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そこまでがんばらなくても会社役員になる方法② 地盤を築く

えーお久しぶりです。
今回は「そこまでがんばらなくても会社役員になる方法」シリーズの第2段です!

そこまでがんばらなくても会社役員になる方法② 地盤を築く

どんな会社なら役員になりやすいの?という方はぜひ以下の記事を読んでから、本記事をお読みください。
役員になりやすい会社に入社したら、まずは地盤を築くことが重要です。それでは詳しくいきまっしょ!

その1 社内ネットワークを築く

すみません。。。いきなりありきたりな内容ですねw
ベンチャー企業でバリバリやるぞって入社する方って結構生意気なんですよね。。。役員になるために絶対的に必要なのは成果です。正直そこだけです。
成果を出そうとすると、社内のリソースを総動員できるかどうかが重要になります。
そのためには、社員から認められる、いや好かれることが非常に重要です。基本ベンチャーは決裁フローが不明確なので、協力者がいたり意思決定者に好かれているかが最重要となります。
しかも、入社してすぐはどんなに能力があっても、信頼もネットワークもないので、孤軍奮闘するしかできないので、成果は出しにくいです。
無駄な努力をせず、まずはしっかり社内の人たちに好かれてください。
好かれることが難しいという方もいると思います。(僕もどちらかと言うと生意気。。。)
あれやれこれやれと言っても仕方ないので、やっちゃいけないことを挙げていきます。
 ・今までの仕事を否定する(今までの仕事を否定することは一気に敵を増やしてしまいます。)
 ・その会社で自分が実現したい無駄に壮大な夢を語らない (成果を出していないペーペーの壮大な夢は正直キモ寒いです。。。)
 ・前職での自分の実績をひけらかさない(正直、興味ないです。この会社で頑張ってよ!って感じです。)
 ・飲み会で社員の悪口を言わない(本人がいない場所でやったり、本人に対して喧嘩売ったりするやつはもう論外です。)
 ・会議中にやたらと「そもそも、なぜそれを行うのですか?」的な意識高い系勘違い発言をしない(こういう発言は非常に重要ですが、入りたてのペーペー如きに言われたくありません。)
 ・細かく質問しない(ベンチャーはいい意味でも悪い意味でもイケイケで事業スピードを優先させるキライがあるので、細かく質問していると指示待ち人間や否定的な人というレッテルを貼られて、プロジェクトや事業にアサインされなくなります)
そして、社員を飲み会で「褒める」。
本人がいても、いなくてもいいです。「褒められる」「褒められていたことを聞く」これ嫌いな人なんていないっしょ。
これでしっかり社員ネットワークを築いていくことができます。

その2 既存の業務のアップデートを行う

入社したては社内ネットワークも築けていないのに新規事業をやったり、新しい顧客開拓しようとしてみたりと功を急いで、無理ゲーをしている方が多く見受けられますが、まずは、既存の業務を効率的かつ効果的に実施して「社員の仕事や精神的な負担を軽減すること」が1年目に行うこととして重要です!
「私には、前職での経験もあるので実績を出します!」
「新規事業で〇〇をはじめます!」
「代表にも期待されているからなんとしても成果を出します!」
こういう思いに至りがちですが、その会社での影響力やネットワークもない中で孤軍奮闘しても成果なんて出ないので、まずは与えられた仕事や既存業務をアップデートして社員の業務負荷を軽減してください。
 アップデートできる業務例
 ・会議(結構アジェンダなしで会議に挑み、脱線に次ぐ脱線で時間を無駄にしている例が多いです。)
 ・イベント(イベントの準備工程表を作り、関係者へアナウンスし、終了後はしっかり改善会議を行う。この流れが作れていない会社が多いです。)
 ・資料作成(デザイナーがおらず資料もわかりずらいパターンも多いので、ノンデザイナーズデザインブックの内容を参考にして伝わりやすい資料を作ってください。)
 ・営業(顧客のことを調べて、提案型の営業を行い、ずさんな案件管理を効率化してください) 
 ・情報共有(スラックやメッセンジャー などでスピード重視のコミュニケーションも大事ですが、重要なものは資料に残したり、共有用の資料をつくって配布するなどして社員の抜け漏れを防いであげてください。)
 ・議事録(アジェンダを作って、それを会議中に更新し、会議終了後に関係者に送付する仕組みを作って、会議の抜け漏れや脱線を無くしてあげてください。)
これって、全部どんな仕事でも必要になる仕事ですよね!?

