ミニマリスト通信:買わずに工夫して生活してるだけで、マジでQOL上がる
生活ってどうやったら上がるのでしょうか。
精神的に?それとも経済的に?
というのを考えた最近の結論をまとめました。
QOL。
久しぶりに書きました。QOL(クオリティ オブ ライフ)ですね。
この“人生の質”や“生活の質”と訳されるそれは、私たちの頭を結構悩ませてきます。いえ、良い意味で。
何をすればQOLが上がるのか。
それがすぐにわかれば即ハッピーになれるかというとそうじゃないことは誰しもわかっており、それが安堵するような、物足りないような、不思議な感じがあります。
「わかりたいような、わかりたくないような、探求するから面白い」
QOL周辺にはそんな空気が漂っていますね。
最近、「ウェルビーイング」というキーワードもよく目にするようになりました。こちらは“幸福”とか、医療とか健康分野などで使われてる言葉です。
QOLにしろ、ウェルビーイングにしろ、私たちの人生や生活で「一体何が幸福なのか」の追求と思うと、世界がいま求めているものは、経済的成長でなく、私たち個人個人がより精神的な幸福を求めているのだ、ということというのがよくわかります。
おっと、真面目な風になってしまいました。
QOLやウェルビーイングを私なりに理解した、お得意の「ミニマムなライフ」を通して書いてみたいと思います。
「ある」に視点を変える
色々欲しいものを手に入れた方がハッピー、という価値観があります。私は人生であまりそういう感覚を持ったことがないので、「足さない方が楽」という世界の中で過ごしてきました。
そのなかで思うのは「その時に買わなくてよかった!」「買わないほうが幸せな気がする」と実感することが結構あります。
最近、あちこちの本を読んで目に入ってきたのは「不足感というのは一生つきまとう」という内容です。
夫婦関係にしろ、職場、とにかく何にせよ、私たちの生活に「不足感」というのは、何をどうしてもつきまとってきます。
それを解消するために、お金をたくさん得たり、物を得たり、はたまた人間に求めたりするのでしょうが、タチが悪いことに「キリがない」ことでもあるようなのです。
ですが唯一、そんな“キリなし”のことに解決策があるとのこと。それこそが「あることを見る」という視点。
もう手元にたくさんある
既にたくさんしてもらってる
確かに、視点を「サッ」とそちらに切り替えるだけで、自分の温度がブンと上がる感じはあります。
そして不思議なことに、「もうある」と視点を持っただけで、さらに「あること」を集めようとするのです。
QOLの鍵は「もうある」
この「さらにあることを集めようとする」という動きは、私がミニマムなライフを送るなかで、益々発達してきてることだなぁと実感します。
もうある
この感覚はとても大切です。もうあるから求めなくてよく、もうあるから枯渇感や不足感は影を潜めます。
『あなたはもう持っているのです』
そう人から優しく言われると、涙をグッとこらえてそうな人もなんだか多そうな気がします。
たくさんあるのに「まだない」と感じる感性が、アンハッピーだということなのかもしれません。
そして「もうある」に加えて、あるものに自分の“工夫を加える”で、さらにQOL増し増しです。「もうある」にさらに自分の工夫を加えるのですから、うまくいった時の満足感たるや。
これは持たない暮らしの醍醐味であるともいえ、「もうある&閃きの工夫」でQOL高めライフのいっちょあがりです。
「ある」の実感に有効な「買わない」決意
この「もうある」がQOLを高めるのに有効なことは、皆さまご理解いただけたかと思うのですが、最初から「もうある」にはなかなか到達できません。
じゃあ何から着手すればいいのか。