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情報の真偽を見極めるヒント

毎日テレビやSNSから大量の情報が流れてきます。不安な気持ちを抱えながら膨大な情報の真偽を確かめのは、とても繊細な作業です。

自分や大切な人を守るためには、正しい情報を把握をして、正しくない情報を見極めなければいけません。

情報を選ぶために大切なことを探していたら、警視庁のホームページに「情報の真偽を見極めるヒント」が簡潔にまとまっていたので、自分自身の勉強を含めて、引用しながら整理してみました。



前提

インターネット上に流れる情報は、全て真実とは限らない

たとえ悪意がなかったとしても、発信する本人が正しいと思っていても、誤った情報が流れる可能性があります。必要以上に神経質になることは避けたいのですが、「自分がいま見聞きしている情報がもしかしたら間違っているかもしれない。」と意識することは、とても大切です。


不確かな情報を判断するヒント

以下のような書き方が含まれる場合には、注意して情報源を確認することが推奨されます。

1. 強調表現、不安をあおる表現や急がせる表現

その情報が本当であれば、事実のみを記載すれば十分です。しかしウソの情報は、強調表現や不安をあおる表現で信じ込ませ、急いで拡散させようとします。

自分が情報発信をするとき、必要以上に気持ちに訴えかけるような表現は控えていきたいです。


2. 生命や金銭に関わる内容

「無料だったサービスが来月から有料になる」「有料サービスが期間限定で無料になる」等、金銭に関わるものも悪用されやすいので、必ず情報源を確認しましょう。

上手すぎる話や通常では考えられないような破格な話には、よくよく気をつけたいです。


3. 情報源が記載されていない

リンク(情報源のURL)や根拠が記載されていない場合は、必ず自分で検索して情報源を確かめましょう。官公庁や企業に関するものであれば、公式ホームページや公式ブログ等を確認してください。

発信者が誰か、発信している情報元はどこか、情報元は信頼できる人や機関か、手間をかけてでも自分で確認することを徹底していきたいです。


4. 伝聞形式で書かれている

記載されている情報に、「らしい」「みたい」「だそうです」等の伝聞形式が含まれている場合も注意が必要です。「友人が」「知り合いが」「芸能人が」など情報源があいまいな場合は、当事者と直接話をしたり、公式ホームページを検索するなどして確認するようにしてください。

はっきりしない情報は拡散しない。あいまいな情報は公式サイトを確認する。シンプルだけど、重要なことを意識したいです。


5. 拡散を勧めている

拡散を勧める書き方には、大きく分けて、悪意によるものと善意によるものの2パターンがあります。どちらであっても、情報源を確かめ、無闇に拡散しないことが重要です。

善意による拡散の要求

「ペットショップがつぶれたので、もらってくれそうな人に広めてください」
「被害を未然に防ぐために、知り合い全員に共有してください」

悪意ある拡散の要求

「見てから○時間以内に×人に回さないと不幸になります」
「この情報を止めた人は特定され、襲われます(捕まります)」

意図的に拡散を推奨する言葉に、よく注意を払っていきたいです。


デマに含まれやすい表現の具体例

・強調表現:非常に、かなり、すごく、絶対、全て、必ず、重大な等
・不安をあおる表現:危険な、悪質な、大変な等
・急がせる表現:即、大至急等

必要以上に情報への注目度を集めようとする言葉は、まず疑ってかかるくらいでちょうどいいかもしれません。


参照・引用元

不確かな情報に惑わされないために 警視庁 - 東京都


まとめ

インターネット上に流れる情報は、全て真実とは限らない。
・気持ちが引っ張られてしまう情報に注意する。拡散しない。
・情報源がわからない情報に注意する。拡散しない。

自分が見聞きする情報や発信する情報に、いつもよりも少しだけ気を遣いながら日々を過ごしていきたいです。

このnoteが誰かの情報選びのヒントになり一人でも多くの人の不安を和らげることにつながることを、心から祈っています。


最後まで読んでいただきありがとうございます。