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誰にも見られないとても個人的な空間としてのnote

真夜中、自分の奥底にある湖の前に佇む。そのには一つの音も存在しない。だれもいない。

noteを書くという行為は、本質的にはとても孤独で自己中心的な行為だと思う。

書きたいから書く
書かずにはいられないから書く
届けたいから書く

その想いを誤魔化してはいけない。

誰かのために
誰かに届けたいから
読んでくれる人がいるから

そんな言葉で取り繕ってはいけない。表面的な言葉の奥にはとても大きなエゴが潜んでいる。そのエゴから目を背けてはいけない。

noteを書くという行為を通して、透明な自分の部屋を作るのだと思う。誰も入ることができず、外の音は何も聞こえず、ただ自分の手触りと内側からの声に耳を澄ませる。そんな部屋をつくる。

その自己中心的な部屋は、世界のどこでも生み出すことができる。飛行機の中でも砂漠の中でもオーロラの真下でも。

誰にもとても個人的な空間が必要だ。人とつながりすぎてしまう今の時代だからこそ、自ら周りを遮断できる部屋が必要だ。

個人的な野望に、スキがひとつもつかないnoteを書いてみたいということがある。

そのnoteを書かれる内容は、いま届く人の想像の範疇を超えたnoteになっているはずだ。それくらい想像力の飛躍をさせていきたい。

心の湖から水を汲み上げる。静かに、丁寧に。静かな水辺から見上げる夜空には星が瞬いている。メリークリスマス。



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