第1編と第2編では通史を見てきましたが、それだけでは不十分な箇所があります。第3編では、それらを補うためのテーマ史、ここでは特に日本における洋楽の歴史を、ジャン…
第2編では、昭和時代の終わりまでをみていきます。 4. もはや戦後ではない〜高度経済成長期 1950年代中期〜後期、まだ東京が大都会としてのイメージが薄かった時代には…
近年、若年層を中心に昭和歌謡が再びブームとなっているようです。この概説は、そんな昭和歌謡初心者や、歌謡曲の沼にはまってみたい者、興味はあるが難しそうだと感じて…
歌謡曲研究者F
2023年6月22日 08:19
第1編と第2編では通史を見てきましたが、それだけでは不十分な箇所があります。第3編では、それらを補うためのテーマ史、ここでは特に日本における洋楽の歴史を、ジャンルごとに確認していくことにしましょう。【浅草オペラ】 日本に西洋音楽文化をもたらしたもののひとつとして、「浅草オペラ」があります。これは、大正中期に作曲家・佐々紅華(さっさ・こうか)らが中心となって始めた興行で、榎本健一や古川ロッ
2023年6月22日 08:16
第2編では、昭和時代の終わりまでをみていきます。4. もはや戦後ではない〜高度経済成長期 1950年代中期〜後期、まだ東京が大都会としてのイメージが薄かった時代には、地方が舞台となる歌が数多く作られました。この時期に歌手デビューした春日八郎や三橋美智也の曲が代表的です。 しかし、54年に集団就職列車の運行が始まると、東京は地方出身者にとって「憧れとなるような、大都会」という街へと変貌して
2023年6月22日 03:26
近年、若年層を中心に昭和歌謡が再びブームとなっているようです。この概説は、そんな昭和歌謡初心者や、歌謡曲の沼にはまってみたい者、興味はあるが難しそうだと感じている者などを対象にした入門編です。インターネット上では、なかなか手軽に読める歌謡史・流行歌史というものがありません。そこで、これさえ読めば基本はおさえられる!という保存版を目指して書きました。ぜひこれを機に、昭和歌謡の世界に魅了されてみてく