見出し画像

アウディの修理

愛車アウディが修理を終えて帰ってきました。

ことの発端は、10月くらいに「なんか暖房がきかないな」と気づいたこと。ちょうど11月が車検だったので、車検に出すついでに暖房も見てもらうようお願いしておきました。電気系の故障かな?と予想しました。

診断結果をきいてびっくり。電気系ではなく、ガスケットがないとのこと。・・・ないって何それ? エンジンに不備があるとは想像もできない、すっごく快調な走りなのに。

さらに驚いたのが・・・なんと・・・車検合格。
大丈夫なのか? 

そして、修理は、部品はたいした金額ではないけれど、エンジンを全部はずして分解することになるからものすごく手間がかかる。つまり工賃が高くなって、だいたい30万円くらいの見積もり。汗

「いやー、ガスケットがなくなっちゃってても、全然影響なく、よく走るんだよねえ。さすがアウディ。すごくしっかり出来てるよ。」
と、変なところで感嘆するディーラーさん。苦笑

まあ、昔乗っていた VAUXHALL(OPEL)はガスケットがなくて廃車になったことを考えると、やっぱりアウディってすごいのか。話をすり替えられたような気もするけど、素直にアウディを讃えるとします。


3ヶ月保証

診断結果と修理金額に一瞬焦りましたが、購入した日から3ヶ月の保証があり、領収証の日付を確認すると、あと6日で保証が切れるギリギリのところでした。助かった・・・。保証期間内にできるだけ直してもらっちゃったほうがいい。期間内に見つかってなんてラッキーなの。ついてるわーわたし。

メカニックがエンジンを分解していくと、ガスケットだけでなく、他の部分にも故障が見つかりました。もちろんそれも保証範囲内で直してもらいます。

エンジン分解しちゃったから、ついでにタイミングベルトも替えておく? どちらにしても1年以内に替えたほうがいいから・・・・・・と提案されました。ええい、ついでだ、しっかり整備してもらっちゃえーーーと思って、それもお願い。「ついでだから工賃はサービスしておくよ。」と。ありがたいお言葉。

ちょうど、イギリスのロックダウンも重なり、物流がスローになっていたこともあり、部品の配達も遅れてとにかく時間がかかる。

結局、4週間かかりました。長かったなあー。でもロックダウンの4週間と重なっていて、どちらにしても出かけられないのでちょうど良かったのでしょう。

時間はかかったけど、新しい部品がいっぱい、しっかりと組み立て直されて、さらにスムーズな走りになって帰ってきた愛車アウディちゃん。うれしい。


ことの顛末

ディーラーの話によると・・・

エンジンを分解したところで、ディーラーの専属メカニックが腕の骨を折ってしまって作業ができなくなった。エンジンを分解した状態で続きの作業を引き受けてくれるメカニックを外注で探したけれど、途中のバラバラの状態から責任もって引き受けてくれるメカニックはなかなかいない。さんざん断られた末、やっと見つける。バラバラになったエンジンと車体をトラックで輸送するという、普通ではありえない作業も加わる。

部品は、イギリスのアウディから買うと12万円のところ、ドイツのアウディから取り寄せると5万円だそうで、ドイツから取り寄せ。ロックダウンの折、全てがスローで届くまでに時間がかかる。

やっと見つけたメカニックは、腕はいいけど、メールもメッセージも返事がこない。連絡とれなくて、最悪ーーー。

まあ、そんなかんなで、本当だったら2週間でできるはずの作業が4週間になってしまって申し訳ない・・・ということでした。

そんなときに、ディーラーさんの家族がコロナ陽性。家族全員隔離で、仕事もままらない状態だったそう。

故障の修理費だけでも痛手でしょうに、ふんだりけったりだったんですね。なんだか申し訳ないです。

今頃、彼の目には私が疫病神に見えているかもしれません。しっかり直してくれたことに感謝しつつ、彼の平和と幸せを祈ります。

そして、なんだかんだで、結果としてラッキーだったね、、、という結末に、またまた神様のお計らいを感じる私でした。神様ありがとう。




いいなと思ったら応援しよう!

かよ|ロンドン在住、楽しく人生をクリエイトするシュタイナー教師&経営者 石川華代
よければサポートお願いします。ほっと一休みのコーヒー代にさせていただきます。いつも応援ありがとうございます。