こういった基礎の基礎をしっかり丁寧に行い、その会社の業務のアップデートを行い、会社のレベルを地味にあげていく!これが重要です。

また、これは評価を得るためにも効果的です。なぜなら、上記業務は誰でも実施するので、あなたと誰かが比較されます。そこで優れていれば高評価に繋がり社内での影響力を得ていくことが可能です。

その3 ミスをしない

ミスをするのは仕方ない?いいえそんなことないです。
上の立場からすると、100点を狙ってミスをちょこちょこする人材よりも、常に65点ぐらいでノーミスで仕事をしてくれる人材の方がリスクが少なく仕事を振りやすいです。
あと、ミスをしないように報連相をおこたらない。
ミスをしそうな仕事ほど相談・報告を絶対にやってください。
これをしておけば、ミスしても責任を上司になすりつけることができます笑

その4 社内で1番の分野を作る

これは社内で発言力を得るために重要です。
その会社の業務に関係することなら何でもいいです。
 ・資料を一番綺麗に作れる
 ・SFA・MAツールなどの操作や設定
 ・SNS広告の設定や運営ができる
 ・デザインや動画編集などのクリエイティブ作業もできる
 ・敬語に詳しい
 ・文章の誤植を絶対に見逃さない
 ・作業効率化ができるPC設定ができる
などなど
何か1番を作れば、その分野で頼られたり、意見を聞かれたりします。
社員はそこであなたを一目置きます。そうすると発言力がつき、社内での重要な業務にもアサインされ始めます。

その5 伸びている事業、伸びそうな事業にアサインしてもらう


こればっかりは運も重要ですが、その4までやってれば9割はアサインされます。
伸びている事業や伸びそうな事業に関わると社内での影響力や発言力が爆発的に上がります。そして評価も得やすいです。
伸びている事業は社員に聞けば教えてくれるし、伸びそうな事業は会議に出た人に話を聞いたり、自分も参加してみて、直感的に判断してください笑
正直伸びる事業なんて私も判断できませんが、代表や役員の力の入れ具合は考慮せずに、冷静にみて直感で判断してみてください。

番外編 家庭を整える


これが一番書きたかったし、私的には一番重要視していました!
家族がいる方限定ですね。
創業間もないベンチャーは給与面で、おそらく現状の会社よりも大幅ダウンしてしまいます。(安心してください。頑張って成果を出して出世すればとんでもなくアップします。)
そこで、とにかく成果を出して給料をあげたいと焦り、仕事に没頭しすぎてしまい家庭環境が悪化することもあります。(ただでさえ給料も下がっているので、パートナーからのあなたの評価は下がっています笑)
安心してください!とんでもない能力と社外ネットワークを持っていないと1年目から圧倒的な成果は出せません。不可能なものを追って家庭を壊すよりも、成果を上げるための地盤を1年目で作り、早く家に帰ってパートナーとの時間を増やしてください。家庭環境が悪化すると仕事のパフォーマンスも著しく低下します。

こちらの記事でも詳しく書いてます!


ちなみに、僕は妻に仕事の話を毎日して、客観的なアドバイスをもらったり、自分のアウトプットの機会とし、頭や精神の整理をしていて、非常に効果的でした!

いかがでしたか?参考になりました?

役員になりたい人材が創業間もないベンチャーに入社した際に、重要なことは、「功を焦らず、成果を出せる地盤を作り、家庭を整える」です!

次回は、成果を出すために的な内容で書いていく予定です!



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