マガジンのカバー画像

100スキを超えたnoteたち

69
100スキを超えたよく読まれているnoteたちをまとめています。
運営しているクリエイター

#コラム

いいことを書こうとしない。

書くことを難しくするのは、いいことを書こうとする気持ちだ。 結果にコミットしはじめると、すぐに息苦しくなる。書く時間は手段になり、費用対効果を求め出す。 文章の印象は、書き手だけでは決まらない。読み手がいて文章は完成する。仮に美しくない文章を書いてしまったとしても、それは書き手の人格とはなんら関係ない。 書きたいなら書けばいいし、書きたくないなら書かなければいい。自分の気持ちを理解することは難しいけど、大切なことだ。 上手な文章を書くには技術がいる。だけど書きはじめる

なんでもない休日、note再開を直感した朝。

朝起きて、天井を見る。 立ち上がり、カーテンを開ける。 日の光を浴びて、目が覚める。 机の上にある水を飲む。 ぼさぼさの髪を少し整える。 いつもの服を身に纏う。 バックを背負い、忘れ物を確認して、 電気を消して鍵を掛けて、部屋を出る。 天気が良いと、階段を降りる足が軽い。 お目当てのカフェに行く途中、 普段は通らない横道に入ってみる。 大通りとは違った趣だった。 見慣れないお店を横目に、 少しだけわくわながらカフェに向かう。 カフェに行こうと思いついたときから、 なん

何もしない「よはく」のススメ

「最後に何の予定も心配事もなく、土日を過ごしたのはいつだろう?」 そんなことを思い出せないくらい猛烈に働いていた時期がありました。成果のために自分の健康や気持ちを犠牲にする働き方は、ある場面では大切だけど、またやろうとは思えない自分がいます。 自分の意識、無意識とは関係なく、体と心に無理をさせ続ける生活はいつか必ず限界をむかえてしまうから。 景色の美しさを感じられる幸せ美しい景色を眺めていられれば生きていける、と思えるくらい景色を見ることがすきです。 ただ、どれだけす

noteを書くとき、大切にしている7つのこと

書いたnoteは50記事を超え、cotree社内slackに「平山」と打つと「noteやろう」というbotが爆誕したり、周りにnoteを薦め過ぎて社内やフォロワーの方から「非公式noteアンバサダーで表彰された方がいいよね」と言われるようになった、今日このごろ。 noteの書き方を聞かれることも多くなってきたので、noteを書くときに個人的に大切にしていることをまとめてみた。 書けない日を受け入れる書けるとき、書けないときの差は大きい。1時間で2本書ける時もあれば、2時間

苦手な人との付き合い方

どうしても苦手でうまく付き合えない人がいます。 ひとえの自分の器が小さいせいのような気もするのですが、「人と人の相性って、あるよなぁ」と思い、難しい気持ちになります。 苦手だと思いがちな人と、その人への接し方について、書いてみました。 1. 「なんで笑ってるの」と言う人苦手な理由自分はよく笑うんですよね。大したことないことでも大きい声で笑ってしまいます。 無意識の癖なので、すぐにはなんとかすることができないのですが、笑うことが気になる人に指摘されたことがあって、ちょっ

何者でもない時、自分らしくなる

最近、「話を聞くのが上手いですよね」と言われることが何度かあった。 得意かどうかはわからないけれど、人の話を聞くのはすきだ。自分が知らない価値観や世界を知ることが、とてもすきだ。 無意識に何者かになろうとする時話を聞く中でたまに感じているのは、その人の「何者かになろうとしている感」である。大抵の場合、その願いはぼんやりしていて、自分以外の人や環境からの要請に動かされている。 会社から求められててさ。 このままじゃだめだと思ってて。 もう少し頑張らなきゃいけないんだ。

自分探しの旅に出たら、自分と世界の捉え方が変わった話。

2018年1月から4月、ふらふらと海外を放浪したときがあった。今振り返れば「自分探しの旅」という名前をつけられるけれど、当時はただただ、生きることに必死だった。 何者かに、なりたかった旅に出る前の自分は、自分のことが嫌いで、とにもかくにも、変わりたかった。 どれだけ挑戦しても成長しても満たされることがない渇望。できることはどんどん増えていくけど、やりたいことは一向にわからない不安。 今の自分を嫌いになることは、自分の土台そのものを否定してしまうことにつながり、あらゆる状

「サボらず休めよ。」心と体のメンテナンス|ひらやま篇

「えっ、休んでないんですか?サボらないでもらっていいですか。」 「お前、最近休むことをサボってるんじゃないか?しっかりしてくれ。」 こんなセリフ、聞いたことがあるだろうか。ちなみにぼくはない。 まるで仕事をするかのように休む、ということがあっていいと思う。日々前に進む、日常を維持するための活動をするのと同じくらい、何もしないこと、休むことも頑張った方が、良いバランスだと思う。 人が休むためにしていること、心と体をメンテナンスするためにしていることを明らかにしていく「サボ