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【愛着障害】スピリチュアルは突然に・補足「しあわせは自分の中にある」

神秘体験をする時は、はどういう時か?
それは生存にとって危機的な状況の時に起こるようです。

この世の何処にも居場所を見つけられない
この世の何処にも幸せを見つけられない

そんな孤独は、基底欠損している人に見られる症状で、その時の孤独はほとんど死に等しいと私には思われます。

基底欠損とは愛着障害のことです。
私は、養育者である父と母に繋がりを感じたことがありませんでした。
愛着の絆を喪失していたのです。
それは両親のみならず、世界との繋がりを失っていることを意味しています。
この世の何処にも居場所がなくなり、生きる虚しさに耐えられなくなります。

私は15年前、人生が底つきしてどん底だったのですが、そのころ西表島でキャンプをしていた時とつぜん神秘体験をしました。
苦しみは消え去って、周りとの境目がなくなる宇宙一体感を体験しました。
そのときの感覚はずっと身体のなかに残り続けて、いつでもそこに帰って行くことができます。

神秘体験とは、私にとって最後のセイフティーネットではなかったかと思われます。
人は究極に追い込まれると、一気に浮上する、そんな底力が備わっているのかもしれません。

神秘体験を求めて修行をする人たちもいます。ヨガや瞑想をする人もそうですが、とくに修験道系は厳しい修行を敢えてして、生と死の境目まで行きますよね。

臼井式レイキの創始者、臼井甕男(うすいみかお)氏はそんな一人でした。
人生の目的とは何かに悩み「安心立命の境地」を獲得しようと座禅の修行にはいりましたが悟りを得られず、禅の師に相談したところ、
「一度死んでごらん」
と答えられ、死を覚悟しての断食瞑想にはいりました。
そして3週間後に雷のような衝撃を受けて「私は宇宙、宇宙は私」との一体感を感じ、宇宙のエネルギー、レイキを使えるようになりました。
宇宙との回路が開いたんですね。

人は、死に瀕すると再生のスイッチが入る、という不思議な仕組みになっているみたいです。

そして、幸せは外に探さなくても、自分の中にあることに気づかせてくれるのが神秘体験なのでした。

幸せは一人一人の中に、もれなく在るのです。


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