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生米からつくるおかゆのレシピ

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生米からつくるおかゆのレシピ記事をまとめました。
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2021年3月の記事一覧

生米からつくる「スパイス紅茶」のレシピ

このおかゆ、流行るかもしれません。 茶粥と言えば「ほうじ茶」ですが、「紅茶」でおかゆを炊くと華やかな香りのおっしゃれ〜な茶粥ができるんです! サラサラした口当たりは、まさに茶粥。人によっては物足りないほど素朴なお味です。でも、超素朴なおかゆだからこそ、このおかゆを基本形にいろいろ発展しうる大きな可能性を感じました。 このおかゆの面白いところは、スパイスとの相性が良いところ。言うなれば”食べるハーブティー”です。 身体の冷えがあるときは生姜を、胃を活発にしたいときはクロ

おかゆにぴったり「黄身の味噌漬け」のレシピ

真っ白なおかゆに、燃え立つようなオレンジ。あまりの神々しさに、スッと手を合わせたくなるような佇まい。 歯にくっつくほどねっちょりとした食感に、爆増した卵黄のコク。絶妙な味噌の塩っけが口の中に広がって……ああ、あのおいしさが忘れられません……! かの有名な『美味しんぼ』でも絶賛されたという「黄身の味噌漬け」は、作るの自体は本当に簡単。卵の黄身を味噌に漬けるだけです。 ただし、唯一難点がありまして。完成まで3日から一週間ほどかかるのです。ワクワクを胸に秘め、我慢して我慢して

生米からつくる「桜とろろ粥」のレシピ

とろろといえば卵黄や青のりを合わせることが多いですが、思わず「わあ〜♡」と笑顔になれる、桜のとろろはいかがですか? 青い器に盛りつければ、まるで春の空に浮かぶ白い雲と、満開の桜! 桜の塩漬けの戻し汁をおかゆに混ぜ込むため、隅々まで桜の風味が満開です。 スイーツに使うことの多い桜の塩漬けですが、よくよく考えてみるとお味的には梅干しに近いです。材料に梅酢が入っているものが多いからですね。「梅干しとろろ」に、桜スイーツでおなじみのあの桜の風味をプラスしたものが「桜とろろ」とい

生米からつくる「鮭いくら豆乳粥」のレシピ

2023/02/26追記 ブラッシュアップした豆乳粥のレシピはこちら。ぜひ以下の記事をご覧ください! コトコトと煮込んだ豆乳はまるでチーズのようなこってり感。鮭のほぐし身を一緒に煮込み鮭の旨味をお米に吸わせたら、最後にいくらをドバーっとかけて、完成! おいしすぎる〜…幸せすぎる〜……いくらなんでもごちそうすぎる〜…!そもそも「鮭いくら豆乳粥」だなんて、もう名前からしていくらでも食べられます。 おいしく作るポイントは、ふたつ! ひとつ目が豆乳のみで煮込まないこと。豆乳だけ

生米からつくる「パクチーの根っこ粥」のレシピ

新しいレシピを書きました。是非以下の記事をご覧ください!(2023/03/15追記) お店でパクチーを選ぶ時にわたしが気にしているのは……パクチーの根の有無! 同じくパクチー好きの夫も根の重要性をよ〜く承知していて、 わたし「パクチー買ってきたよ!たくさん入って120円だった!」 夫「安いね〜、根っこはついてた?」 ……と、確実に気にしてきます。笑 根っこつきのパクチーは新鮮で美味しい確率が高いからというのも理由の一つなのですが、パクチーの根っこそのものがめっっっち

生米からつくる「豆腐粥」のレシピ

お豆腐を入れだだけのシンプルなおかゆを作りました!やさし〜い、やさし〜〜〜い、お味です。 以前、定期的に断食(ファスティング)をやっていたときは、回復食にこのおかゆをいただいていました。そのくらいやさしいおかゆです。 実はわたしの妹が管理栄養士なのですが、この豆腐粥、もうすぐ一歳になる子の離乳食にもよかった!と褒めてくれました。笑 「畑の肉」と形容されるほど栄養たっぷりのお豆腐。おかゆにお豆腐をちょい足しするだけで、不足しがちな栄養素をしっかり補うことができます。 赤

生米からつくる「はと麦トマト粥」のレシピ

「ト、ト、トマト…?おかゆに…トマト?ないないないない!」と思う方もちょ〜っと待った!冷静に考えると、実はお米と酸味は非常に相性が良いのです……! 例えば酢飯。 例えば梅干し。 ね、お米×酸っぱいを合わせることは、ぜんぜん奇抜ではありません。だからトマト粥もおいしくって当然っちゃ、当然なのです。 今回の「はと麦トマト粥」はおいしさもさることながら、その美肌効果に期待大です。 まず、トマトの真っ赤な色素成分リコピンは、紫外線によって作られるメラニンを消し、コラーゲンを

