博識怖い。
こないだ書いた障がい者の方の告別式に参列してきました。
ぽっかりと心に穴が開いたような感じがしています。
と思ったでしょ?
実はとってもポジティブです笑
障がい者の方のお父さんが88歳なのですが、足が不自由なのですがとても博識なのです。
ずっと、気丈に振舞われていたお父さんも、出棺の際は人目もはばからず、障がい者の方の名前を呼び泣き続けていらっしゃいました。
結構、特殊な専門学校で活躍されて、紫綬褒章も授与されている方なので、自分は「先生」と呼ばせていただいているのですが、初めてみた取り乱し方でした。
告別式を終え、先生宅にご飯を食べている間、障がい者の方の思い出話になりました。
ところが、話がとんでもない方向に向かっていきます。
この先生、高齢の父親として高齢になった障がい者の娘のために今後どうしたらいいか、実在するある機関に手紙で相談されていました。
それは何枚にも及ぶ手紙でした。
その当時は、「あ~、まだ意見を聞きたいと言われて仕事されてるんだなぁ」くらいにしか思ってなかったのですが、ご飯を食べている間に話を聞いてビックリ。
「ダウン症関連の機関に、高齢になった障がい者の娘をどうしたらいいか意見を伺ったんじゃが、あそこはサークルしか進めん!!いったいどうなっておるんじゃ!!わしは、意見する。」
「先生、落ち込んでる場合じゃないですよ。論文たっぷり発表してやりましょう。」
「カズーイ君、あんたはホームページ作成の勉強しとるじゃろ!ダウン症患者と苦労されてる方のためのホームページを立ち上げなさい!!」
「イエッサー!!!」
となりました笑
この「先生」実は東大卒でバリバリの方でして、ある方面の古い機関紙などを読むとたくさん論文を発表されてる方なのです。
「あの機関は天下りばっかりじゃ。わしが正してみせる。」
と大はりきり。
おかげでノリノリで宿題を渡されてしまいましたよ笑
あ~、博識の88歳を敵に回すと怖い怖い。
目的達成まで、元気でいてくださいね。
お手伝いします。
わーわー言うとります
お時間です
さようなら
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