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№02「子どもの未来と障害者枠雇用は関係がありますか?」

はじめに
今回のアンケートに参加してくださいました、皆さまに感謝です。毎週金曜、夜18時以降にTwitterにて、新規アンケートを更新しています。誰がどこに投票したかはわかりませんので、気軽にポチっとしてください!

障害者枠雇用って、何ですか?という方は厚生労働省のHPを参照ください。福祉系のアフィブログやメディアの情報で溢れていますが、おおもとのHPが一番有効です。(下記「タイトル未設定」は障害者枠雇用概要PDFです)

№02「子どもの未来と障害者枠雇用は関係がありますか?」
障害者枠雇用を必要としない人もいる。必要とする人もいる。これはハンデあるなし、関係ない内容です。今回は、企業目線は入れていません。日本で暮らす人に送る記事です。今を生きる、これから日本で暮らす子どもの未来と障害者枠雇用について。

アンケート結果とエンゲージ

※今回のアンケート結果も再利用OKです。
さきにURLバージョンを、その次に2つ画像を載せています。

スクショバージョンはこちら

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エンゲージはこちら

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※前回のアンケートを元にした記事はこちらから

増えたほうがいい67%

まず、「増えたほうがよい」と思っている人がいて、ホッとしました。この統計を取る前に見た「法定雇用率の帳尻を合わせる為に、企業が合同出資をして事業と関係のない農作業を地方一か所に集めてさせている~」といった記事を読んだからか、怖い数字がでたら・・・ひやひやしてました。直接、現場にいったわけではないので、本当なのかはわかりません。

もちろん、新しいビジネスモデルがうまくいっている企業をまとめた記事も見かけます。経済、時事ネタ系のメディアからリサーチするのですが、ヤバい記事より、むしろ心温まる記事のほうが、若干多いかな?といったところです。

おすすめ検索方法
①ライターさんが直接、大物に取材している記事がある時事ネタが多いメディアがよい
(アフィ系個人ブログや小規模メディアは量が少ない、視点が偏りがち、焼きまわしが多い)
現代ビジネス・ダイアモンドオンライン・東洋オンラインなど
☆Google検索例:ビジネス メディア・経済 メディアなど
②メディア内検索ワードを入力
例:福祉・障害者 雇用・ハンディキャップ・福祉事業など

増えたほうがいいのでは?と思う人が半数を上回るといった結果、数が集まっていないとはいえ、投票数が上がっても、順位は変わらないかなと私は仮定しています。

お互い、いい経験をしたと思えるような関係性を築けているところが実際あることを踏まえると、今後、よりよい広がりをみせるかもしれない。

その他の%を読み取る

匿名ということもあって、どのような条件の人が、どの項目を選択しているか不明になります。実際のところはわからないので、私の話はあくまでも仮説です。

「わからない」と意見してくれた人は、本当に「んー実際どうなんだろう?わからないな」といったところでしょう。それでも一票いれる手間をかけてくれた人。

「興味がない」と意見してくれた人は、そのまま、「私には、この手の話、興味ない」といったところ。だけど、アンケートを無視することはなく、一票入れることで、統計に協力してくれた人。

「減らしたほうがいい」この%・・・真摯に受け止めるべき数字だと、私は考えます。

仮説としては・・・
・職場で、迷惑ではなく、かなりご厄介になっている。あるいは日常で。
・対応が大変、理解に苦しむなど。あるいは、嫌悪感。

迷惑をかけるのは、人ならお互い様だけれど、そこに礼儀があるのかどうか。そこに柔軟な対応ができるか。

障害者枠雇用の場合、就労施設より、求められるスキルのハードルは高くなりますが・・・

新人採用時にみるべきポイント
・時間厳守
・自分の行動や結果に責任を持とうとする姿勢があるか
・よくない結果を人のせいにしないか

社会人なら「誰でも」必要とされるスキルを、全員全うに「礼儀正しさ」をクリアしている職場ばかりでないことを踏まえると・・・

どうなんだろう。

障害者だから仕事ができないとは限りません。なぜなら、重度から軽度まで、かなり幅が広いから。法定雇用の兼ね合いで仕方なく、コネで仕方なく・・・といった場合と、たくさんの応募のなかから選考を繰り返し雇用をする場合の違いがあると、私は思います。

障害者向けの合同面接会を知っていますか?

