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週刊金融日記 第332号 実用的ワイン講座 その2 レストランの価格帯別の戦略、新興市場は底を打ったか、ベトナム旅行 その2 ハノイ編、口臭・体臭ケアの科学的方法と重曹を使った美人の湯、他

// 週刊金融日記
// 2018年8月27日 第332号
// 実用的ワイン講座 その2 レストランの価格帯別の戦略
// 新興市場は底を打ったか
// ベトナム旅行 その2 ハノイ編
// 口臭・体臭ケアの科学的方法と重曹を使った美人の湯
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 いろいろ仕事でアジアを巡っています。ベトナムはなかなか観光にいい国ですね。もうだいぶ昔になりますが、まだ、日本一国のGDPが中国を含めてアジア全体より大きかった時代、僕はセブ島やタイのプーケットなど、アジアのメジャーなビーチリゾートに行って、食べ物も安くて高級リゾートホテルも安くて、沖縄とかに比べるとなんてコスパがいいんだ、と思っていたのですが、中国や韓国が経済成長して、夏休みともなればこういうリゾートにアジアの小金持ち家族が押し寄せてくるんで、ホテルは混むし、いまは高いんですよね。もう、沖縄の高級リゾートのほうが安いです。
 その点、ベトナムのビーチは、まだまだメジャーなリゾートになっておらず、なかなか良かったです。この辺は来週書こうと思います。

★ベトナムのビーチリゾートは期待以上でした。

 さて、先週、オバマ大統領がブンチャー食べてたお店を紹介したのですが、そのときいっしょにいたのがアメリカで大人気だった料理人で作家、番組司会者をしていたアンソニー・ボーディンさんです。なぜ過去形かというと、彼は大金持ちのセレブでしたが今年の6月に自殺してしまったからです。61歳でした。
 なぜ彼の話をしているかというと、ハリウッドの大物映画プロデューサーを、過去に出演と引き換えにセックスを強要されたと訴えて吊し上げ、#MeToo運動を主導したイタリア人女優のアーシア・アルジェントが、彼の交際相手だったからです。アーシアは先週、過去に当時17歳だった俳優をレイプしたとして、逆に#MeTooで吊るし上げられています。それが、レイプだったかどうかは知りませんが、この17歳の俳優とセックスしていたときも、アーシアはアンソニーと交際中で、その問題を解決するためにアンソニーは約4000万円もの和解金をその俳優に支払っていたのです。もう二度と自分たち(アーシアとアンソニー)の人生に関わらない、という約束で……。
 自分の恋人が他の男とセックスして問題を起こした尻拭いにまで多額の和解金を払っていた……、変な女優に非モテコミットする金持ち男性の構図が浮き彫りになります。そして、彼はこの女に振り回され、精神的に疲弊して最後は自殺してしまったのかもしれません。もちろん、その真相はわかりませんが、恋愛工学的に考えるとその可能性は否定できません。
 恋愛工学で何度も繰り返し警告されているように、非モテコミットはこれほど悲惨な結果をもたらすのです。なぜなら、女の非モテコミットしてくる男に対する搾取は、本当に歯止めが効かないからです。だから、恋愛では男は常に「失う勇気」を持たないといけないのです。オスに性的に征服されていない人間のメスはどこまでも図に乗っていきます。

●オバマ元大統領と楽しそうにブンチャーを食べるアンソニー・ボーディンさん

●「#MeToo」運動を率いた女優のとんだ性癖
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/metoowo.php

『週刊金融日記 第37号 ストップロス戦略:何かを得たいならばそれを失うリスクをあえて冒さなければいけない』
『週刊金融日記 第131号 非モテフルコミットで全てを失いました』

 今週も興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

-ハイレベルなコミュニティと自分がトップになれるコミュニティのふたつに所属する
-生活が苦しいのは規制で守られている既得権益層が搾取しているからではなく怠惰だからです
-六本木でナンパしたワンピースがよく似合うAクラスの女性と昼アポで惨敗
-恋愛経験がない場合に過去の恋愛話はどうすればいいか
-名古屋駅・栄プロトコル(王道編)
-ストナン歴5年の者ですが年齢別・シーン別で梅田のお店を4軒紹介します
-口臭・体臭ケアの科学的方法と重曹を使った美人の湯のススメ
-副業禁止の地方公務員ですがお金で成功するにはどうすればいいですか

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.実用的ワイン講座 その2 レストランの価格帯別の戦略

 先週は、スパークリングと白と赤で、どのような料理にどのワインを合わせるのかを勉強しました。また、ワインは料理との組み合わせなので、高級レストランのコース料理でボトルを頼むのは愚策だという話もしました。しかし、先週はワインの味を9割決める葡萄の種類の話をすると言いつつ、他のコンテンツが多すぎて、触りだけでした。今週号はその辺の話の続きと、レストランの価格帯別のワイン注文最適戦略について論じたいと思います。

『週刊金融日記 第330号 高級レストランのコースではワインはグラスで』
『週刊金融日記 第331号 実用的ワイン講座 その1 ワインは葡萄の種類が9割』

 それではまず赤ワインの葡萄から。赤ワインで最初に覚えるのは3種類か4書類ですね。それでは順番にいきましょう。

【カベルネ・ソーヴィニヨン Cabernet Sauvignon】

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