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みちのく潮風トレイル(0)

2020年2月9日、何を血迷ったか、みちのく潮風トレイル全踏破しない?、の甘い言葉にうっかり乗ってしまい、福島県相馬市を起点にスタート。
JR常磐線相馬駅からバスに乗り、スタート地点の松川浦環境公園へ。
そこには、流出してしまったろうと思っていた、前職時代に構造体を出荷した管理棟が津波に耐えてなんと引き続き利用されていた。

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前職時代、何度も仕事で通った相馬、そして震災後初めて足を踏み入れる。ここがスタートって、なんか不思議な因縁も感じつつ、、、

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今回はペースが分からないため、相馬駅スタート、駒ケ嶺駅で終了程度を考えていたものの、よくマップを見るとどうも寄道コースが楽しそう。
急遽、寄道コースへ変更し、ふだんの登山とは違い、アップダウンの少ないアスファルトの上をひたすら歩いていく。

開店まで一時間以上あるのに、行列ができている観光農園

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途中、台風の災害復旧と思われる橋などでコースを間違ったり、登山道と違って赤い目印がないから、注意しつつひたすら歩く。
心拍数が上がらないので、とにかく寒さ対策は入念にしておかなくてはいけない。

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氷の張る田んぼを横目に、コースマップに従ってどんどん歩く。

しかし、台風19号?水害の爪痕が色濃く残っているのを目の当たりにし、やるせない気持ちも抱え、、、

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太い幹線の国道を歩くなんていうことは最近なかったので、新鮮といえば新鮮。

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そして、第一の寄道スポット、百沢観音
思わず、うわっ!と声が出る

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詳しくはググってください。

途中、かつての街道の松並木がきれい。

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第二の寄道スポット、都玉神社(くにたまじんじゃ)
おおおっ!

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第三の寄道スポット、涼ケ岡八幡神社
またおおおおっ!

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さらに第四、熊野神社

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もうお腹いっぱいです。

そして本コースに戻ろうと、街を目指す。
この時、たいへんな?見落としが、、、

コースマップにもある鳥久さんの桜ケ丘店 食事処べこやで相馬牛メンチカツ定食。

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こういう町の定食屋さんって油が古かったりして臭いが気になったりするんだけども、このメンチカツは美味しい。
胃にももたれず、後半のエネルギーをがっちり充填することができた。

昼食後、本コースに戻り、相馬中村神社、中村神社と定番?を巡り、


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裏の小径を巡り、

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午前中に見落としてしまい大きく戻ることになってしまったけど、二宮尊徳の墓へ(どれも詳しくはググってください)

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そこでこの日はタイムアップ。

気がつけば、相馬をスタートしてまた相馬に戻るという、トレイルを進むどころか周回しただけの一歩も進んでいない行程となりました。

しかし、同行した人のGPSを見ると、こちらのほうが1.5km短く、30mも高低差が少ない。単にiphoneのGPS精度がProtreckより悪いだけの話なのだろうか、、、

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しかし、これまでに見たことのない景色、触れたことのない歴史、やはり歩くことで発見できることがたくさんあり、十分満喫することができた。
クルマ→自転車→徒歩 の順で目に入る情報量はどんどん増えていくのは当たり前のことだけど、改めて歩きの楽しさを実感。

日本初のナショナルトレイルとして整備された、みちのく潮風トレイル

ポテンシャルは高い。
また各市町村で独自に磨いていけば、まだまだ盛り上がることだろう。
でも、踏破したこともないDMOコンサルとかに、またお金が払われるんだろうなぁ。

そんな思いを抱きつつ、今回はコース的に史跡巡りのようになってしまったので、次は登山を挟んでからがいいかなぁ、と。

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