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良いnote

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個人的に、とても個人的に、いいな、と思ったnoteを集めるマガジン。
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2020年1月の記事一覧

デザインなんて知らない〜僕らの考えるモノの価値〜

2019年の7月頃。 東京工業大学の学生さんから、こんなメールをいただきました。 「うちの学生は機能と価格のみに価値を置きがちです。でも、御社が作り出す製品の価値は、それだけじゃない気がするんです。それは何なのか。それはどうすれば作り出せるのか。その点を東京工業大学でお話いただけませんか?」 せっかくの機会なので、僕たちアイドントノウと、僕たちがいつもお世話になっているお店アシストオンさんとで 価値についてお話させて頂くことにしました。 題して デザインなんて知ら

冒険家の存在意義とは何か?

冒険の意味?冒険や探検に対して、「意味」「価値」というものを付随させて考えることが多くある。 「そんなことやって何になるの?」 「今さら未知の場所なんてないでしょ。時代遅れ」 冒険や探検をしない人からしてみれば、あえて危険(に見える行為)を望んで行うことが理解できないため、きっとそこには特別な理由があるからに違いない、その理由とは何なんだろう?そこにどんな意味を持っているのだろう?という疑問が出てくるのだが、考えてもよく分からないので「意味ないじゃん」と切り捨てる。

cotree研究所を作りたい

cotree研究所を作りたい。 できれば、今年中には。 --- 私の勤め先であるcotreeは、オンラインでカウンセリングやコーチングを提供する会社だ。 私はWebエンジニアとして働いている。Webエンジニアといっても、単に言われたものを作っていればよい立場ではなく、どのような機能や仕組みがあれば、もっとユーザによい体験を届けられるか、ということも考えなければならない。そうすると、臨床的な知識や観点がどうしても必要になる。 だが、知識が足りない。 Webサイトを作る

グロースについての9つのPrinciple

こんにちは、Hikaru Kashidaです。 メルカリという会社で、主にサービスのグロースのためのデータ分析をしています。最近は、ピースオブケイクという会社でnote(あなたが今見ているこのサービスです!)というサービスのグロースのための顧問なんかもしています。 こちらに自己紹介などを書いているので、お前誰よって思った方は見てみていただけると幸いです。 さて、TL;DR ー 長いので先に結論を... 本文が長くなったので、5行でクイックに結論を書いておきます。 ・G

南極行ったらさすがに旅に満足をした話

 2019年から期限のない早足の旅を続け、ついに2020年1月に南極を訪問し大満足し「これで旅の生活に区切りをつけられるぜ!ウェーイ!」ってなって旅に区切りをつけた話です。  南極からアルゼンチンに戻ってきたその日に、どうしても記録に残したく記憶を総動員して書いていたら約2万字という学部の卒論レベルの文字数に達しました。多くのどうでもいいことは自分のために書いていますので、写真を中心にご笑覧ください。 ◇ 「宇宙よりも遠い場所」は、果てしなく遠かった。 南極への道のり。

サービス人生で後悔していること 「お客様の理想のパスタ」

サービスの現場にいて、後悔していることというのはたくさんあるんですが、あるお客様のことを思い出すたびにどうしてその期待に応えてあげられなかったのだろう、と思い出すエピソードが一つあります。 今回はそのお話です。 ある立ち上げから関わったお店の話。オープンから半年くらいですかね、ランチでいつもおひとりでいらしていた女性のお客様がいました。 二度目に来店された際に、ああ、あの方だ、と思いながら接客をしていたのですが、いつもパスタをすごく悩まれる方でした。その店のランチの一番軽

挑戦の技術

どうすれば行動できますか。どうすれば挑戦できますかという質問がよくあります。私はこのように考える人は、前提に挑戦や行動を仰々しいものだと捉えている可能性があると思います。資格を取るとか、留学するとか、起業するとか、そのような物をイメージしてるのではないでしょうか。 私は一歩目にそのような対象を選ぶのは賢くないと思います。うまくいかなくて挫折する可能性が高い。行動や挑戦も技術ですから、それを自分に覚えさせる必要があります。めんどくさいなど理由は幾つかあると思いますが、日本に多

仕事とは「勝てるフォーマット(型)づくり」であると定義する

20年間、メールマガジン書いています。 商売する上でも、ビジネスパーソンとして成果を出すためにも大切なのは「勝てるフォーマット(型)づくり」です。 「これをやったら必ず勝てる(=結果が出る、成果を出せる)」というフォーマットを一旦、完成させられれば、極端な話、あとは「おんなじことをやるだけで安定的に成果を出し続けられる」ようになるわけです。 そんなフォーマットを作るための活動こそが「本当の仕事」です。 と言ったのは、豊田自動織機製作所(現豊田自動織機)、トヨタ自動車工

クラファン(Makuake)に挑戦してみて感じたこと~ブランドとファンの関係性について

今回、はじめてクラウドファンディング(Makuake)に挑戦してみました。木村石鹸では初となるヘアケア分野、シャンプー&コンディショナーの「12/JU-NI」という商品です。 とはいっても、資金を集めて、それで何かのプロジェクトにあてたり、商品開発したり、というものではなく、今回は所謂「予約販売」に近いものです。なので、厳密には、それってクラウドファンディングなの?と疑問に思うところもあったりしたのですが、物は試しということで、チャレンジしてみたわけです。 で、分かったの