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旅する雑記帳

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日々思ったことを。
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2019年3月の記事一覧

夜は長い。できない自分を愛したい。

夜は長い。できない自分を愛したい。

「自分って全然だめだな」

そう思うときがある。

そのときは決まって、スイッチのオンオフを切り替えたように唐突に、明快に、訪れる。

人間だから完璧にはなれないのだけど、それでも自分のことを嫌悪してしまうときがある。

眠れない夜がある「眠れるって、いいよね」というnoteを書いてしまうくらい睡眠は大切だと思っています。ただ、どうしても、眠れない夜があります。

自分の中で言語化できない不安が溜

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あなたに出会えて知った心は、愛。

あなたに出会えて知った心は、愛。

cotreeインターン卒業生の板野さんに誘われて彼女が企画したアコースティックライブに行ってきました。

会場はとても雰囲気の良いカレー屋さんで美味いカレーとビールを飲みながらすてきな音楽を聞いて、とても幸福な時間でした。



彼女の出番になったとき「今日のために書いた曲がある。cotreeでの経験があったから書くことができた。」と言ってくれて。

彼女が初めて書きあげた曲。自分が書いた曲を初

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伝わる涙。流れる言葉。突き動かされる情熱。

伝わる涙。流れる言葉。突き動かされる情熱。

日々の忙しさの中で、大事なものを守ることは難しいのかもしれない。涙を流しながら、言葉を探す時間があってもいい。



色々なしがらみがあり、時間が奪われる。個人と会社とのズレに悩む。前から同じことを繰り返している気がする。

通り過ぎてゆく想いがある。
叶えられなかった願いがある。
聞くことができなかった祈りがある。

悲しいでもなく、悔しいでもなく、
泣いてしまうときがある。

伝わる涙ただは

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日本最南端と北極圏に呼ばれた話

日本最南端と北極圏に呼ばれた話

日々忙しく過ごしていると、自分の中の声が聞こえなくなることがある。他人からの期待に応えて続けていると、自分の中の声に耳を塞いでしまうことがある。

日本有人島最南端の沖縄・波照間島

石垣島から高速船で一時間。けっして広くはない土地に少しのゲストハウスと飲食店。さとうきび畑と製糖工場。数百人の島民とヤギ。素朴な原風景をそのままに残す波照間島。

三年前に行ったきり、すっかり虜になってしまった。初め

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ただ「聴く」ことの妙技

ただ「聴く」ことの妙技

「聴く」という言葉がすきです。耳を澄ませるという姿勢を表している気がする。言葉を選ぶこともすきです。「伝える」ではなく「伝わる」言葉を用いたい。

コミュニケーションをしていく上では、聴くこと、知ることから始めて、ありのままの自分でありのままの言葉を語ることが大切なんだと思います。



一方通行なコミュニケーションの弊害相手を論破することは心地よい側面があることを知っている。競争や比較が重要視

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自分が変わることでしか、伝えられない想いがある

自分が変わることでしか、伝えられない想いがある

小さい頃、へとへとになるまで遊んだ後、家のドアを空けて大きな声で「ただいま!」と叫ぶ。

玄関を開けると晩ごはんのいい匂いがしていて、奥から「おかえり」と声がする。

毎日を慌ただしく過ごしていると、そんな昔の他愛のない瞬間がとても愛しく思える。

大好きな場所に、「ただいま」を

沖縄、奄美大島、アラスカ、ハワイ、メルボルン。いつでも帰りたい大好きな場所があります。

誰かの期待に応えるわけでも

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悲しみは人をやさしくする

悲しみは人をやさしくする

普段感じていた「悲しみ」についてツイートしてみたら、思ったより多くの反響をいただいたので、もう少し深掘りしてみました。

悲しみとは悲しみは、大切なものや愛するものが失ったときに感じると思っていましたが、定義としてもそうみたいで。

ただ、無力感、挫折感だけではなく、愛しむ、大切にする、といったニュアンスも含まれているように感じます。

悲しみを感じて、受け入れる悲しみを堪えようとするとき、怒りや

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気づいたら、カレー20人分のじゃがいもの皮を剥いていた話

気づいたら、カレー20人分のじゃがいもの皮を剥いていた話

社内の勉強会の準備でカレーを作るために、じゃがいもの皮を剥きました。

20人分のカレーをつくる予定で、メインで料理をしてくれる人一人だと大変そうだからお手伝いをすることに。

気づいたら、20人分のじゃがいもの皮を剥いてたいざ、じゃがいもに対峙したとき、ただなんとなくやるのは楽しくないから「できるだけ工夫しながらやれたらいいなぁ」と思いました。

普段あまり自炊をしないので、ピーラーを持つのもか

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