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生米からつくるおかゆのレシピ

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生米からつくるおかゆのレシピ記事をまとめました。
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2021年4月の記事一覧

生米からつくる「鶏ひき肉粥」のレシピ

鶏団子のおかゆもおいしいけれど、同じくらいおいしくて、10倍くらいラクなおかゆです。鶏ひき肉を手で崩しながらボロボロお鍋に入れる、その名も「鶏ひき肉粥」(そのまんま)。 このおかゆに使うひき肉は、たった100g。 スーパーで売っている一番小さなパックです。こんなに少量のひき肉でも肉を食べた感がちゃんとある、豪華なおかゆになるのです! 鶏肉、生姜ともに胃腸を温めてくれる作用があるので、たとえば緊張で胃がキリキリする日、冷たいものを食べ過ぎてしまった日、食欲が出ない日などに

生米からつくる「ビーツ粥」のレシピ

「ビーツってどんなお野菜……?」と思う方にこそおすすめです!おかゆにすると、食材の味や香りが引き立つので、ビーツがどんなお野菜か特徴をつかめるのです。 きっと「な〜んだ、思ったより使いやすいじゃん」と思うはず。見た目以外のことをいえば、素朴系に分類される味や食感なのです。 ビーツ(ビート)はロシア料理のボルシチに欠かせない根菜です。 なんせお料理を真っ赤に染めるので、強烈な味や、はたまたトマトのような風味を想像しますが、ぜ〜んぜん違います。赤カブとも全然違います。 穀

生米からつくる「鶏おろし粥」のレシピ

ポン酢とおかゆって合う!鶏肉のおかゆに大根おろしをどっさりと乗せた、さっぱり食べやす〜いおかゆをご紹介します。 温かいおかゆと冷たい大根おろしの口当たりのメリハリ、そして優しいお味の鶏肉のおかゆとキリッとした酸味のポン酢で味の濃淡があるので、一口ごとにリズムがあって、次の一口をどんどん誘われちゃうのです〜…! ぜひチャレンジしていただきたいが「自家製ポン酢」!ポン酢って、醤油・酢・みりん・レモン汁のブレンドですぐにできちゃうんですよ。お家でいつも使っている調味料から作った

生米からつくる「芹まいたけ粥」のレシピ

せりのシャキシャキ、まいたけのコリコリにうきうき。味よし、香り良し、食感良しの、隙なしのおかゆをご紹介します。 せりとまいたけは本当に相性が良いです〜。おひたし、鍋(きりたんぽ鍋!)、お吸い物。もちろん、おかゆにしてもとってもおいしいです。 思い切って出汁を使わずに、具材から出る旨味をを堪能しました。特にまいたけは旨味が強いので、お出汁なしでもじゅうぶんおいしいです。香りもダイレクトにたのしめます。 春は、冬の間に落ちてしまった代謝を取り戻したい季節。どよ〜ん、もよ〜ん

生米からつくる「まるごとにんじん粥」のレシピ

わたしはこのおかゆで、夢をふたつも叶えました。 ・ステーキやハンバーグの隅っこにちょこんといる、甘くて宝物のようなにんじん(にんじんグラッセ)を大量に食べたい! ・にんじんグラッセを作るときにでる煮汁も食べたい! ……という、わたしの夢(食い意地)から生まれた「まるごとにんじん粥」。こんなにおいしい出会いになるとは驚きでした。 弱火でコトコト煮込んだにんじんから、ぐぐっと甘みが引き出され、お砂糖は使っていないのにあま〜いのです。しかも、にんじんから溢れた旨味もお米がぎゅ

生米からつくる「ミント粥」のレシピ

うわ〜…こりゃまた際どいおかゆを……と、思いますよね〜。わたしも思いました。笑 でも、ミントのおかゆはわたしのオリジナルではなくて、中国で「薄荷粥」として親しまれている定番の品。中国の方は風邪をひいた時や、夏にいただくのだそうです。もち米を使ってとろりと仕上げるのが特徴です。 温かいのに、す〜っとひんやりした心地もして、不思議な感じです。さっぱりすっきり、鼻が通るし、頭がシャンとするし、ノドの不快感にもばっちりです。食べた後に口がもたつかないのも◎ 風味は豊かですが、味

生米からつくる「みょうが粥」のレシピ

シャキシャキとしたみょうがの食感をたのしむおかゆを作りました! 「みょうが粥」と名付けたものの、実はおかゆにみょうがをのせただけ。 みょうがは生でシャキシャキといただくのが一番おいしいですよね〜…! ポイントは、最後にぐるっとかけたごま油。 「ごま油×おかゆ」、「ごま油×みょうが」、どちらも黄金コンビだからでしょうね、ごま油がおかゆとみょうがをいい感じにつないでくれました。 みょうがには血行促進作用・解毒作用があるため、口内炎対策に効果的です。さらに、身体を温めてくれる

生米からつくる「バターコーン粥」のレシピ

HAPPY感が満点のおかゆをご紹介します! バターコーン…?子ども向けのおかゆ……?と思うかもしれませんが……コーンとバターの甘い香りに包まれて、コーンのプチっと感を楽しんで、だんだんバターがとろけていくだなんて、大人だってニッコニコになっちゃいます〜! ポイントは、ローリエを入れておかゆを炊くこと。 コンソメを入れたくなる場面ですが、コンソメを入れると途端に味がのっぺりと単調になって、どんどん味が濃い方に向かってしまいます。コーンの甘みをたのしむために、自然な風味づけ