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少しずつ歩み始めたけど、まだまだあせるなと5月

 綿をほぐして
 せいいっぱい伸ばしたような白の
 広がる青空が美しい日が多かった。

 かっぽう。
 かっぽう。

 カッコーが鳴きながら真上を飛んでいた。

 5月。

 「ゼルダの伝説」新作「ティアーズオブザキングダム」が発売されたのだよ。ところが前回の「ブレスオブザワイルド」にハマった私は、とても慎重だ。発売を知った時は、すぐにでもと思ったけど、きっと没頭し過ぎるのでね。怖いのよ。すごく評判良いし。
 ちょこっとだけの仕事もピアノもヴォーカルレッスンも始めたところだから。
 体調も良くなったわけじゃなく、横になるとかただ起き上がってのんびりするしかないとかそんな日もまだたくさんあるので。いや、前回の「ブレスオブザワイルド」は、そんな私だからこそ楽しめたではないか。

 そっか。
 ……じゃあ近々始めようっと。

 5月、私にとって一番大きかったのは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3」が良かったことだなあ~!
 とうとう劇場で4回観てしまった。「アベンジャーズ / エンドゲーム」に並ぶ回数だ。
 ありがとう夫婦50割(50歳超え)×3回。
 あと1回は……。それについては書き始めているところ。

 ロケット良かったなあ~。友たちと全力で遊ぶ「Since You Been Gone」の曲にも泣く。ずっと心に「ごめんね」を抱え続けるってすごく苦しいよね。周りに少し話したところで、思いのすべてはやっぱり自分で背負わなくてはいけない。
 ピーター・クイルは、ガモーラのつらさはあれど改めて成長していて、皆を指揮できるようになっていたのが頼もしい。仲間思いなところと任務を落ち着いてまっとうしようとする姿(と、たいへん豊かな罵詈雑言)が全部アツい。
 ネビュラも、「エンドゲーム」でトニー・スタークとロケットの存在が大きかっただろう。すっかり人の心の温かさを知ったよなあ。
 ドラックスの父親ぶりも、いかに娘のことが頭の中に常にあったのかを思い知らされ泣いちゃう。やっぱり彼も抱え続けているんだ。
 マンティスの「知性と力があることだけが人として優れているわけじゃあない」「バカでも自分を憎んでいない。人を愛する力がある」「弱い人の側につくだけが取り柄でも、粗探ししているよりずっと良いわい」の意味合いのセリフは良かったなあ。宇宙遊泳の姿もイタズラ心を起こす姿も可愛かった。
 グルートは赤ちゃんから思春期入ってその後、さらに成長した。すっかり戦力にもなっているし、仲間に頼られ始めている。生まれながら音楽と接しているから、聴くのも踊るのも大好きなんだよねえ。
 クラグリンも「This Is The Day」で登場のシーンが良かったなあ。
 ガモーラの描かれ方も、こうなってしまったからには完ぺきだったし。

 5月はほぼサントラばかりを聴いていた。最近ではオリジナルスコアも聴いて胸いっぱいになっている。


 「鬼滅の刃」は、無一郎くんの覚醒シーンがずっと楽しみだったけど、先週とうとうその回。戦闘シーンの動きや表情がカッコ良く描かれていて、繰り返し観てしまう。原作漫画と構成がちがうのもよく工夫されていて良い。

 体調に関しては12月からの漢方薬が、どうも効いていないので変えてみた。それが合うと良いな。二週間ほど経ったけど、順調な気がしている。
 それによって自由に動ける日も、もう少し増えるはずなのだけど、倦怠感だけは、なかなか変わらない。起きたらぬれ雑巾。みたいな日は今もあってつらい。でも家事を「やるぞ」と思ったタイミングでできる日もすこーしずつ増えてきた。


 6月はきっとゼルダの伝説を始めるとまた夢中になっちゃいそうだから、上手に時間の管理をしなくちゃ。
 きっと梅雨に入るだろうから体調も気をつけなくちゃな。

 ピアノは序章みたいな部分を終えて次の段階に行けるだろう。
 もう少し元気になったら家事もこまめにしたい。この時期にする大掃除は、まだ今年は焦るまい。

 車についてや、春に学生時代からの友達に会えた話なんかもいまだに書けていない。できれば6月中に。

 ゆっくりで良いから。確実に。あせらず。


外出先のこでまりが咲いていった様子が可愛かったなあ。
ほぼ同じ場所で
よく歩く場所で、今日は満開のシャクヤク



読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。