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芽キャベツ粥のレシピ( 風邪予防、免疫力強化、胃痛の緩和に )

あたらしい芽キャベツ粥に出会いました。
以下の記事をぜひご覧ください!(2023/01/16追記)





コロンとかわいいビタミン爆弾「芽キャベツ粥」

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生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。

干し椎茸で作る場合、30分ほど水で戻したあと、調理自体が50分〜1時間ほどかかります。ただ、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。

記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!

【 材料 】(2人前)

 ▶︎ 生米    ・・・1/2合
 ▶︎ 水     ・・・700ml
 ▶︎ 干し椎茸*  ・・・ふたつまみ
 ▶︎ 芽キャベツ ・・・6〜10個
 ▶︎ 塩     ・・・小さじ1/3

*干し椎茸は安価で使いやすい、スライスの干し椎茸を使用しました。
干し椎茸の代わりに、顆粒の和風だし(小さじ1)でもOKです◎

【 レシピ 】

①干し椎茸を30分ほど水につけておく。厚手の鍋によく研いだ米、干し椎茸を戻した水を入れる。このとき水が700mlになるように調節する。

②フタをせずに、鍋を中火にかける。芽キャベツの下ごしらえをする。傷んだ葉をとり、お尻を薄くスライスして、十字の切り込みを入れる。

③お鍋の白い泡がふつふつとしてきたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。芽キャベツをお鍋に入れて、弱火に30分かける。

④アクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして10分蒸らす。器に盛りつけたら、完成!

【 つくりかた (写真つき)】

ここからは写真とともに詳しい作り方を解説いたします!

①準備

レシピ01

ふたつまみほどの干し椎茸を30分以上水につけておきます
干し椎茸はお湯やぬるま湯で戻してしまうと大切な栄養素が失われてしまいます。必ず冷水で戻します。

椎茸がやわらかくなったら、おかゆを作っていきます!

水がにごらなくなるまで、お米(半合)をていねいに研ぎます
焦げ付きにくい厚手のお鍋に、生米、干し椎茸、干し椎茸の戻し汁を入れます。このとき水が700mlになるように調節をします。

お鍋は土鍋でもOKです!大きめのお鍋の方が吹きこぼれにくいので、十分な大きさのある土鍋をご用意ください。また、雪平鍋など薄手のものは焦げ付きやすくなるので、全体的に火加減を弱めにしてください。

②中火

レシピ02

用意ができたら、お鍋を中火にかけます。このときフタはしません
中火は、炎の先端がちょうど鍋底につくくらいの強さです。しっかりと鍋の中心と火の中心を合わせることで、焦げ付きや加熱のムラを防ぐことができます。

お鍋の様子をちらちら見守りながら、具材の用意をしていきます。

芽キャベツの外側の傷んだ葉をやさしくむきます
お尻の変色した部分を薄くスライスして、十字の切り込みを入れます
切り込みを入れることで、火の通りがよくなります。

③弱火

レシピ03

表面の白い泡がポコポコとし始めたら、おたまで混ぜます
鍋底に米粒が張りついているので、おたまではがすようにそ〜っとていねいに混ぜます。

芽キャベツをお鍋に入れます。
吹きこぼれを防止するためにフタに菜箸をはさんだ状態で、30分間弱火にかけます

写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫です。忘れないようにタイマーをセットしておきましょう。

④仕上

レシピ04

30分弱火にかけたら、お塩(小さじ1/3〜1/2)を入れて全体を混ぜて、火を止めます
全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。

さらに10分間、フタをして蒸らします
すでに食べられる状態ではありますが、しっかり蒸らし時間を確保することで、よりふっくらとしたおかゆに仕上がります。

蒸らしが完了したら、器に盛りつけて完成です

コロンコロン!芽キャベツがかわいい〜!

香りはキャベツ、味も一瞬キャベツ、でも食感はホクホク…そして苦味がほろり。

芽キャベツの個性がぐっと引き立ちます。ああ、おいしい〜…

芽キャベツはキャベツの芽ではない

芽キャベツは子持甘藍(こもちかんらん)とも呼ばれる、西欧発のお野菜です。

整腸薬の商品名でもおなじみの胃腸の調子を整える「キャベジン」ことビタミンU、豊富な食物繊維などが、芽キャベツにもたっぷり含まれています。

それどころか、ほとんどの栄養素がキャベツよりも芽キャベツのほうが豊富に含まれているのだとか!すごいですね〜。

それは、芽キャベツが成長する栄養成分を蓄えているから……ではありません。

キャベツと芽キャベツは、全く別の品種。

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芽キャベツは、成長してもあのキャベツにはなりません。

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芽キャベツくんたら、こんな不思議な形に実をつけるんですね〜。

キャベツとは同じカテゴリに属するので、味が似てはいますが、芽キャベツは加熱が必須。

とくに内側の方は苦味が強いので、ふつうのキャベツのように生で食べることはできません。

苦味を出さないために、シチューやコンソメをしっかり効かせたポトフなど、味の濃い目のお料理に使われることが多いようですが、私はこの苦味がけっこう好きです。

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山菜系の味や、春菊などがお好きな方なら、「芽キャベツ粥」きっとお好きだと思います。

苦味も旨味。ほろ苦のおいしさ、ぜひお試しください!


今日も長〜いレシピを読んでくださってありがとうございました。
明日もおいしいおかゆを作ります。ごちそうさまでした!


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