写真を撮りたい欲がふつふつと溢れてきている
こんにちわ。note初心者のkazuです。
noteを拝見しているとついつい気になるカメラ・写真関係の記事が目につく。
そうすると創作意欲を掻き立てられ、写真を撮りたい欲がふつふつと溢れてきている自分に気づく。
ふと、カメラを始めた頃のことを思い出した。今でも駆け出しの頃と変わってはいないかもしれないが。
昔から写真に興味はあった。でも趣味と言えるほど好きな訳でもなかった。憧れはあったがカメラを買うほど時間もお金も余裕はなかった。
年齢を重ねてきたからだろうか。少しいいカメラが欲しくなり、写真を撮りたい気持ちが膨らんでいった。
私は色んなものに興味が湧くタイプの人間で、色んなものを広く浅く経験したいタイプだ。いわば何もかも中途半端な人間だと思われる。
一旦ハマってしまえばしばらく続くのだが、少し期間が開くと忘れてしまう。
物忘れも激しいので若年性アルツハイマーじゃないかと自分で疑っているが、動物占いによると私は「たぬき」らしく、一歩歩けば忘れる性分らしいので致し方ないと思う。
ほら、こんな風に話が脱線するのもすべて「たぬき」のせいなのだ。
話しを戻して、カメラに戻ろう
写真を拝見して、こんな風に撮影出来たらどれほど楽しいだろうかと思うようになった。
街中のスナップ、家族や友人、恋人を撮影した時の素敵な笑顔。こんな風に撮影してみたい。
何気ない日常の中に素晴らしい一瞬があるのではないだろうか。
例えば、恋人とデートに行き、何気ない笑顔を撮る。歩きながら後姿を撮る。ショッピングでアレコレ眺めている姿を撮る。こんな一瞬をとらえてみたい。
残念ながら、私は既婚者なので恋人とデートが出来ない。残念だ。愛しい妻でも構わないのだが、写真を嫌うので思うように撮影させてくれない。
安達祐実夫婦が実に羨ましい。毎日毎日、妻の写真を撮影しているらしい。
まあ、あの美貌だから仕方ないか。愛おしくて仕方ないのだろう。
自慢ではないが、私の愛しい妻も、安達祐実にひけをとらないくらいの美貌だと思っているのだが。
急にカメラを始めるにしても、何がいいのか分からない。
少しだけ、カメラおたくの部下に聞いたことがある。RICHOのGRが名機だと。
当時、そのカメラおたく部下はGX100を愛用しており、毎日持ち歩いていた。それほど虜にするカメラであれば気になって仕方ない。
この話しは、4,5年前に聞いたことだが、頭をよぎって離れなくなってしまったのでGRを買おうと決意した。
下手クソでも綺麗に撮れるんでしょうね?
このGRは、カメラのジャンルで言えばコンデジという部類らしい。
個人的には一眼レフカメラに憧れていたが、カメラの購入というのは、そこそこお金がかかる趣味だ。
極普通のサラリーマンの私からすればかなりの高級品だ。もちろん、そう簡単に愛しい妻からGOサインが出るはずもない。
元来飽き性な私が、大枚はたいて購入し、すぐに飽きたのであれば元も子もない。
家計へのダメージも考慮して、中古品を探すことにした。
中古で安く購入出来れば、ダメになった時でも言い訳が出来る。
最近は便利な時代になった。メルカリなどのフリマアプリで簡単に取引が出来る。欲しいカメラはGRに決まったので、メルカリで検索した。
手ごろな値段でGRD3を発見したので早速交渉。
初代GRは程度のいいモノだと、プレミアがついて値段もプレミアだ。とても手が出ない。趣味は奥が深い。
素人からすれば、古いものほど安くなるだろうと感じてしまうが、名機と呼ばれるだけあって熱心なファンは多いようだ。
使用頻度も少なく状態がいいとのことだったので即決で購入した。状態については出品者の言い分を信じるしかないので、祈るばかりだった。
こうして、念願のGRを手に入れた。コンパクトなボディで、一眼レフに負けない写真が撮影出来るらしい。状態がいいのか悪いのか素人には判断がつかない。綺麗なのでヨシとしよう。
一眼レフに負けないというのは少々大げさかもしれないが、スマホで撮影する写真よりは素晴らしい写真が撮影できるのではなかろうか。
さて、GRD3を手に入れたので早速撮影したい気分になる。
GRD3片手に外へ飛び出した。けれど撮影出来ない。撮りたいのだが、少々恥ずかしい。通りすがりにすれ違う人たちの視線が気になってしまう。
初心者はこの壁に一度はぶち当たるのだろうか。街中でカメラ片手に撮影している人を見かけると羨ましく感じる。他人の視線は気にならないのか。恥ずかしくはないのか。などなど。ちなみに現在も一人だと少々恥ずかしい。
ちょうどクリスマス前のイルミネーションの時期だったので、撮影してみた。こういう場所だと、他の人たちもスマホやカメラで撮影しているので恥ずかしい気持ちは全くない。
右も左も分からず撮影した写真
上手いか下手なんかどうでもいい。とにかくシャッターを切る。
いいカメラを使えば、素敵な写真が撮影できるだろう。そう思っていたが、実際はそうではなかった。シーンに合わせて設定をアレコレいじってやる調整が必要だ。こればかりは知識と経験が必要なんだなと痛感した。
コチラは広島県呉市の大和ミュージアムに展示されている戦艦に取り付けられていた大砲。素人にしてはよく撮れたのではないだろうか。もちろん私の腕ではなく、GRの性能のおかげだろうと思う。
最近のスマホのカメラ性能が素晴らしい。夜景でも綺麗に撮れるようにセッティングされている。けれど、スマホで撮影するより全然綺麗に撮れる。それだけで楽しかった。設定はもちろんAUTOだが、細かいことは分からなくても、それとなく素敵な写真は撮れる。カメラの虜になった。
仕事での出張の際にもかかさず持ち歩くようになった。コンパクトなので荷物としてかさばらない点が気に入ってる。
出張先の敦賀駅。木目の壁面がいい感じ。モノクロ写真が好きだ。
職業柄、建物を撮るのが好きだ。こんな感じで、色んな地方の建築物を撮影したいと思う。
何でもない駅に置かれた灰皿でさえ、モノクロで撮影しただけでアート感を醸し出してくれる。へたくそでも上手く撮影させてくれた気分になる。
コロナ禍で最近は行く機会がめっきり減った東京駅。あの頃が懐かしい。
このご時世、どこへ行くにも躊躇する時代になってしまった。社内でも遠距離での出張については控えるように指示が出ており、出張しずらい状況だ。
感染拡大防止のために致し方ない。もうしばらくの辛抱だ。毎日の生活を大切に生きていきたいと思う。
今年のゴールデンウィークは、約1年ぶりに実家へ帰省出来るかと淡い期待を抱いていたが、全国的に感染者が増加傾向にある今では無理だろう。
田舎ほど怖いものはない。帰省すればすぐさま情報は拡散されてしまう。何もないかもしれないが、用心することに越したことはない。
カメラ片手に帰省したかったのだが、今年も諦めよう。
仕方がないので近場で家族スナップでも撮影出来ればいいなと思う。
ふつふつと湧いた撮影欲が覚めないうちに。