余談ですが、障害者枠雇用の求人をどこで見つけるか皆さんはご存知でしょうか。

ここで少し、私が施設通い4年目の時、初めて知った「合同面接会」の話をします。※私の主観が多めです。

面接会や移行支援や、施設、下記サービス以外にも、ハロワで調べて、紹介状を出してもらって、仲介を挟まず挑む方法もありますが、それは割愛させてもらいます。

合同面接会の話の前に、転職サイトやサービスのお話を。移行支援とは違い、ご自身でやりきるパターンですが、ハードな分、大手企業が多い気がする。その分、競争率も高い印象。(個人的に)

昨今、転職エージェントや転職サイトで「障害者枠雇用」を検索できて、なおかつ取り持ってくれるサービスを、CMでよく見かける民間人材紹介事業がリリースしています。チャレンジド○○など。派遣事業もハンデを持っている人向けの求人を提供しているところも・・・。(ちなみに派遣のほうが求人数は少ないです。)

細かい条件や詳細、スキルをどれだけ持っているか、人柄かどうか、など。企業も選びやすいので、余裕のある企業は利用している=人材選びに時間とお金をかけれるところ。人が多いところから選ばれるための戦争がアツい。

移行支援も、就労施設も通うことない。あるいは、一時通ってみたけど自力で結構です。といった人が多いのかな・・・と。

移行支援や就労施設に通っている人を多くみかけた「合同面接会」はここから。

ざっくり概要をまとめると、障害者枠雇用を募集している企業がひとつの大きな会場に集まり・・・

・ハンデを持っている人が、個人、または支援者とともに面接を受けることができる
・1人あたりの時間は短いけれど、一度に複数受けることができる

前もって、渡される求人募集企業一覧を片手に、スーツを着て、会場を走り回る。私が見に行ったときは、そんな感じでした。

メリットは、一度に複数受けれる。支援スタッフとともに面接を受けることができる安心感もあるし、企業も支援者からの話を聞けるところがいい。

また、職種別にブースが分かれているのがミソです。(私は、この日、合同面接会に訪れた日の衝撃を今も覚えています。)

職種別ブース
・軽作業
・製造系
☆専門スキル必須・職務経験必須・・・即戦力
・事務(Excelなど、あればよい)
・福祉(働きながら資格取得OK)

いうまでもないけれど、専門スキルや職務経験必須の求人は、ハードルが高い分、待遇もよく、持っている人は選ばれやすい。必要に応じて配慮はするけれど、戦力を意識した人材を求めている。職歴がない場合は、成果物片手にセールスするぐらいの熱量がいる。

おそらく、ハードルが高い求人を出している企業には「なんで?」と思われる人はハンデあるなし関係なく、やってこない。

ハンデがあるけれど
働きたい<働けます

ハンデがあるけど、これまで、こんな経験をしてきました。このような仕事をしてきました。なので働けます。そんな人たちを「製造・専門スキルが必要な求人(ITやキャドなど)・事務」でたくさん見ました。

長年施設にいた私は衝撃度100!
「若いうちの人や、子どもの頃から・・・って人たちはどないしたらいいねん!」「こんなん無理やん」

「そっか・・・。大人になってからって人もいるもんな・・・」と、ハンデ×若者向けの転職サービスがほしいわ!そう思いました。心から。けれど、これが世の中なのかと知りました。実績、成果物、スキル・・・そこらへんと意識するいい機会になったのは間違いない。

かたや軽作業ブースは・・・。働かせてください!そんな色が強い気がした。個人的に。当事者は、そこで「働きたいの・・・?」だろうか。企業に入れば安泰!そんな風潮が強いのが事実。

世間は「企業に依存することのない働き方」を推進しつつある。副業特区もそんなところだ。けれど、福祉はまだまだどこかの企業の正社員になることが軸にある。私は、それはそれでいいとは思う。

検品作業員も、大手企業になると待遇もよく、支援制度も整っているから。中小企業の安月給事務員より、いい条件で働ける。

けれど、家庭と職場以外の小さな繋がりを持つことが大切だと私は思っている、だからそうしたマッチングができればいいなと・・・。恋愛や結婚ではなく。仕事はないけれど、体験ができたり、時に成果報酬型の仕事だったり。それは何だろ・・・。まだわからない。

