社内風景

英語が話せなくてもエンジニアは海外で仕事してみたほうがいい

だいぶ前から優秀なエンジニアは世界中で引っ張りだこで争奪戦状態です。
去年はこんなニュースがネットでバズってました。

フェイスブック社員 年収2600万円 ツイッターの1.5倍 (2017年中央値)
米フェイスブックが従業員らに支払った報酬の中央値が2017年に24万ドル(約2600万円)だったことが分かった。米ツイッター(同16万ドル強)の1.5倍で、待遇面でも米IT(情報技術)大手間の格差が鮮明となっている。世界的にビッグデータ解析などの専門人材の争奪戦が激しさを増す。高収益企業が人材を囲い込む傾向を強めており、日本企業などにも影響が及びそうだ。

対象にはパートタイム労働者も含まれる。このためフルタイムで働く一般プログラマーらの平均給与は実際にはより高額である可能性もある。
2018/4/17 日本経済新聞 電子版

もちろんシリコンバレーは物価も高く、家賃を払うだけでも大変なので単純に比較することはできません。

シリコンバレーでは世界中から優秀な人材を集めることがあたりまえです。社長がインド人というIT会社が珍しくありません。国籍関係なく、才能がある人に経営を任せるという当たり前のことをしています。

日本では年功序列で新卒から勤め上げた生え抜きの高齢者が役員になるというのが常識になっているのが日本企業の成長を阻害している要員の一つになっているのは間違いありません。

日本には優秀なエンジニアがたくさんいます。もちろんシリコンバレーで通用するエンジニアもたくさんいると思います。

年収が3倍になるのであれば海外で働いてみたいという人もいると思いますし、もちろんチャレンジしている人もいるのですが、インド人、フィリピン人、中国人ほど多くの人がチャレンジしていません。

理由は今の日本での生活に満足している人が多いというのと、もう一つは英語だと思います。まずは英語を勉強してからチャレンジしようと思っている人が多いのではないでしょうか?自分で英語を勉強していても日常業務が忙しくてなかなか時間が確保できないなんて人もいるのではないかと思います。

業務が忙しい中で勉強時間を確保するのは簡単ではありません。

そんなときの解決策は?

僕は強制的に英語を話す環境に自分を置くのがいいと思います。時間がなくても英語を話さないとご飯が食べられない環境に身を置けば誰でも英語を使います。

つまり、海外に引っ越してしまうのが良いと思います。

しかし、英語が話せないから英語を勉強しているのに、英語を使わないと生活できないところに引っ越すというのは矛盾していると思うかもしれません。

英語圏で求められる英語力がないと英語圏で仕事をするのは難しくても、非英語圏であれば求められる英語スキルは高くありません。

非英語圏と言ってももちろん日本語が通じるわけではないので、レストランに行っても買い物するにしても現地の人と話すにしても英語が必要です。

語学の取得は慣れの部分も大きいので、普段から英語で話す習慣を作ることで慣れてきます。日本では日本語がどこでも通じてしまうので英語で考えたり英語を話す機会を作るのが難しいんです。だから英語は勉強するものになってしまう。普段から英語で話しかけられて英語で返事をしなければいけない環境にいるとこれは勉強ではなく生活なんですよね。そっちの方がずっと簡単に早く英語を話せるようになります。

なので、求められる英語スキルがそれほど高くなく仕事も半分くらいは日本語でできて、だけどそこそこ英語を話す機会があるところでまずは海外キャリアをスタートさせるというのがおすすめです。

海外の日系IT企業で仕事してみるのがいいと思います。

仕事は日本語を半分以上使う仕事であれば、英語が苦手でも大きくパフォーマンスが落ちることはありません。そういう職種であれば比較的簡単に仕事が見つかると思います。

日本で英会話学校に通うのであれば海外で給料もらいながら英語を勉強した方がコスパ良く早く英語が身につきます。

海外で仕事をして、やはり自分には日本が合っている。欧米圏での仕事に進まずに日本に帰国して仕事をしようと思っても海外での仕事経験は今の日本の企業はどこもプラス評価になると思います。海外進出を未来永劫考えていない企業はほとんどないからです。

海外でグローバルなチームでプロジェクトを行った経験はどの企業も必要としていると思います。今すぐではなくでも将来海外進出をすることを考えると海外経験者というのは価値があると思います。

なので、今回言いたかったことは、日本人エンジニアは将来は海外で仕事することも考えてみてはどうでしょうか?

そのために日本で英語勉強するのは実は効率悪いよ。非英語圏で働いてみるといいかもよ。

というお話でした。

どこの国がおすすめかと聞かれると僕はベトナムとフィリピンをおすすめします。

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