自分の行動を変えたアドバイス|ひらやま篇
たくさんの人からたくさんのアドバイスをもらって、今の自分があります。
言葉だけでは何も変わらないのですが、こころに刺さる言葉は行動を変えます。行動が変わると、少しずつ世界が変わります。
今回は自分の行動を変えてくれたアドバイスを一部ご紹介します。(もっとたくさんあるのですが、また後日追加したい。)
「お前の意見はどこにある?伝書鳩ならいらないぞ。意見を持て。」
シチュエーションまでよく覚えている、新卒で働き始めたばかりのときにもらった言葉です。
何もわからず社内とクライアントの板挟みになっていたとき、言われました。どんなに大変でも自分なりの意見がなければ、状況に流されてしまうばかりです。両者の間にいるからこそ、誰よりもよい理想を描けるチャンスがあります。
苦しくても自分なりの意見を持ち、少しでも物事を前に進める大切さを知りました。
「速さを1.5倍、質を1.5倍にすれば、パフォーマンスは2.25倍になるよ。」
とにかく仕事ができるようになりたくて、2倍のパフォーマンスを目指していたとき、言われた言葉です。
いきなり速度を2倍、質を2倍にするのはなかなか難しいように感じますが、それぞれを少しずつ色々な部分を改善することで結果的に2倍を超えることもできます。
発想次第で理想に近づきやすくなることを学びました。
「失敗してもいい。ただ同じ失敗は二度しないように。そうすれば積み上げていける。」
よく間違ってしまっていた新人のとき、もらった言葉です。
人は間違うものだから、初めてのミスはむしろ歓迎するものだと。それは学習のチャンスで、ミスを力に変えていければ自分の中で積み上がっていきます。
一発逆転の大成長よりも、小さな改善を複利で積み上げていくことが大切だと教えてくれました。いまでも大切にしています。
「意思決定はリスクをとること。間違ってもいいから決めるんだ。」
マネージャーになったばかりで意思決定に迷ってしまい自分の意見を言えないときにもらった言葉です。
何かを言うこと、意見を持つことには、常に間違う可能性が伴います。それがとても怖いことでした。堂々と自分の意見を言う先輩マネージャーは本当にすごいと思っていました。
いまにして思えば先輩マネージャーたちも正解を知っていたわけではなく、自分が信じる意見を言っていたことがわかります。
まず決めてみて、行動してみる。良いか悪いかは結果が教えてくれるので、そこまで悲観する必要もないと教えてくれました。
「マネージャーの役割は相手の人生に責任を持つことだ。ひとりひとりのこと、きちんと見てる?」
マネージャーになりたてで、色々なマネジメントの本を読んで勉強してもわからなくて悩んでいた頃、先輩から言われた言葉です。
どんなノウハウ本の言葉よりも、自分のこころに刺さりました。目の前にいるのはひとりの人で、その人の奥には普段一緒にしている仕事以外にも、人生が広がっていることに気づかせてくれました。
自分と同い年のメンバーもいれば、年上で子供が二人いるメンバーもいました。そのひとりひとりにきちんと向き合おうとしたら、本で学んだ画一的な技術ではなく、生身の人間としての人生を想像した上でのやり取りが必要になります。
「ひとりひとりに向き合う」という言葉の本当の意味を教えてくれました。
「これまでやってきたことは無駄にはならない。どこかでつながるよ、きっと。」
掲げてきた大きな目標に届かないとき、もらった言葉です。
目標達成できなくて自分の存在ごと否定してしまいたくなっていたのですが、やってきたことを通して「そのままでいいんだよ」と言ってもらえた気がしました。
いま正しいと信じることを積み重ねていけば、それらはきっとどこかでつながる。そう信じることで、明日もまた一歩を踏み出せる気がします。
「一人で抱えなくていい。みんなで背負おう。」
ついつい抱えがちな自分に仲間がくれた言葉です。
頭ではわかっていても直接言葉でもらえることは、体験としても重みがまったく違いました。うれしいなぁと思い、このメンバーのためにがんばりたいなぁと思えた瞬間でした。
誰かが抱えそうになったとき、自分が伝えたいと思い、大切にしています。
出会った言葉で、形作られる自分
今回noteを書きながら当時のことを振り返ってみて、本当にたくさんの言葉をもらっていることに改めて気づきました。
自分にできることはもらった言葉を自分なりに解釈して、他の人に伝えていくことくらいです。大切に言葉を選んで、目の前の人に合わせた言葉を伝えられる人でありたい。
#自分の行動を変えたアドバイス のタグで、みなさんのこころに刺さったアドバイスを聞いてみたいなぁと思う今日このごろです。
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TOP画像は、#cotree_advent_note_meetup のときの写真。教えている風の写真を探しましたw
最後まで読んでいただきありがとうございます。