ハズキルーペと老眼鏡の違いって？

大ヒット商品である「ハズキルーペ」ですが、老眼鏡と何が違うんでしょうか。

踏んでも壊れないだけじゃない。自宅で過ごすことも多くなるなか、ハズキルーペの正しい使い方について、書いてみます。

大ヒット

この眼鏡業界、久々の大ヒット商品となった「ハズキルーペ」。いろいろな理由があると思うのですが、ヒットした理由はJINSさんのPC眼鏡と同じだと思います。それは、ターゲットが眼鏡を必要としない（と思っている）ひとを含めている事と、一本を複数のひとでシェアできる事。

ヒットした事はとても良いことですし、眼鏡の業界が大きくなる事はとても嬉しい事なのですが、ターゲットが広いため、眼鏡店に１度も行かないで使用しているひともいたりします。

ですから使い方を間違えていたり、使用目的を考えると老眼鏡の方が良いひともいたりします。間違った使い方をすると、眼精疲労の原因になったりもします。

老眼鏡と何が違うのか

ではハズキルーペと老眼鏡、いったい何が違うのか。まず、老眼鏡は見たいものとの距離に合わせて作られます。

基本的には30cm〜40cmの距離で文字などにピントが合うように作られているんです。

これに対してハズキルーペは何をしているかというと、文字を大きくしているんです。

ハズキルーペは“虫眼鏡”なんです。

とても精巧に作られた虫眼鏡を、目に近づけて物をみているんです。ですから物が大きくは見えますが、自然には見えません。

目のことを非常によく考えて作られているので、とても良く見えるのですが、やはり長時間使用していると疲れます。『見えるけど、なんか疲れるなー』ってなるんです。

これに対して老眼鏡は、目の左右の見え方の差や、乱視の影響なども考慮して作られているので、より自然に物を見ることができます。

老眼鏡は“視力矯正”を行っているんです。

まとめ

ハズキルーペが悪いわけではありません。物を拡大することができるので、針に糸を通すような小さくて困っていることに対しては優秀です。ですが長時間の読書やPC作業などは、やはり老眼鏡が優秀です。

違いを理解して、正しく使い分けてくださいね。