アンチエイジング、美肌を創る６つの習慣-1

皆さん、こんにちは。
アンチエイジング スペシャリスト、ドイツ在住のカヨです。

今日のテーマは、誰もが手に入れたいと望む、「美肌」についてです.
そうは言っても、「美肌」を創り、それを維持していくのは、そう簡単ではありません。
しかし、以下の７つの習慣を身に付ければ、それは可能です。

１）オーガニック食品を食べる習慣
２）美肌に効果的な食品を食べる習慣
３）グルテンを減らす習慣
４）デトックスをする習慣
５）スポーツをする習慣
６）良質な睡眠をとる習慣
７）ポジティブなマインドセットの習慣

１）オーガニック食品を食べる習慣

「美肌」、言い換えれば「健康な肌」のことです。
健康な肌は、「健康な食事」から生まれると言っても過言ではないので、日常的な良い食習慣があれば、「美肌」は自ずと創られます。
コスメティックでも幾分の効力はありますが、「食物」で創りあげた、体内からの根本的な「美肌」には、内面から湧き上がる、透明感のある強さを感じます。

では、何を食べれば健康に良く、そして美肌が創れるのでしょうか？

25年間の、私の経験から出した結論は、野菜に限らず、できる限り、無農薬・オーガニック食品を食べる習慣が、「美肌創り」の、一番の近道だという事です。
特に無農薬野菜には、力強い自然の味と香り、生きた活力がありますので、色々な色の野菜を、毎日たくさん食べることをお勧めします。
また、豆、玄米、キノコ、海藻、ナッツ、果物など、意識して食べると良いでしょう。

卵や加工品にしても、オーガニック食品を選んだ方が良いです。

農薬、添加物、化学調味料、防腐剤といった、健康を妨げる物の摂取は、「酸化・老化」に繋がりますので、健全な自然由来の物を体内に取り入れる習慣が、美肌を創り出します。
これはまた、食物だけでなく、薬やサプリメントにも言えます。

２）美肌に効果的な食品を食べる習慣

抗酸化に効果的な食品
ビタミンB群：豆類、ナッツ類、バナナ、玄米、サツマイモ、
　　　　　　　 赤パプリカ、ブロッコリー、アボカド、ビーツ　など
ビタミンC：レモン、イチゴ、キウイ、グレープフルーツ、柿、ザクロ、
　　　　　　赤パプリカ、ブロッコリー、カリフラワー、ビーツなど
ミネラル：（マンガン、鉄、銅、亜鉛、ミネラル、セレンなど）
　　　　　　海藻類、ナッツ類、豆類、パセリ、小松菜、ビーツなど

ポリフェノール：ビーツ、ベリー類、ブドウなど
カロテノイド：人参、トマト、カボチャ、ホウレンソウ、ブロッコリーなど

野菜、豆類、玄米、キノコ類、海藻類、ナッツ類、果物など、できるだけ多くの色と種類を毎日、意識して食べることを心がけて下さい。
そうすれば、細かい栄養素、抗酸化食品を意識しなくても、美肌形成に必要な栄養が、バランスよく摂取できます。

また、近年、乳製品（特に牛乳）、肉や魚の動物性たんぱく質の摂取に関して、見直されています。「美肌」の観点からいっても、私は極力、これらの食品を、食べないように心掛けています。

付け加えて、
25年間、私はオーガニック食品を日常的に食し、薬も自然薬のみです。
そのお陰で風邪もひかず、体調が悪いとか頭痛がするとか、そういう事とは全く無縁です。

３）グルテンを減らす習慣

「グルテン」は、小麦粉など穀物の胚乳から生成されるたんぱく質の一種、グルテニンとグリアジンが絡み合ってできたもので、水を加えてこねると、粘りと弾力が出ます。

アレルギーやセリアック病、また、そうでなくても不耐症の人も多く、腸内環境を悪くしてしまいますので、肌荒れの原因にもつながります。
私もそうですが、特に欧米では「グルテン不耐症」で、弊害を持つ人が大変多く、どこのスーパーにもグルテンフリー食品が販売されており、この市場は右肩上がりで、年々拡大しています。
日本でも、うどん、ラーメン、パスタ、パン、焼き菓子などをはじめとする、小麦粉製品（全粒粉含む）が大変好まれますが、健康上の弊害により、グルテンフリーを習慣化している人が増えていると報告されています。

代謝の良い若い頃は、グルテンの弊害がなくても、私の様に、代謝が悪くなる更年期の時期になって感じる、「体調の違和感」の原因が、「グルテン」だったと初めて気が付く人も多いようです。
もし、肌荒れ、お腹の膨張感、便秘、なんだかスッキリしない、などの症状があったら、「グルテンフリー」の食習慣を試してみて下さい。

今日のまとめです。
「美肌」は、バランスの良い「食習慣」から創られます。
良い機会なので、是非、食生活を見直して「美肌」を手に入れましょう。

参考： 農畜産業振興機構、Wikipedia、公益財団法人日本豆類協会