逃げてもいい環境のこと

デイサービスの仕事を
8月末に辞めることにした。
新人にはどんどんしんどい仕事がまわってきて、
社員とパートでは
やってる内容は同じなのに
お給料は変わらない、とゆうのが
この世界の常識みたい。
週5日8時間働いて、手取り12万円くらい。
家賃光熱費食費スマホ代を
払えるギリギリの金額。
そこへもって、
仕事場のやさしくない環境。
これで続けていける人はいるんだろうか?
たぶん自分がされたことを
新しく入ってきたひとにやるんだろう。
わたし、そうなりたくない。
辞めることにした。
決めるまでにずいぶん悩んだ。
どこに行っても同じことになるんじゃないだろうか?
自分の意識しだい?
それでも辞めると決められたことに
ホッとしている。

昔のことを思い出していた。
離婚して働いていたところも
10年いて店長をやっても、
入社時から手取り15万円から変わらなかった。
自分ができないからと
自分を責め、
ここに置いてもらえてるから
生きていけるんだと思い、
ほかに自分のいられる世界はないのだと思っていた。
安いお給料で働き続けられるひとは
自己肯定感が低いのだと思う。

家に帰れば、
現実にイライラしている母の攻撃を受けていた。
だんだん部屋から出なくなり、
黙って暮らした。
きっと息子にはわたしが母にされていたようなことをしていたと思う。
息子にはごめんなさいしかない。
仕事も家もきつくて、
通勤時間だけが救いだった。

離婚して実家に帰らなければよかった。
そう思っても抜け出す手立てを
探す気力がなかった。
定職について、
実家にいて子どもを見てもらえる環境。
はたから見れば
申し分ない環境だっただろう。
だけど内情はこんなだ。
まわりからもよく言われた。
親に感謝しなきゃいけないね。
そう言われるたびに
わたしもそうだと思っていた。

早く死にたい。
そう思ってたけど、
わたしの生命力はちがってた。
西野さんの講演会にいき、
(よく飛び込めたなと思う。)
あきらめんなよ、と言われた気がした。
気がついたら西野さんをおっかけていて、
わけがわからないなにかに
つき動かされていて、
生きてたかったんだな、ってわかった。
わたしが元気になったら
息子が元気になった。
ものすごく。

我慢して生きるのをやめよう、
それをやると結果、まわりにも自分にも
迷惑がかかる、と思いながら、
まだ仕事が短期間しか続かないことに
悩んでいるわたしがいる。
こんなことをされて
ここで働く理由はない、と
思えるようになってよかったね、と
思う自分もいて、
まだなにかがひっかかっている自分もいて。

うちに泊まりにきてくれたあやねえ、
泊めてくれてありがとう、って
お金わたしてくれた。
今のあやねえの状況を知ってるから、
いらない、
お金のこと気にしないでうちに泊まりにきて、
ってゆったら、
受けとれる自分になりんしゃい、って。
中見てびっくりした。
あやねえが一回カットして
稼ぐ金額やんか。
投げ出さない、
あきらめない、がんばる。
あやねえありがとう。

今回の最後、
もう仕方ない、って
会社の長のひとはわたしを責めずにいてくれた。
それだけで最後の印象はちがう。
ありがとうございました、って
思える余白を
作ってくださって
ありがとうございました。

まったなしで9月からの仕事を探さなきゃ。
情報ありすぎて処理できないくらい、
介護職って募集ある。
それだけ人手が足りない、
やりたいひとが少ない仕事なんだね。
本当にこの世界に関わりたいのかどうか❓
から考えなくちゃだなあ。
まずはいったん今の気持ちを抜いて。
余白つくってから考えよう。
今日から3連休でよかったな。

自己肯定ができないひとへ。
なかなかね、抜けないけど。
大丈夫、やさしい世界もあるよ。
しんどくなる環境からは逃げていい。

いつかわたしも本当に
大丈夫だよって
言えるひとになりたい。
今はまだ自分を受け入れてる最中です。
変ながんばりじゃなくて、
自分なんて、って思わないで、
自分の感情にうんと素直になって
生きよう。
自分にワクワクどきどきできるように。

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