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沼津御用邸記念公園運営がスタート! 地域の皆さんとともに創る「日本一の庭園」を目指して

こんにちは!加和太建設 広報チームの村上です。

加和太建設では、静岡県東部でさまざまな施設の運営を手掛けています。そしてこの春、新たに「沼津御用邸記念公園」の運営に携わることとなりました。今回の記事では、御用邸がどのような場所なのか、そしてどんな思いや考えを持ち、運営をしていくのかをご紹介します。

駿河湾と富士山を臨む「皇族が愛した景観」- 沼津御用邸記念公園とはどんな場所? -

この4月から私たちが運営に携わる「沼津御用邸記念公園」。

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(入場口を入るとすぐに目に入る西附属邸)

「御用邸」とは、明治時代以降に日本各地に建設された、天皇をはじめとする皇族の静養滞在所のこと。1893年に沼津御用邸もその1つとしてつくられました。

海岸沿いの広大な土地で、駿河湾とクロマツ林越しの富士山を同時に臨むことができる景勝地。さらには、温暖な気候であるこの土地では、夏になると大正天皇が皇太子時代にご学友と海水浴を楽しまれたという記録も残っているそうです。

また、建設された建物も非常に価値の高いものだったのだそう。沼津御用邸・本邸の洋館は、赤坂離宮など数多くの宮廷を手掛けた片山東熊氏が設計に携わりました。

残念ながら1945年に本邸は空襲で焼失してしまいましたが、その後は西附属邸がその役割を果たすようになり、1969年まで御用邸として使用されました。その間、延べ5,000日以上も皇族の方々に利用され、同期間に存在したどの御用邸よりも多く利用されていたのだそうです。

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(建物内には当時の雰囲気が今尚残され、見学することが可能です。)

御用邸が廃止された翌年1970年より、都市公園として一般公開され、沼津市民の文化・共用活動の拠点として今日まで親しまれてきました。2016年には園内の優れた風致景観、そして近代日本における近郊海浜保養地としての歴史的・文化的価値のある重要事例であることから「旧沼津御用邸苑地」として国の名勝指定を受けました。

現在、旧御用邸のうち一般公開されている場所は、沼津のほかに栃木県の田母沢御用邸記念公園のみ。沼津御用邸記念公園は、文化的・歴史的に見て、非常に高い価値を有しています。

庭園のもつ「関わりしろ」- 市民の皆さんと創る「日本一の庭園」へ -

地域の歴史が刻まれた大切な場所。
そんな沼津御用邸記念公園の運営に、この4月から加和太建設が携わることになりました。

今回の指定管理者選定にあたり、提案内容でご評価をいただいた点は植栽管理体制の充実を図る施策、運営・展示方法のブラッシュアップによる新規顧客層の開拓の可能性、これまでの弊社・施設運営実績とノウハウによる魅力向上への期待など……。

実際にこれから運営を通じてそれを実現・体現していくことは、簡単なことばかりではないと、私たち自身も身が引き締まる思いです。

そんな中でも特に実現したいことは、「地域の皆さんと創る『日本一の庭園』」です。

私たちは今回の提案の中で、地域の皆さん自らがこの庭園を日本一と誇れるようなプロセス、すなわち庭園づくりに参加するという「まちづくりの関わりしろ」そのものが、まちにとっての資産になるのではないかと考えました。

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(正門の向こうに広がるクロマツ林。敷地は実に104,402.1㎡という広さを誇ります。)

広大な庭園の植栽管理を徹底し、その魅力を維持・向上させるために、庭園づくりのプロセスにおいて行政や作庭家の方々との連携に加え、地域住民の方々との協力体制を構築する。そうすることで、地域の皆さんとともに、この庭園を「この地域に住む自分たち自身が、日本一の庭園だと誰かに自慢したくなるような場所」にしていきたいのです。

指定管理期間は、2021年4月から5年間。最初の1年は運営の体制を整えながら、この実現に向けたさらなるコンセプト検討、課題の整理など、一歩ずつ進んでいく予定です。

市民の誇りと、歴史と。思いを紡いで場をつくる

このプロジェクトを牽引するのは、施設運営事業部の吉里さん。吉里さんはこれまで、道の駅 伊豆ゲートウェイ函南の運営に携わってきました。

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地域の皆さん自身が「御用邸こそが日本一の庭園」だと思ってもらえるような場所を実現するためには、加和太建設が独力で取り組むだけではいけません。

多くの人を巻き込み、先導していく旗振り役を私たちが担っていくことが大切だと思っています。

地域とともに歩んでいくプロセスをつくることで、「市民の誇り」とも言える思いが寄り集まる場所になったら……、という思いを掲げ、現在準備を進めています。

また、御用邸はこれまで勤務していた道の駅 伊豆ゲートウェイ函南とは違い、どこかへ向かうための経由地とはならない場所です。そのため、公園という施設とサービスの魅力そのもので、お客様を呼ぶ必要性がより高いと考えています。

沼津御用邸は、特に大正天皇と縁が深い場所。庭園の魅力向上はもちろんですが、それに加えて来ていただいた方々が「大正ロマン」を感じられるような施設にしていきたいと考えています。

今まで紡がれてきた歴史と地域からの思いを大切に、吉里さんをはじめ、多くのスタッフとともにこれからの運営に臨みます。

春の陽気が気持ち良くなってきたこの季節。早速足を運んでみませんか?
ご来場を心よりお待ちしています!


● 御用邸記念公園についてはこちら
http://www.numazu-goyotei.com/index.php


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● 加和太建設コーポレートサイト
https://www.kawata.org/

● 採用情報はこちら
https://kawata-recruit.jp/


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