国で頼まれて使った端末もあります。画像に写ってる端末は左から…

①Xiaomi/MI 6
②Xiaomi/Redmi K30
③UMIDIGI/S3 Pro
④ASUS/Zenfone 6
⑤Oppo/Realme 5 Pro
⑥OnePlus/7 Pro

これ以外にも、Huawei含め各メーカーの端末を合計10台以上は触ってきたと思います。前置きが長くなりました、本題に行きましょう。

格安SIMとは

最初にイメージを掴むために、下記の画像をご覧ください。

価格で言えば、どんなSIMを選んでもほぼ半値以下になります(もちろん契約タイプによります)。キャリア(DoCoMo/Softbank/au)の場合、ここにスマホ端末の分割払いが加算されたりしますので、毎月1万円くらい払っている方も多いはずです。

上記の画像の例ですと、月5,328円の節約になります。年間63,936円、5年で319,680円も差が出るんですよね。だったら、節約した分でつみたてNISAやiDeCoでもやった方が断然良いわけです。また、SIMフリー端末の原資にしても良いですね。

何が変わるか

格安SIMを販売している業者をMVNO(Mobile Virtual Network Operator/仮想移動体通信事業者)と言います。キャリアから回線を卸してもらってます。MVNOによって、どのキャリアの回線が使えるか変わってきます。ただ、複数のキャリアに対応しているMVNOも最近増えてきました。

では格安SIMに変えることで何が変わるのでしょうか。色々あるのですが、格安SIM歴が長い経験からまとめると、大きくは3つです。

1.番号が変わる(MNPでそのまま使える)
2.速度が変わる
3.運用が変わる(キャリアサービス等)

まず1.については、新規でSIMの契約をすれば当然電話番号が変わります。ただ、MNP(ナンバーポータビリティ)を使えば番号をそのまま引き継ぐことが出来ます。

格安SIMは結構面白いことが出来ます。

余談なのですが、私はだいぶ前にSoftbankからMVNOのA社にMNPしました。数週間使ってみて、どうやらA社より別のMVNOのB社のほうがメリットが大きいことが判明しました。通常、MVNOの格安SIMには契約の縛りが無いので(一部あります)、A社からB社に再度MNPしたことがあります。

2.については、同じ回線とは言え、キャリアの回線の太さより、MVNOが割り当てられている回線の太さが狭いため、時間帯やユーザーの使用状況によってはキャリアより速度が遅くなることがあります。ただ、私の場合は普段使いで気になるほどの遅延はほぼ経験がありません。どうしても速度が気になる方は、実測値を計測されている方がいらっしゃいますので、下記を参照して選ぶのも良いでしょう。

3.で最も大きいのが、キャリアサービスが利用できないことでしょうね。キャリアにサポートを含めお世話になり過ぎている方、キャリアメールが使えないと不安で死んでしまいそうな方は、格安SIMにしてはいけません。格安SIMはある意味「丸投げ」に近いので(私はそれが好きなのですが)。

キャリアがユーザーをつなぎとめておくためのツールの1つが、キャリアメールという存在ですね。これも使えなくなります。また、アプリの中にはキャリアの仕組みに依存しているものもあります。例えばLINEの年齢確認は、キャリアログインが必要になっています。格安SIMに移行すると、キャリアログインが出来ないため年齢確認が出来ません。年齢確認が出来ないと、ID検索が出来ないのです。これはしょうもない問題なのですが(相手に検索してもらえれば済む)、完全にアプリ側の怠慢です。

これらの3つの変化にストレスを感じてしまう方は、キャリアのままが良いでしょう。時間の節約のため、ここで記事を読むのをお止めになってくださいませ。

格安SIMで何が良いか分からない方は、価格コムから調べてみるのも良いですね。

端末を選ぶポイント

どの会社の格安SIMにするがある程度決まりましたら、次は端末です。iPhoneの場合は、SIMフリーiPhoneを購入すれば済むのでやはりここで退散です。Androidの場合、様々なSIMフリー端末が選択肢として存在しています。

選び方は大きく3つ。

<SIMフリー端末の選び方>

①メーカーで選ぶ
②スペックで選ぶ
③買い方で選ぶ

まずは①です。

今までキャリアのAndroid端末を使ってきた方で、同じメーカーのSIMフリー端末が良い!という方は、まずはメーカーのWebサイトを覗いてみましょう。どんなSIMフリー端末が販売されているか分かります。

メーカーに特にこだわらない方は、やはり価格コムで見てみるのが良いでしょう。

個人的には、日本のメーカーより中国のメーカーの端末が好きです。日本のメーカーの端末は(全てではありません)、色々と独自色を見せつけたいのか、いらないアプリがてんこ盛り入っていたり、少しクセのあるソフトウェアアップデートを盛り込んだりしていて、時にそれがストレスになりがちです。

日本で購入できる中国メーカーでは、Oppoが断然良いです。Oppo Japan(記事記載後になぜかオウガ・ジャパンに社名変更)を立ち上げてますし、スペックは申し分なく使い勝手も良いですよ。日本メーカーとの違いは、おサイフケータイなどNFC周りですね。おサイフケータイ必須なら日本のメーカーが良いです。

②は、特にメーカーにこだわらない方の選択方法の1つです。

前述したNFC対応有無や、カメラの性能、バッテリー容量、マニアックなところではRAMやMicroSD対応可否、Dual SIM対応可否といったところでしょう。セキュリティに関しては、ある程度新しいAndroid端末を購入すれば、指紋認証か顔認証はついてます。

注意点として、Amazonなどのネットで購入した場合は、ほぼサポートは皆無と考えてください。電気店で購入すれば、端末自体の故障やトラブルはサポートしてくれるでしょう。メーカー直の購入ががやはり安心かもしれませんね。

設定はどうなるか

格安SIMを契約し、SIMフリー端末もゲットしたあとは、届いた格安SIMをSIMフリー端末に挿入するだけです。格安SIMと同梱の設定方法に沿って、スマホを操作するだけです。操作は至って簡単です。

MNPであれば、その前にMNP切り替え作業的なものがあると思いますが、それもシンプルで難しくありません。

最後に

どうしてもキャリアじゃなきゃダメ!という方や、速度やサポート重視という方には向いてませんが、そこまで厳密にこだわらなくても良いという方は格安SIMは良いと思います。節約メリットが大きいので。

私はキャリアかどうかということより、端末の選択肢に魅力を感じているので、極論ですがSIMはどうでも良い派です。常に最新の端末の中から、自分にフィットして仕事のパフォーマンスを最大限に発揮できるものをチョイスしています。1年経てば、ガラッと進化しますので、より良い端末を持つことはパフォーマンスに直結します。

大きな声では言えないというか書けないのですが(日本の技適を取得していないため)、私が最も好きな端末はOnePlus 7 Proです。RAMが12Gで、iPhoneの2~3倍、画像のカラーに強めのビビッド感(黄色強め)があって好きなんです。

需要ないと思いますが、画像をいくつかアップしてみます。

本格的なカメラと比較したらたいしたことはないのですが、ナイトビューが好きなんです。ウォーキング中についつい撮影してしまいます。

長くなりました。さぁ、SIMフリーを楽しみましょう。中国では5G端末が続々登場し、今のスマホよりなぜか軽量化しているというものも出てきています。5G全盛になればまたSIMの在り方も変わるでしょうね。

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