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何気ないおしゃべりを楽しむ〜Southbank Centre street food market in Waterloo, LONDON

今日は夫につきあって、サックス屋さんへ。
そのあとは、Waterloo駅近く、Southbank Centre のRoyal Festival Hall 前にあるSouthbank Centre Street Food Market へ。

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Southbank Centre Street Food Market
(画像はWebサイトからお借りしました)

ここは各国料理のベンダーが集まっています。お祭り気分の雰囲気がとってもいい。COVID-19のロックダウン規制が7ヶ月あったイギリスでは、規制緩和後、人が集まる場が、ほんとうに笑顔にあふれていて心がほっこりします。

そして、クオリティ高い料理の品評会的な出店がさらにいい。

私は、未体験のベネズエラ料理とエチオピア料理を買い、夫と一緒につつきました。屋外のカジュアルさと、いろんなお店から1品ずつ買っていろいろ楽しめるのがいいです。

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ベネズエラ料理

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エチオピア料理

テーブルで空席を見つけ、前に座っていた初老のカップルに「ここ空いてますか?」と聞いて座る。夫が次の料理を買いに行った隙に、私は老夫婦とおしゃべり開始。(夫は見知らぬ人と気軽に話すタイプではないので、一人になったときがチャンス。笑)

ご主人「ブライトンから来たんだよ。あなたはどこからきたの?」
「息子がね、これからここ(Royal Festival Hall)でピアノ弾くんだよ。これだよ。」(と、チケットを見せる。)
「"Tubular bells” 知ってる?」
奥さん「マーケットに行きたいんだど、どこかおすすめはないかしら?」
「コベントガーデンいいかしら?」
そんなこと聞かれて、イギリス人相手に、ロンドンの紹介をする日本人。笑

こういう何気ない会話がどれだけ、人間の日常をあたたかくしているということをしみじみ感じます。

だって、私は、こういう会話を一切できない4年間をドイツで過ごしたのです。意味のない会話だし、きっと二度と会うこともない人たちだけど、こんな何気ない会話が嬉しくて、心を満たしてくれることを、私はしみじみ実感してます。こんなちょっとしたことが人間らしい社会の潤滑油になってる。

優しい目の老紳士とエレガントな奥さんが印象的でした。そして、両親のためにワッフルを1つ買って持ってきたピアニストの息子さん。チョコレートやトッピングでやたら甘そうなワッフルを、3人で分け合ってる姿が微笑ましい。

「コンサート楽しんでね」と言って、さらりと別れる。そんなさりげない人との交流が、なんだかとっても嬉しい。

ほのぼの。




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