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人は「そうするしかない」に縛られる。でもそれが当たり前で

 基本的に私達の生とは「そうするしかない」でできているので、それから逃れようとすることは残念ながら死を意味する。死にたくないならば「そうするしかない」ことは明白であって、ある種それに自ら縛られていると言える。
 心地よく生きるためには「そうするしかない」に流されるしかないのだが、それは私達にとって自由ではないと思える。でも仕方がない。人生とはなるようにしかならないから。心根のところで解放されることを望んでもそうはいかない。

「そうするしかない」とは呪縛である。それは人生にまかり通っている。従っているのではなく、私達は自らの意思で、そうしているにすぎない。
 けれども立ち止まって考えるべきは、私達はどうしたって「そうするしかない」ことに束縛され、どのような人も、それからは逃れる術はないことだ。

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