スペースダンディ2期3話「急がば回るのがオレじゃんよ」

この回リアタイくらいのときに1回見たことがあって、面白かったな~っていうのと最後の最後のオチだけ覚えてた。

前回の予告でこれは!となって見てみたら、オチに至る過程にびっくりした‪w

まず魚宇宙人と出会わなければいけないんだけど、その出会い方とそこまでの経緯がすでに面白くて偉い。
そもそも懐中電灯で空間移転する必要も無いし、懐中電灯手に入れるまでの流れもいくらでも挿げ替え可能なんだけど、ミャウの空腹と宇宙人が魚だってこと、焼き魚になるラスト、電池を取りに星に着いていく、「急がば回れ」など各要素関連性があるようにまとめられてるのがいいですね。

まず飯と可愛い(いいケツの)お姉さん物色してるうちに懐中電灯売りつけられてるんだけど、売りつけられてるシーンは無いのがすごい。なんなら売りつけられたって言葉すら出てきてなかったような気も……。なんでも描写すりゃいいってもんじゃないよな。
キューティーの「かなりダンディ好みの体型でした」みたいな機械っぽい分析がいい味出してる。やかましいよ!って感じで。

ダンディが顔だけ空間移転してる絵面がまず面白いんだけど、そのあとの二足歩行の魚が来てウキウキな観測ステーション設置してる絵面がほんと何故かめちゃくちゃツボで、ここだけでゲラゲラ笑った。
なんだろうね……まずめちゃくちゃ愛くるしくて……小さい生き物が小さいけど人間と同じような細かい動作してると良いのかな。あとは純粋にプロップが可愛かったですね。
そっからの魚語?で結構高等なこと喋ってるけど「ギョギョ~」しかないから何言ってるか分からないのと、無茶なジェスチャーしてるのと、ダンディもジェスチャーしてるけど体と顔が別々なのと、めちゃくちゃおかしかった‪w
魚の声浪川だしw

星に空いてる穴ぼこが燃え朽ちた巨樹の根の跡で、巨大太陽が周期的に接近しているって理論や、その図解のアニメーションはザ・SFで、スペースものの醍醐味だと思った。

最後はなんだかんだ結構胸糞悪いんだけど、これコテコテにテンプレな胸糞悪さだから様式として見ることが出来て笑えるのかな。「この星は腐敗してる!!!」みたいなのも典型的な狂人ムーブだし。


グリルで捕まえたらもうただの焼き魚なんよ‪、なんだけど、結構しっかり文明築いてたみたいだけど、食うのか?っていうのもあった。

で、最後美味しい焼き魚(!?)食べられて満悦のミャウに、「急がば回れだっただろ?」って言ってタイトルと前半のセリフ回収、綺麗に纏まってていい回でしたね。
でも1回急がば回ってないときあっただろ!っていうツッコミが入れられるスキがあるのもダンディらしくて素晴らしい

以上~

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