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人との接し方、コミュニケーションの取り方

もう9月も終わりに近づいていて、すぐに10月になりますね。

今年は本当に時間が経つのが早いですね。
10, 11, 12….あと3か月でクリスマス….
最近は本当に時間が無いと感じています。

さて、前回のブログから一か月以上時間が経ってしまいました。
この間、いろんなことがありました。新しい人たちとの出会い、将来のこと、自分のこと、家族のこと。

仕事もコロナの影響で永久的に在宅勤務になっため、一部のオフィスをクローズした。テレワークになったからこそ、タイムマネジメントをより意識にするようになり、時間を効率的に使えるようになった。(本当に無駄な時間が多かったと改めて思った)

“時間は有限”とよく言うが、今改めてその言葉が心に響く。

自粛生活、テレワーク、人との出会いを通して改めて将来のこと、自分のことを考えてみた。

これからの時代は多様な働き方になってくるため、会社に依存する必要はななくなった。しかし、会社から離れれば、自分自身に武器がないと生きてはいけない。

自分の武器とは何かを考えた。

けど、考えたことが正しいのか分からないから妻にも聞いた。
答えは意外と身近にある、と言われるが、まさにそのとおりだった。

“自分が当たり前にできていることは、相手にとっては喜びになる”

妻から見て、私が当たり前にできていること。下記は一部に過ぎないが、一言でいえば、営業に関すること。 

1. 他人とすぐに仲良くなれる
2. 相手に合わせたセールストーク
3. アイスブレイク、雑談
4. 人脈作り
5. コミュニケーション全般

新規開拓営業として15年のキャリアが、自分にとって武器になることが分かり、自分が培った経験が他のために役に立てる、という自信につながった。
あとは、その自信を持って前に進んでいくだけだ。

前に進んでいく際、気をつけなければいけないのが他人の目。

賛否両論があると思いますが、個人的な意見としては、日本という国は欧米国と比べ、文化的に他人の目が気になる、他人の評価が気になる国です。


ではここで皆さんに質問です。


他人の目を気にしながら日々生きていくことは自分にとって辛くありませんか。しんどくありませんか。

なぜ辛いか、なぜしんどいか。それは、他人に良い印象与をえたくて自分を作っているからです。

特にビジネス上は、違う自分を作らないと成功しないかもしれません。

しかし、生まれ持った性格や個性を持つ自分が存在するのに、また違う自分を作りたいと思いますか。

自分の個性を殺してまで、相手に良い印象を与えたいですか。

私は自分の個性を殺してまで生きたいとは100%思いません。

では、自分という存在を殺して生きるより、ありのままの自分を認めてもらって気持ち良く生きるためにはどうしたらいいか。

今日のテーマである、人との接し方、人とのコミュニケーションの取り方についてお話ししていきたいと思います。

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1. いろんな人がいる

皆さんは他人には興味ありますか。

例えば相手の育ってきた環境、なぜその企業の選択したのか。なぜの道を選択したのかなど。

私はものすごく興味があります。

それはなぜか。理由はただ一つ。自分と同じ人生を歩んできた人は皆無であるから。皆無だからこそ、自分には無いものを持っている相手に興味を持つことができるからです。

私は、性格柄、職業柄、人と会うことが好きな人間なので、いろんな人と出会ってきた。その中で一つ言えることとすれば、世の中には本当にいろんな人がいるということ。当たり前だが、いろんな人がいれば、いろんな個性を持った人間が存在する。それらの個性を掛け算することで、可能性が無限大に広がる。
もしかしたら自分より頭がいい人に出会うかもしれないし、小ばかにしてくれる人にも出会うだろう。
どんな人で会おうと、まずは、世界中にはいろんな人がいる、ということを理解しよう。

2. 相手に興味を示す

心理学の世界では、身を乗り出す仕草は、興味や関心を意味する。相手が自分にとって興味のある話をしている時、その話を少しでも近くでよく聞き取ろうとして、相手に体を近づけることがあります。

もちろん、対面して話をしていれば、普通の距離でも十分に話は聞き取れます。しかし、相手の話に心を動かされると、相手に引き寄せられるように思わず体を近づけてしまうことがあります。

相手の話が自分にとって興味深いものであれば、無意識に自然と身を乗り出している自分がいます。

相手に興味を示すためには、いつもより身を乗り出して聞いたり話したりしてみてはいかがでしょうか。

3. 相手が話す前に自分のことを話す

初対面時、相手は殻に閉じこもっている状態です。様子をうかがっていると言ったほうがいいかもしれません。その殻を壊させるためには、まずは、自分から積極的に話をすることが重要です。雑談から入ってもいいですし、自己紹介からでも構いません。まずは自分から口を開くことをしてみてください。そうすれば、相手は、”相手が話してくれたから自分も話さなきゃ”という心理状態に陥ります。

