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旅する雑記帳

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日々思ったことを。
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#言葉

自分の機嫌は、自分で取りたい。

自分の機嫌は、自分で取りたい。

あぁ、ぼくには、きみを救えないんだね。

そう直感することが、まれにある。

もとから自分が誰かを救えるなんて思っていたわけではない。自分が無力な存在であると卑下していたわけでもない。ただ自分と相手の間で、何かが決定的に分かれてしまったような感覚が自分の中に残ることがある。



人には、それぞれの正義がある。SNSを通して、自分に近い価値観の人と簡単に出会えることはすばらしいけど、その簡単さは

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自分を救う文章は、誰かを救う

自分を救う文章は、誰かを救う

美しい言葉はいらない。強い言葉もいらない。

ただ、自分のための文章を書けばいい。自分の悩みを整理する文章は、似た悩みを持つ誰かの助けになるから。

何かの役に立たなくていい。世界を救わなくていい。自分が知りたいこと、やりたいことに必要な文章を書けばいい。自分のための文章は、誰かのための文章になるから。

自分を救う文章は、誰かを救う。自分のために書くことは、誰かのために書くことにつながっている。

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言葉を紡ぐときに零れ落ちるものを見たいから、言葉を紡ぐという矛盾

言葉を紡ぐときに零れ落ちるものを見たいから、言葉を紡ぐという矛盾

喉まで出かかったことを、しまう。
文章を書いた紙を、くしゃくしゃにする。



言葉で表現できることはとても限定的だ。

日本語で書く以上、日本的な表現から抜け出ることができない。他の言語でも同じことが起こるだろう。

他人のnoteを読むときに意識することがある。

どんな想いで文字を綴っているのか。
その人の生き方がどんなものか。
一連のnoteの流れはどんなものか。

文章と文章の間、no

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あなたに語ってほしいのは、呪いではなく、救いの言葉だ。

あなたに語ってほしいのは、呪いではなく、救いの言葉だ。

言葉や語り方は、その人の人柄を反映するものだと思っています。また人からもらう言葉や人に語る言葉には、救いと呪いの両側面があると、常々感じています。

「前向き」という言葉への違和感「ひらやまさんって、前向きですよね」

ということをよく言われます。

たしかによく笑うし楽しいことはすきで未来を信じているから、比較的前向きなのかもしれません。noteやTwitterでの発信や表現をみてもらうと、確か

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苦しいとき、自分にかける7つの言葉

苦しいとき、自分にかける7つの言葉

どうにもできない困難を抱えたり色々溜まってくるとストレスを感じるときがある。

最終的にはなんとかなることがほとんどだけど、その過程には苦しさがある。

そんなときに自分で自分にかけている言葉があったから、整理してみた。

「そんなときもある。だめでもいい。」あらゆることには、良いときと悪いときがある。同じものを見ても良いと思ったり悪いと思ったりする。良い悪いは表裏一体でどちらも存在することが健全

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片思いへの処方箋。想いと言葉と行動と。

片思いへの処方箋。想いと言葉と行動と。

中学生のころ、片思いしている女の子がいた。

すきだから、きらいになりそう。
楽しいから、苦しい。
うれしいから、こわい。

矛盾した感情をたくさん抱えていた。いま思えば「若いなぁ」と思えるから自分は成長しているのだと感じつつ「当時はどうにもできなかったなぁ」とも感じ、懐かしい気持ちになる。



強い想いは、重い言葉になる強い共感や唐突な出来事があると、自分の中に想いが溢れる。想いは自分の意思

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伝わる涙。流れる言葉。突き動かされる情熱。

伝わる涙。流れる言葉。突き動かされる情熱。

日々の忙しさの中で、大事なものを守ることは難しいのかもしれない。涙を流しながら、言葉を探す時間があってもいい。



色々なしがらみがあり、時間が奪われる。個人と会社とのズレに悩む。前から同じことを繰り返している気がする。

通り過ぎてゆく想いがある。
叶えられなかった願いがある。
聞くことができなかった祈りがある。

悲しいでもなく、悔しいでもなく、
泣いてしまうときがある。

伝わる涙ただは

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