リバプールの要。アリソン・ベッカー
今回はリバプールFC所属、アリソンベッカー選手について自分が感じた凄さを書いていこうと思います。
1.アリソン・ベッカーについて
名前 :アリソン・ベッカー
国籍 :ブラジル🇧🇷
身長 :191cm
年齢 :26歳 (1992年10月2日)
所属 :リバプールFC 🏴 ※現ブラジル代表🇧🇷
クラブ歴
インテルナシオナル(13〜16) → ローマ(16〜18) → リバプール(18〜現在)
インテルナシオナル時代には5つ上の兄であるムリエル・ベッカーとポジションを争ったり、ブラジルの名GKであるジーダともポジションを争う。
インテルナシオナル時代には100試合以上の試合に出場し、全てのシーズンでカンピオナート・ガウショを制している。
ローマ時代には現ユヴェントス在籍のシュチェスニーとポジション争いをするものの16-17シーズンには出場できず、コッパイタリアやUEFAヨーロッパリーグの出場に留まった。
しかしその後シュチェスニーの移籍で試合に出場できるようになるとUEFA Champions Leagueではベスト4に貢献した。
そして2018年。7月19日の段階でGKとしては史上最高額の7250万ユーロ(95億円)で移籍し、当時はカリウスが在籍していたこともあり、『13』を背負う。リーグ戦では21回のクリーンシートをし、ゴールデングラブ賞を達成する。
2.アリソンて何が凄いの?
次にアリソンて何が凄いのか。
ここについて僕なりに解説していこうと思います。
まずはこのプレー集を見てください❗️
あっと思うような素晴らしいプレーばかりですね❗️
これらをいくつかの分類に分けてお伝えします。
①ボールへのアプローチの速さ
セービングやフロントダイビング(ブレイクアウェー)の時のボールへのアプローチの速さが他の選手に比べても速いと僕は感じてます。
実際に計測をしたことはありませんが以前ブラジル人の方のセービングを生で、しかも結構間近で見ることができました。
その時も浮き玉のセービングに対しての体のノビもそうですがボールへのアプローチの速度が日本人と比べてすごく速いと感じました。
それはボールへアタックすることを育成年代の時に教わっているからだと感じました。
またフロントダイビングの時も同様ボールにアタックしに行く習慣がこのボールへのアプローチの速さを生み出していると思います。
②準備の質
リバプールといえばファンダイクやマティプなど優れたDFが多くいますが、コーナーキックやフリーキックなどヘディングで合わせられるシーンもよくみます。
そんな時アリソンはよく体に当たっていると感じることはありませんか?
それにはアリソンの準備の質の高さが関係していると感じます。
例えばハイボールの処理というものはキーパーやDFが頭を抱える問題の一つで、よくキーパーが出て処理するのか、それともDFがクリアするのか曖昧な時があり、キーパーが曖昧なポジションどりをしたせいで失点するシーンも多くあります。
そんな時アリソンは必ず原則を守り構えます。
出れないと判断した時、『ゴールライン』まで戻るのです。
そして構えることによってヘディングに反応したり、シュートに反応したりすることができます。
こうした準備の質が他のキーパーよりも長けているのかなと思います。
③足元の技術
南米のキーパーには多いですが足元の技術にも定評はあります。
例えばマンチェスターシティにはエデルソンがいますよね?
彼の武器の一つにフィードがあります。
かなり遠くまで飛ばせ、また正確なキックを蹴り分けることができます。
もちろんアリソンもフィードの技術は高いと思います。
特に低弾道のフィードはフルで試合を見ていれば何本も通しているところを見たことがあると思います。また相手をギリギリでかわしたりとさすが南米のキーパーだなと思わされることが何度もあります。
3.ゴロのセービングには驚いた!
最後にゴロのセービングについて僕が驚きを感じたのでお伝えします。
僕がアリソンをみて1番驚いたのは低いボールに対してのセービングです。
何が凄いのか。それは低いボールに対して低く、そして鋭くボールにアタックできる事です。
低くについてまず上から被せるようにセービングをする人をたまに見ますが、低いボールに低く行くのは少し難しいと感じています。
ですがアリソンは違います。
アリソンは低いボールに対しては体ごと低く行くことができると思っています。
当たり前のようでこれらは膝の柔軟性や姿勢などがしっかりしていなければできないと思っています。アリソンはこれらがしっかりとしているからこそ低く行けているのかなと思います。
次に鋭くボールにアタックすることについて。
先ほどのボールへのアプローチの速さの話をしましたが、これの低いボールへの対応は難しい技術だと感じています。ではなぜアリソンはここが凄いのか。
まずは先ほどの低くいくところから。ボールに対してしっかり低く行けることでしっかりと低いボールに向かうことができます。そしてボールへのアプローチの速度、アタックの意識があることで鋭さを生んでいると思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
僕なりの見方なのでわかりませんが、やはりリバプールの壁、アリソン・ベッカーは凄いです。
そこには細かい技術が隠されていると思います。
試合を見るときはキーパーに目を向けてみるのも面白いのではないでしょうか?
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