生米からつくる「酒粕味噌粥」のレシピ

甘酒、粕漬け、奈良漬、そして日本酒。これらの酒粕系の香りがたまらなく好きなので、酒粕粥にメロメロです…! おかゆに酒粕を混ぜ込むだけで、お味に深みがでるし、香りも華やかになるし。身体がじわ〜んと温まって、最高のおかゆの完成です。 酒粕とは日本酒(清酒)を作る際にでる、絞りかすのこと。 名前こそ酒粕ですが、ぜんっぜんカスじゃない。食物繊維、たんぱく質、ビタミンB群、オリゴ糖、ペプチド……たくさんの栄養成分が驚くほどぎゅ〜っと詰まっています。(どれも健康食品やサプリのパッケ

生米からつくる「もち米緑豆粥」のレシピ

もちっと力持ち!もち米のお餅のような甘い香りと、緑豆の豊かな風味を楽しむ、もち米と緑豆のおかゆをご紹介します。 これからわたし、すごいことを言います。 なんと、このおかゆに…… きなこと黒蜜をたっぷりかけちゃいました〜…!ぐへへへへ! いや〜、我ながらこれはほんとうに卑怯だと思います。きな粉と黒蜜ってもうズルですよね。何のご褒美ですか?というおいしさ。 もち米と、お豆と、ほんとうによく合うんです〜…つきたてのお餅のような、あたたかいあんみつのような、それはそれは幸せ

生米からつくる「牛挽肉粥」のレシピ

元気が欲しい時はやっぱり肉です。さらにいえば、牛肉です。 牛肉の効能を調べると、貧血予防、風邪予防、代謝アップ、肝機能のケア……怪しいサプリでももっと控えめに書く気がするくらいに万能です。 牛肉はお肉の中でもちょっとお高めなゾーンですが、挽肉なら比較的お手頃です。 嬉しいことに、牛挽肉は挽肉の中でも特に旨味が強い!お肉を食べたい欲、牛肉を味わいたい欲に直球で応えてくれます。 今回も肉そのものの風味を生かすためにお出汁の類は使わずに、黒胡椒と一緒に炊きました。がっつり肉

おかゆにぴったり「万能パクチーだれ」のレシピ

パクチニスト歓喜!たっぷりの刻みパクチーに、ごま油、にんにく、しょうがを合わせた、スタミナ系パクチーだれのレシピをご紹介します。 このタレ、万能です。 たとえばサラダに。 たとえば、焼いた鶏肉に。 他にも、サンドイッチ、蒸したじゃがいも、パスタ、お豆腐……パクチーだれをちょこっとかけるだけであらあら不思議。お料理のレベルがぐぐぐっと急上昇! そして何と言っても一番のおすすめは、おかゆにのせて「パクチー粥」! おかゆの蒸気に乗って、パクチーの香りがふわ〜んとお部屋い

生米からつくる「ラム粥」のレシピ

羊肉はすごいです。低カロリーな上に脂肪燃焼効果が高く、栄養たっぷり。温め効果も抜群で、いただいた後は身体がホクホクするほど。冷えの解消、胃痛の緩和、精神安定……心と身体の諸々を整えてくれます。そして何より、おいし〜〜〜〜い! 一歳未満の羊肉をラム、一歳以上の羊肉をマトンと呼び、若いラム肉の方がクセが少なくやわらかいです。今回はラムの切り落としを使って、おかゆを作りました。 二人分のおかゆに使ったのは、このパックの半分、100gほどです。 ラム、にんにく、しょうが……と、

生米からつくる「トムカーガイ風粥」のレシピ

タイでトムヤムクンと同じくらい有名なスープ、「トムカーガイ」をおかゆにしてみました! トムカーガイは、ココナッツベースの鶏肉スープ。トム(煮込む)カー(生姜)ガイ(鶏肉)。カレーに近い雰囲気の、ごはんによく合うスープです。 煮詰められたこってり濃厚なココナッツミルクがおかゆに絡んで、チーズのような、クリームのような、絶妙な旨味……!次の一口が止まりません。 材料を用意するのだけ手間ですが、作るの自体は簡単です。エスニック系のお料理を作るのがお好きな方なら、お家にあるもの

生米からつくる「ごまごぼう粥」のレシピ

腸活にぴったり!ごぼうの旨味が染み込んだおかゆに、ごまだれをたら〜っとかけた、グルメなおかゆができました。 おいしさの種類としては、お店で出てきそうなおいしさ! たれをかけることで味にメリハリがつき、次の一口をどんどん誘われます。おかゆの療養食っぽさが苦手な方も、このおかゆなら食べやすいかも◎ おかゆはお腹を温めてくれるので、それだけで「つるん」がやってくることもしばしば。さらにこのおかゆはごぼうに含まれるたっぷりの食物繊維と、腸を潤す白ごまの油分を取れるので、腸内環境