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旅する雑記帳

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2020年3月の記事一覧

情報の真偽を見極めるヒント

情報の真偽を見極めるヒント

毎日テレビやSNSから大量の情報が流れてきます。不安な気持ちを抱えながら膨大な情報の真偽を確かめのは、とても繊細な作業です。

自分や大切な人を守るためには、正しい情報を把握をして、正しくない情報を見極めなければいけません。

情報を選ぶために大切なことを探していたら、警視庁のホームページに「情報の真偽を見極めるヒント」が簡潔にまとまっていたので、自分自身の勉強を含めて、引用しながら整理してみまし

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過去を「失敗だった」と言えること。

過去を「失敗だった」と言えること。

自分の行動を決めるとき、cotreeの戦略を考えるとき、チームの進み方を決めるとき、ごくまれに思うことがある。

間違えちゃいけない。

そう思うときは、無意識のうちに未来を自分の中で勝手に正解に当てはめようとしている。だけど現実は複雑だから、描いた正解通りになることはほとんどない。

正解を探している自分に気づいたときは、間違えることを織り込んで目の前の人と状況をよくみるように言い聞かせる。その

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人は、簡単には変わらない。

人は、簡単には変わらない。

「人は、簡単には変わらない。」

何者かになりたがっていた過去の自分に伝えたい言葉だ。とにかく成長したがっていた自分に伝えたい言葉だ。

自分探しの旅をしたり個性を際立たせたり反逆や抵抗に憧れたり。色々やってみて思うことはいつもシンプルだ。

徹頭徹尾、自分は自分でしかない。すべて投げ出しても最後まで残るのが、個性なんだろう。

そう思うようになって気が楽になった。何者かにならなくても、いつも自分

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目の前の不安をよくみると、大切なことを思い出す。

目の前の不安をよくみると、大切なことを思い出す。

不安は人を急がせる。どんな人でも不安定な状態のままではいたくないから、早く不安を取り除きたいものだ。

お金が足りない。稼ごう。
頼れる人がいない。早くみつけたい。
職がない。どこかの会社に入りたい。

ただそんなにうまい話は転がっていないもので、素早く簡単にリスクなくすばらしい選択をできることはごくまれだ。焦った決断には、スピードと何かがトレードオフされている。

小さい不安なら目をつぶれるだろ

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いいことを書こうとしない。

いいことを書こうとしない。

書くことを難しくするのは、いいことを書こうとする気持ちだ。

結果にコミットしはじめると、すぐに息苦しくなる。書く時間は手段になり、費用対効果を求め出す。

文章の印象は、書き手だけでは決まらない。読み手がいて文章は完成する。仮に美しくない文章を書いてしまったとしても、それは書き手の人格とはなんら関係ない。

書きたいなら書けばいいし、書きたくないなら書かなければいい。自分の気持ちを理解することは

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治るって、なんだろう。

治るって、なんだろう。

何度か相談をもらったことがあります。

最近、精神的な病気に関する診断を受けました。この不安な気持ちがなくなることはあるでしょうか。

もちろん自分は医療的な資格を持っていないので、専門的な立場には立てません。そういう相談をもらったときには、基本的には肯定も否定もせず、ドライかもしれませんが、ある一定の線を引きながら話を聞きます。

相談をもらうたびに、自分が体調を崩したときのことを思い出します。

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あなたの持つ強さを、丁寧に取り扱ってほしい。

あなたの持つ強さを、丁寧に取り扱ってほしい。

「強い」という言葉が似合う人がいる。

揺れることなく自分の道をまっすぐに歩けるような凛とした強さは、憧れの対象になりやすい。

でもどんなに強く自立している人でも、ふと揺らぐときがある。思わず弱るときがある。

君は自立しているから、手は貸さないよ

そんな心ない言葉に出会ってしまうと、たまったもんじゃない。普段がんばっている人ほど、人知れず深い傷を負うだろう。

支えたい気持ちに、細心の注意を

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道端のベンチに座りたい

道端のベンチに座りたい

道端のベンチに座っている。

何者でもなくなりたいときがある。自分が悪者になってしまったような気分のときだ。そんなときは誰にも会いたくない。自分の顔が酷く歪んでいるから。

伸ばされてた手を掴めないときがある。自分の力ではどうしようもないことが多すぎる。普段は「なんとかなるさ」と楽観的だけど、そんな気分にもなれないときがある。

目の前で起きている現実は、圧倒的な情報量を持って自らに問いかけてくる

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自分にできるのは、自分の人生を生きることだけ。

自分にできるのは、自分の人生を生きることだけ。

「昔のことを大切にしてくれるのはうれしいけど、昔があるから一緒にいるわけじゃないよ。」

はっとした言葉だった。無意識に人からもらった恩は返さなければいけないと思っていたから。その恩返しの気持ちはただの自己満足で、相手が少しも望んでいなかったことをその言葉で知った。

「これから一緒にどんなことしたいの?そこが大事だと思うよ。」

ぐぅの音も出なかった。ドライかもしれないけれど、誠実にも感じられた

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