営業の世界では、アイスブレイクにあたります。時々、何も聞いていないのに、勝手に話をしだす人もいますが、初対面の場合は、約80%は自分から口を開かないと事が進みません。
最近は、先にSNSでコミュニケーションを済ませ、後日に対面するケースも少なくはありません。その場合は、”初めて会った気がしませんね”、”先日はありがとうございました”など、雑談や御礼から入って会話をスタートしてもいいかもしれません。

私の場合、自分から積極的に話をするのはもちろんですが、初対面の場合でも、ある程度、自分をさらけ出し、正直な会話をすることを心がけています。もちろん個人情報の心配もありますが、より相手に自分を認知してもらうために、自分の過去、現在、未来についてインパクトあるフレーズを使用しながら簡潔に語るようにしています。そうすれば、相手にとって共感できる部分、共通点が頭に浮かびやすくなるため、会話もスムーズになりますし、思いがけないところで会話が弾むことでしょう。
“相手が話す前に自分から話をする”ことによって、相手との距離が縮むので、みなさんもトライしてみてください。

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4. 相手を理解する

突然ですが、皆さんは相手を理解していますか。

相手を理解できている人はそれほど多くはないのではないでしょうか。

では、相手を理解できている人に質問です。

“相手を理解する”ということは、どういうことでしょうか。また、そもそも相手を理解するにはどうしたらいいでしょうか。

“相手を理解する”、それは様々な解釈によって定義が異なることとでしょう。

では、相手を理解するためには何をすべきでしょうか。

それは、相手の話を聞くことです。

コミュニケーションスキルであれば、傾聴力にあたります。


私が聞き役に徹するときのルールが3つあります。


1) 相手の話を耳から入れて心で聞くこと
2) 相手に寄り添うこと
3) ”私はあなたの味方”という姿勢をとって、相手にとって話しやすい環境を整えてあげること


どんな内容、立場、状況でも、利他に徹することが大切だと言えます。

5. 相手80%、自分20%

営業の世界では、相手の話を80%聞く、自分の話は20%に抑える、というルールのようなものがある。それはなぜか。理由は、相手から仕入れた情報は、営業マンにとっては命であり、顧客が競合他社に与えている情報よりも多く収集し、他社よりも優位に立たなければいけないからである。
では、どうやって相手に話をさせるか。

1) 相手に興味を持つ
2) 質問をたくさんする
3) 共感をする

この3つができれば、会話の主導権が相手になる。


しかし、ここで誤解しないでいただきたいのは、会話の主導権が相手にあるものの、場のコントロールは自分が行うこと。場のコントロールを相手にされてしまうと、自分が相手にコントロールされてしまうため、あくまでも全体的な主導権は自分にあって、会話の主導権は相手にあるようにする。ま、シンプルに言えば、自分がファシリテーターになればよい、ということになる。

ビジネスでもプライベートでも、上記3つを意識して行ってみてください。


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6. 自分らしく

皆さんは自分らしく生きていますか。自分らしく生きていない人は、そもそも”自分らしく”というものが理解できないしょう。
冒頭でも申し上げたように、”自分らしく”というのは、「ありのままの自分」ということだ。

日本という国は、昔から、他人と同じような人間になるために調教されてきた。学校や職場で、他人と異なった行動をすると、浮いてしまう存在になるため、周りに合わせるようになる。まさに、協調性が重要な文化である。
しかし、それは偽りの自分を形成することとなり、100%ありのままの自分ではない。

そもそも、人間は生まれ持った個性がある。個性だから人と違ってあたりまえであり、この世の中において、全く同じ個性は存在しない。
であるならば、自分しかもっていない個性を思う存分発揮させたほうが得である。

他人がどうであれ、自分は自分。

日本で、100%ピュアな自分のままで生きていくことが難しい場合は、場所を変えればいいと思う。
国を変えてもいいし、東京から北海道に行ってもいいと思う。
自分が自分らしくいれる場所は、今いる場所だけではない。

7. 不快感を与えない

コミュニケーションは、相手がいて初めて成り立つものである。その相手に不快感を与えないためには、どうしたらいいでしょうか。


1) ネガティブな発言をしない
2) 悪口は言わない
3) 相手を尊重する
4) スタンディングコミュニケーションの場合は、対面ではなく、相手の横に立つこと
5) 信頼を与える
6) 感情的にならない
7) 安心感を与える
8) 共感する
9) 相手に合わせたトークをする
10) 相手を気遣う


まだまだたくさんありますが、私自身、常日頃から実践している項目になります。

常に相手を思うことが一番。自分のことは2番。
この順序を間違えないよう
にしましょう。

今回は、人との接し方やコミュニケーションの取り方についてお話してきました。

お伝えしてきた内容は、ビジネスやプライベートに限らず、人とコミュニケーションが必要な場面、すべてに活用できます。

トークはモンスターです。

相手によって全くことなりますので、マニュアルは存在しません。


最後に。


コミュニケーションは相手とのキャッチボールです。
なによりも楽しむことが大切です。




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