ちなみに福祉ブースは・・・。ほんとガラガラで。各企業の人事の人がめっちゃ眠そうで・・・。これが世の中か・・・と。

合同面接会の余談を挟んで、次の章につづく・・・

子どもの未来とどう関係するのか?①

私は障害者枠雇用が増えればいいな、と思っていますし、積極的に、自分も雇うことができるところまで頑張りたい。

今見える、視野に入る、見聞きする人だけを考えて「増やしたほうがいい」といった話ではなく、これから生きる人、うまれる人を想像すれば、よりよい待遇の求人が増えたほうがいい。私はそう思っています。

働かなくても、生きれるぐらいの制度がいい人もいるだろうし、「私は働きたい!」という意思を尊重してほしい人もいる。ただ「なぜ働きたいのか?」その背景をみることは大切。お金が必要だからと即答することがない場合は特に。

「人間として価値がないみたいだから?」それとも「その仕事がしたいから?」

家庭、生きがいを持てるモノ、働くことを分けて考える時代。今までだいたい2つのコミュニティーで人生が構成されていたけれど、そのコミュニティーも在り方が変化していく時代。小さな繋がり増えて、きっと人を変わっていく。

適した働き方を見つけるチャンスはきっと多くなる。海外や地方移住で、固定費を下げることで、働く額を抑える生き方もある。

情報過多でも、きっかけがないと話す人に「自分が行動すれば、きっかけがうまれる説」を唱える人がいるけれど、そうは思わない。たしかに、何一つ行動しなければ、何もはじまらないとされるけれど、行動しても「変わらない」こと、報われない、恵まれない、そんなこと沢山ある。

それを自己責任論でまとめるのは簡単だ。簡単だけど、これからを生きる子どもたちには、自己責任論、押し付けたくない。

きっかけの詰まったツールがあれば、最高だと思う。個人的に。(←この話はプロフに追加していきます)

子どもの未来とどう関係するのか?②

現状、ハンデを持っている人のことをあまりよく思わない人も、世の中にいます。よく思わないことはないけれど、正直、関わりたくないと思う人もいる。

なぜ、一緒に働かなくちゃいけないの?集めて一か所で働けばいいのでは?そもそも働けないでしょ?など、いろんな憶測で溢れている世の中です。私がみた世界が全てではないのと等しく、誰かがみた世界も歪んでいます。

だから、今に焦点を当てるのでなく、もっと先のことを意識した形なら、きっと手を取り合うことができると、私は思います。

これから、生まれる子どもたち、今を生きる子どもたちを想った取り組みが、今を生きる人もほんの少し報われるし、還元される。いろんな人が、未来の命を想うことができれば、きっと暮らしやすい、住みやすい、生きやすい世の中なると信じて。

個人レベルの小さな取り組み、些細な繋がりが意識を変える。そのツールがあれば、きっといい。この信念を持って、今後も蝉緒の中の人、頑張ります!行動だ!(なかなかうまくいかない日が続いて厳しいけれど、諦めない!)

今週のアンケート

どのようなボランティアやチャリティーでもOKです。障害福祉とは限りません。保育、子ども見守りパトロールや地域清掃・・・幅広く見積もってもらえると助かります。

また、ここで先に話すことがいいのか、どうかわかりませんが・・・。何をもって、どれが、どこまでがボランティアやチャリティーと受け取るかは人それぞれではあるものの、私としては、例えば・・・

・年数回の地域清掃
・こども見守りパトロール
・捨て猫や犬の支援
・寄付や募金

など、たぶん「参加したことがない人はいない」と思います。ただ、それをボランティアやチャリティーとして思っているのか、半ば強制的・・・なのか。

テレビ、メディアに取り上げられるようなことばかりがボランティアやチャリティーではない。

あとがき

なかなか、まとめきれず。2日使ってなんとか、今に至ります。

「完璧は求めるな、けれど質は大切だ!適当はNG」とはいえ、ボーダーラインが難しい。時間の都合をみつつ、クオリティーや統一性について、改善しながら、投稿していきます!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。蝉緒


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※今後、サムネは、みんなのフォトギャラリーでワード検索「ピンク」でヒットした写真やイラストを使用させてもらっています。もしくは可愛い系を。(福祉のイメージ緩和し、この記事ちょっと開けてみようかな?とクリックしたくなるような画像として使わせてもらいます!)ピンク期間については下記へ



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