日曜日の夜が憂鬱なのは、一週間が始まるからだけじゃないんだよね

日曜日の夜は憂鬱だ。
次の日が月曜日で一週間の始まりだから?
でも私の中では、どうもそれだけじゃないみたい。
土曜・日曜の二連休を無駄に過ごした罪悪感のようなものがある。

なんで?
別に無駄に過ごしても良いのにね。

罪悪感の原因は家事、特に掃除だ。
平日は仕事があるから家事を最小限しかしないし、仕事という言い訳があるから開き直れる。
ところが、土曜・日曜はこの言い訳が自分に通用しないことに気付いた。
平日に先送りした、やらなくちゃいけない掃除が沢山ある。

本当は私も掃除された部屋でくつろぎたい。
部屋に観葉植物なんて置いて、ゆっくりコーヒーを飲んで癒されたい。

でもそれが出来ない訳は家族がいるからだ。
テーブルの上を片付けても、1~2日で書類やらゴミやらでテーブルが埋め尽くされる。
散らかったテーブルではコーヒーを飲む気にもならない。
トイレもきれいになんて使ってくれない。
かといってガミガミ言うと疲れる。
「そんな小さな事でうるさいな」と言われるとメンタルに良くない。

なので家族にとっては小さな事が、実は私にとっては小さくないのに見て見ぬふりをしてしまう。
それでも気持ちが落ち着いている時は、それでも良い。
問題は気持ちが下降ぎみの時だ。

家族にとっての小さい事は、私の中でイライラの原因を作る。
だから家族と話しをしていてもトゲトゲしい口調となる。
それを自分では誰よりも分かっているので、今度は自己嫌悪になる。

いつも部屋が片付いていたら、私は随分と救われるのに誰もそんな事は知らない。
何度も「食べた容器は捨てること!」「ビール缶はすすいで捨てること!」と言ってきた。
マシになった程度で守られてはいない。

仕事で凹むことがあれば一層、底の無い沼に落ちるようにズブズブ沈んで行く。
仕事と家庭のダブルパンチを喰らって、自分の存在意義を見失う。

という意識の流れを何度も経験しているから、日曜日の夜はこの一連の序章が始まるなではないか? 
と無意識に危惧している自分がいる。
だったら掃除すれば良いのだろうが、すぐ元に戻るのが分かっていてはやる気にならない。

平日は仕事が嫌だけど、家事から逃げられる。
休日は仕事から逃げられるけど、常に散らかった部屋が目に入る。

どちらにしても心身ともに休むことができないな…。

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