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Earth Day 今日はアースデイ

Happy Earth Day!
アースデイを知っていますか?毎年4月22日に世界の193カ国以上でお祝いされている、環境保護を促進するための記念日です。アースデイには毎年テーマがあるそうで、今年のテーマはClimate Action=温暖化などの天候の変化についてです。エネルギーを使いすぎたり、車での移動が多かったりエアコンをつけすぎたりしていたら、この日にはちょっと意識してみようという感じの「地球を大切にする日」ですね。

今日は自然の美しさを実感して写真を残そうと思い、フォトグラファー・ビデオグラファーの同僚であり友人のジェイソンと一緒に家から30分くらい離れた場所にあるところへハイキングに行ってきました。そこでの景色がとても美しかったのでシェアしたいと思います。そしてブログ後半には環境についての意見を少し書いてみたので、最後まで読んでいただけると嬉しく思います

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ハイキングの始まりは、かなり急激な山登りから始まります。20分ほど登りきったところからやや平坦な道につづきます。たくさんの木に囲まれて、トトロのめいちゃんが通ったかのようなこんな細い木のトンネルをくぐっていきました。

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ここからはアップダウンの坂道です。前方は険しい山々が見えるのですが、後ろを振り向くと海と街が見下ろせる絶景が待っています。その日の天気にもよるのですが、結構この場所は前方の山から雲がばーーっと流れてきて、霧がかったようになることもあります。進んでいくと、ロープのある険しい山道がいくつも続きます。

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ハワイのハイクでは、険しいところにはこのようなロープがはられているところが多いです。ここは足掛けすることが狭かったり、岩場が崩れやすかったり滑ったりするのでロープが無いと登りにくいこともあるんです。先人のおかげでこうして安全にロープを張ってくれて私達が無事登山できるのを助けてくれるのはありがたいことですね。

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ジェイソンはフォトもビデオも撮るので、お互いがどんな写真を取ればかっこいいのか、露出とか構図とか色々阿吽の呼吸でわかるのでありがたいです。そして写真が好きな人が集まると、写真のために少し小休止を取ったりペースが合うのでお互い待ちぼうけしなくて済むので嬉しいです。

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私達は一緒に撮影をはじめてもう4年から5年位になるでしょうか。去年の12月には一緒にジャマイカでのウェディング撮影も一緒にしました。お互いきれいなものが好きだし、アドベンチャーも好き。いいものを撮りたいというパッションがあるので一緒に撮影をしているといいチームワークになり楽しく時間が過ぎていきます。アメリカのメディア業界で私が大切だと思うのは、一緒に働く人達とポジティブな時間を過ごすこと。お互いをリスペクトし、スモールトークを入れながら一日を過ごしていい記録を残していく。そうするとプラスとプラスの力がシナジーとなってもっと大きな成功になる。だからアメリカ人の同僚と働くときはこういう考えを持っている人と一緒になることが多いのでとても働きやすいです。

私もジェイソンもですがハワイ内外を問わず、他の人がなかなか行かないような場所で撮影するのが好きです。ウェディングやエロープメントや旅の思い出にフォトやビデオを残したい人はぜひ一緒に旅に出ましょう!

そして、このような自然の場所に行くときにはお願いしたいことがあります。一つは、ジオタグをしないこと。ジオタグとは、明らかに有名な場所でなければインスタグラムなどで具体的な名前や住所を入れないこと。特にハワイにはたくさんの隠れたスポットがあります。私達ローカルは田舎は田舎のままで残したいと考えていますから、場所の情報は自分の中にとどめておいて大体の位置情報で書いてもらえると嬉しいです!(この写真は私のインスタグラムではHonolulu, HIとだけ書いています)。

もう一つは、ゴミを捨てないこと、そしてできれば拾うことです。きれいな場所に行っているのにも関わらず、ペットボトルを捨てていってしまう人やゴミを落としても平気な人がいるのは悲しいですが事実です。私はハイキングをしているときもスノーケルやSUPをしているときも、ゴミを見かけたらなるべく下に持っていってゴミ箱に捨てるようにしています。一人ひとりがまず捨てないでほしい、そしてだれが別の人が捨ててしまっていたら、私達一人ひとりができる行動をしてほしい。そうすることによってきれいな地球はその姿を次の世代に残せるようになると私は信じています。

「来たときよりも美しく」なんていう表現を、私は日本の学校で習った記憶があります。おとなになってそのことが他人事になってしまうことがあるかもしれません。でも、ひとりひとりの小さな行動が大きな変化をもたらすことになる可能性はきっとあるはず。そして今世の中はパンデミックで私たちの日常生活は変わってしまいました。ただ、全てのことには理由があって起こっていると思います。パンデミックによって経済活動が収縮したことによって、大気汚染や水質汚染が改善されていたり、車も飛行機も交通量が減りましたから排気ガスも減りました。そのことによって環境にはいい方向に進んでいるニュースもみます。コロナウィルスの発生と拡散は、地球からの切実なSOSだったのかもしれないですね。私は医療関係者ではないので、直接的なお手伝いはできないのですが、写真を通して自然の美しさを伝えられれば、そしてこれをみてこの地球をみんなが責任ある行動をとって守っていかなければならないのだということをちょっとでも考えるきっかけになると嬉しく思います:)

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