2024年9月の特典小冊子

 酒井克彦の筆名「駒三十九」と対になる筆名「盤八十一」とはどなただろうと思っていた。それがひょんなことから、大ベテランの大橋虚士だと教えてもらった。大橋虚士といえば風ぐるまで活躍していた記憶はあるが、あまりきちんと並べたことのない作家だった。これは縁なので今月の特典小冊子は大橋虚士に決まった。

 分量としては2ヶ月分かなと見積もっていた。作業を進めるうちに、T-Baseには入っていないが、「将棋月報」の時代から活躍した人ではないか、だったら某氏にいただいたデータの中にあるかも……と調べたら30局以上ある。

 ところが、このデータがミスも多く、余詰も多く、さらに同一図や修正図の発表もあり、なかなか整理が大変で、やたらと時間を食う。当初は2ヶ月分の予定だったのだが、それでは作業が益々複雑になってしまうので諦めた。

 そういうわけで今月もボリューミーな小冊子になりました。64ページですから小冊子印刷で16枚です。

 なお、最初は同一図/修正図は最初に発表した所で「改」とする予定だったが、修正図にも余詰があったりするので、なんだか中途半端な仕上がりになってしまった。
図は大分減らしたけれど、もう少し減りそうです。

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