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旅する雑記帳

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日々思ったことを。
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#人生

これからの「生き方」の話をしよう

これからの「生き方」の話をしよう

ずっと前から「生き方」というものに興味がありました。

高校生のときから答えのない問いをずっと考えていて、「どんな風に生きたいか」と聞かれたら、「明日死んでもいいように生きたい」と答えられるようになりたいと思っていました。

自分は当時その言葉の意味を以下のように捉えていました。

でも最近になって、「違う意味なのかもしれない」と思うようになりました。

その言葉の意味は、もっと生々しくて、不完全

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日本最南端と北極圏に呼ばれた話

日本最南端と北極圏に呼ばれた話

日々忙しく過ごしていると、自分の中の声が聞こえなくなることがある。他人からの期待に応えて続けていると、自分の中の声に耳を塞いでしまうことがある。

日本有人島最南端の沖縄・波照間島

石垣島から高速船で一時間。けっして広くはない土地に少しのゲストハウスと飲食店。さとうきび畑と製糖工場。数百人の島民とヤギ。素朴な原風景をそのままに残す波照間島。

三年前に行ったきり、すっかり虜になってしまった。初め

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自分で自分に許可をあげるということ

自分で自分に許可をあげるということ

小さい頃から「旅をするように生きたい」と思っていました。

小学生のとき、七夕の短冊に「冒険家になりたい」と書いてしまうくらい、好奇心が強く、ここではないどこかへの冒険や探検がすきでした。

最近、旅をするように生活しています。最近ふとしたきっかけがあり、東京を旅するように、転々と泊まる場所を変えています。先週は清澄白河に、先々週は三軒茶屋にいました。

いつもと違う場所で、いつもと違うことを考え

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ぎらりと光るダイヤのような「本当に生きた日」

ぎらりと光るダイヤのような「本当に生きた日」

「ずっと前から、同じことを繰り返してる気がする。」

体調崩して休職していたとき、過去やったことを振り返って、そう感じました。

ストレッチな目標に向かって、自分を犠牲にしながら、できないことをできるようにしていく。常に不全感を抱えながらも全力で走り続ける。やれることしかない、やればできると思い込む。

一番忙しい日々はそんな毎日でした。



休職期間という初めての長い休みの中で、目の前の景色

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自分が変わることでしか、伝えられない想いがある

自分が変わることでしか、伝えられない想いがある

小さい頃、へとへとになるまで遊んだ後、家のドアを空けて大きな声で「ただいま!」と叫ぶ。

玄関を開けると晩ごはんのいい匂いがしていて、奥から「おかえり」と声がする。

毎日を慌ただしく過ごしていると、そんな昔の他愛のない瞬間がとても愛しく思える。

大好きな場所に、「ただいま」を

沖縄、奄美大島、アラスカ、ハワイ、メルボルン。いつでも帰りたい大好きな場所があります。

誰かの期待に応えるわけでも

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悲しみは人をやさしくする

悲しみは人をやさしくする

普段感じていた「悲しみ」についてツイートしてみたら、思ったより多くの反響をいただいたので、もう少し深掘りしてみました。

悲しみとは悲しみは、大切なものや愛するものが失ったときに感じると思っていましたが、定義としてもそうみたいで。

ただ、無力感、挫折感だけではなく、愛しむ、大切にする、といったニュアンスも含まれているように感じます。

悲しみを感じて、受け入れる悲しみを堪えようとするとき、怒りや

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