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みんなもっと南米に注目した方がいい!

今日は南米のエンジニアを採用して組織をもっとグローバル化しよう!
という記事です。

今まではベトナム人エンジニアばかりを紹介してきた弊社ですが、今回は南米のエンジニアの話です。

これまで弊社で開催したベトナムのジョブフェアでは延べ122社に参加いただき330人の内定学生を出しました。まだ日本に渡航していない学生もいますが、全員日本のIT企業に就職します。

受け入れていただいた企業の方々は苦労をしながら社内のグローバル化を行っています。今まで日本人しかいない職場にカタコトの日本語しか話せないベトナム人エンジニアを受け入れることは大変な苦労が伴います。しかし、外国人を受け入れることで社内がグローバル化しダイバシティが生まれます。

日本語という特殊な言語に保護された経済大国の企業も労働力不足と国内市場が縮小する中、グローバルマーケットに挑戦しないと存続できなくなります。

日本の労働者不足は年々深刻化しており、特にITエンジニア不足が顕著です。この問題を解決するためにベトナムや東南アジアに進出したり人材を採用する企業が増えています。

しかし、最近はベトナムの日本語が話せるIT人材の獲得競争も激化しています。弊社のジョブフェアが開催されるのは卒業の約2年前です。毎年早期化しています。

優秀な外国人に日本語を覚えてもらい、日本の優良企業で業務を通じて経験を積んでもらう。日本で実力をつけれて活躍すれば給料も高給になります。来日して働く外国人にとっても日本企業にとっても日本社会にとってもWin-Win-Winの関係です。

今後日本の経済が持続的に成長していく、もしくは現状を維持していくにはこのような外国人高度人材の方々にいかに日本に来て活躍してもらうかが重要な鍵になってきます。

本来は日本人ビジネスマンが英語を習得し英語人材を採用できるようになればいいのですが、それには時間がかかるし、それを待っていては日本が沈没してしまうでしょう。

なので、優秀な外国人に日本語を学習して日本に来てもらうことが今できる最善の策だと思います。

日本は優秀な外国人に働きたいと思ってもらえる国でいられるように努力する必要があります。給料も含めて世界トップレベルとは言えなくなってきているので、再び高い報酬を払えるようになる必要があります。


最近はベトナム以外に、マレーシアや南米のブラジル、パラグアイ、ペルーなどまだあまり注目されていない国でも人材育成と採用の可能性を模索しています。

この記事を読んでくれいてる方でどのくらいの方が南米に行ったことがあるでしょうか。学生時代にバックパッカーで行ったことがあるという人と仕事の出張で行ったことがあるという人が少数いるかもしれません。しかし、多くの人にとって南米は地球の裏側の遠い国のイメージだと思います。ちなみに僕もそうでした。

なんでそんな遠い国にわざわざ行くのかという疑問もあると思います。確かに遠い。しかし、南米と日本は150年以上も前から繋がりがあるんです。南米には200万人以上の日本からの移民の子孫である日系人が住んでいます。
ブラジルの人口は約2億人です。そのうち日系人は190万人います。人口の1%弱です。しかし、南米のトップ大学の一つであるブラジルのサンパウロ大学の学生のうち日系人は10〜15%もいるそうです。かつてはサンパウロ大学の教員の8%が日系人だったそうです。

横浜にJICAの海外移住資料館があります。先日、行って日系人の移民の歴史資料を見て来ました。一言でいうと壮絶な歴史です。現代の日本人だったら到底耐えられない環境だと感じました。是非みなさんも移住資料館に一度行ってみてください。

日本から南米に移住した人たちは過酷な環境での労働を耐え抜き多くの功績を残しました。その子孫である日系2世3世など子孫の人たちは南米各国の政財界で活躍し成功を収める人も少なくありません。ペルーのフジモリ元大統領もそのひとりです。

多くの現地の人が勤勉な日系人に尊敬の念を抱いてくれています。そのような人たちが日本文化や日本語に親しみを感じて日本語を勉強しています。
地球の裏側にわざわざ難しい日本語を勉強してくれている人がたくさんいるのです。

去年12月にペルーとパラグアイに行きました。ペルーのカトリカ大学というところに行ったのですが、そこでホアンホセくんという優秀なエンジニアに会いました。社内のエンジニアともオンライン面接をしてもらって採用することになり先日からSun*の東京オフィスでエンジニアとして働いています。社内での評価はすこぶる高いです。

実は日本語が話せるエンジニアというのは探せば結構世界中にいるんだと感じました。そして多くの日本語が話せるエンジニアが日本で働くことを希望しています。

経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によれば、2030年には日本ではエンジニアが約79万人不足すると予測されています。日本で働くことを希望してくれていて日本語が話せる外国人、もしくは日系人を日本に招聘するのは有効な解決策の一つだと思います。

最近は日本企業でも優秀で才能と情熱があれば人種は問わない、という会社が増えています。普通レベルの日本人を採用するなら優秀な外国人を採用したいという企業も増えてきました。

これこそグローバル化だと思います。この流れが加速して当たり前になった先に日本の明るい未来があります。

過去5年間多くのベトナム人の新卒エンジニアを育成し、多くの日本のIT企業に採用していただきました。ベトナム人を採用された企業から大活躍しているとのご連絡も多数いただいております。

エンジニアチームのグローバル化を考えている企業にはベトナム以外であれば是非南米のエンジニアをおすすめしたいと思います。

日本語N1〜N3レベルの日本語が話せる優秀なブラジル人のITエンジニアで日本に転職を希望している方の日本就職支援をしております。ブラジル人エンジニア採用に興味のある方は弊社サイトの問い合わせフォームよりご連絡ください。
Sun*問い合わせフォーム

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