- 運営しているクリエイター
#エッセイ
31歳、いま思うこと
ぼくは、自分が何を美しいと感じるのか、自らの手は美しいものを生み出せるのか、それらが知りたくて、さまざなことを考えたり感じたり試したりしている。
下書きした文章があったけど、どうもしっくりこないので、全部消して一から書き直している。この文章は使われないかもしれないけど、それでもここに書かれていることが、おもしろいと思う。残り続けるかもしれないし、消えるかもしれない。複数の可能性が可能性のまま共存
一人でも大丈夫、二人ならもっと大丈夫
「わたしのためにそこまでしてくれて、ごめん」
その言葉を聞いたとき、「あぁ、それは違うんだ」と思った。なぜなら、ぼくがきみのためにできることなんて、ほとんどないからだ。
きみのことを想像しながら自分にできることを考えても、考えたことをやるかどうかは、最終的にぼく次第なんだ。自覚のあるなし関わらず、ぼくがやることは、ぼくが選んだことになる。
どれだけきみのことを思っても、ぼくは自分に嘘をつかな
大切なものは失ってからしか気づけない
寒い日が続いても気づけば冬が終わるように、暑い日が続いても気づけば夏が終わるように、大切なものは失ってからしか気づけない。
*
SNSを通してたくさんの人に出会った。noteでもTwitterでも数え切れないほどの人たちと連絡をとり、会って話した。誰かの怒りに触れたり誰かの傷つきをみたりしたけど、それらは大したことではなかった。
最も悲しいことは、仲が良かった人と唐突に連絡が取れなくなること
自分の機嫌は、自分で取りたい。
あぁ、ぼくには、きみを救えないんだね。
そう直感することが、まれにある。
もとから自分が誰かを救えるなんて思っていたわけではない。自分が無力な存在であると卑下していたわけでもない。ただ自分と相手の間で、何かが決定的に分かれてしまったような感覚が自分の中に残ることがある。
*
人には、それぞれの正義がある。SNSを通して、自分に近い価値観の人と簡単に出会えることはすばらしいけど、その簡単さは