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おすすめの宅録環境・製作環境(初心者向け)

自粛の影響で自宅で録音環境を整えようという方が増えているそうですね。しかし急な出来事でセッティングがよくわからず苦労しているというお話を聞きました。
そこで今回は色んなそんな方向けに自宅録音、および作曲環境のおすすめを視覚的にも分かりやすく書いてみようと思います。僕は記事を書いているくせに実は文字を読むのが苦手です。長文読解もてんで弱く、日本語・英語関係なく長文は苦手です。イマジネーションの方が得意なんです。
ですから、あれが必要だ!これが必要だ!と文字にはしません。図を作りましたので大半は図で説明します。

製作環境 例1

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はい。笑
え?っと思った人いるでしょうか。僕はミニマリスト思考なのでごちゃごちゃしてるのは好きではないんです。今はUSBでMIDIキーボードを接続し、DAWを立ち上げれば即製作が進められます。実際これだけで曲を完成まで作り上げることもあります。Macbookにはマイクも付いているので、そのマイクでデモ音源の歌を録音することも多いです。もちろん音は悪いですがどうせ後から差し替えるのでメロディーラインが分かれば良いんです。
ミニマル設定ですね。


製作環境 例2

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スピーカーに繋いで音を出したい人向けですね。インターフェースをつなぎそのインターフェースにスピーカーをつなぎます。多分どの人も最初にやるであろうセッティングですね。今はUSB2.0以外にも、USB Type-C、や、Thunderbolt ケーブルの物もあります。昔はFIrewireケーブルというのもありましたが近頃は見なくなりましたね。自分のパソコンに何がさせるのか確認しないとダメですね。USBはほぼ全てのパソコンにさせると思いますが、
ThunderboltがさせるWindowsは多くはないと思います。

ちなみにキーボードはMIDIケーブルでインターフェースに繋ぐ場合と、USBでPCに繋ぐ場合とあります。今はUSBで繋ぐ方が主流ですね。MIDI端子が付いている場合、外部の音源をMIDIキーボードにさして鳴らしたりコントロールするというメリットがありますね。ライブとかでそうやってる人は多いと思います。ライブはしないぜ、っていう方はUSBだけのキーボードでも良いと思います。

製作環境 例3

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2では、スピーカーにアンプが内臓の物という前提で話してましたが、ハードオフなんかに行くとアンプ内臓のアクティブスピーカーではない、パッシブスピーカーもたくさん売られています、その場合別でパワー・アンプを繋ぐ必要が出てきます。僕もこの方法で繋いでいた時期がありました。
この方法だと色んなスピーカーを安くとっかえひっかえできるというメリットがあります。パッシブスピーカーは安いんですよ。3000円とかで買えますよ。


製作環境 例4

遅延対処

録音するとき、アナログの音をデジタル化するために音の遅延が発生します。つまり弾いてから鳴るまでに時間差があり、めちゃめちゃ弾きづらくなるだけではなく、自分の演奏力も著しく低下します!!!これ、本当に注意した方が良いと思います。
なので、そうならないために間にミキサーを一個挟むんですよ、そして、録音時にはミキーサーにヘッドホンをさしモニターする。

そうする事で音の遅延を聴かず、関係なく録音ができるんですね。僕は演奏者なので、音の遅延は本当にやっかいです。

DAW側の設定でバッファーサイズを下げれば遅延はほぼなくすなんて書いてあることもあるでしょうけど、一般家庭のパソコンのCPUではまず無理です。バッファーサイズを下げたらDAWがまともに動きません。そしてバッファーをあげて遅延に悩まされながら演奏、録音をしないといけないということが発生します。

ただしめっちゃ安いミキサーを使ったり、中古のミキサーを買うと、サーーーーーーっていうノイズがあってやりづらいという事も多いので注意してください。間に何か挟めば挟むほどノイズが上がると思っておいて良いと思います。


製作環境 例5 (僕のよくやる設定)

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まず、僕はUSB2.0からFirewireケーブルに変えたとき、音良くなったなーと感じた経験があるので、インターフェースは伝送速度の高いものを選びサンダーボルトです。
マイクはマイクプリアンプを必ず通します。
USBハブで拡張して、MIDI機材を三つ〜繋げます。作業の効率化ができます。

ベロシティが細かく設定してある鍵盤。主にピアノなどのアナログ楽器の打ち込み用。

ドラムや、ボーカルチョッピングで使用するMIDI Pad。サンプリングが楽なんです。

そしてベロシティが常時マックスに設定されているミニMIDIキーボード。これは再生・録音・クオンタイズ・クリック・ループなどがアサインされているペリフェラル設定もされていて、アナログ機器のようにボタンを押して作業を進める用でもあります。

そしてDSPシステム

これ大事です。デジタルシグナルプロセッサー。
先ほど音の遅延が出てしまうと言いましたが、このDSPシステムを使用すると、ほとんど遅延を感じずに録音ができるんです。

分かりやすくいうと、さっき間にかましてたミキサーの役割をしてくれるものが実装されているんです。これがあるおかげで僕はミキサーからサヨナラして、ノイズともさサヨナラしました。


僕は大抵、例1 か 例5で作業しています。

いつかは例1のみで作業できるようにしたいと思っています。リモートワーカーどうしで協力しあえれば可能なんですよね。

僕は製作
誰かが録音
誰かがミックス・マスタリング

と役割分担できれば。
この理想はまだもう少しあとになりそうです。



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