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hspって脳の働き方に関係する

 カウンセリングや心理学について知ろうとしていると、脳の働きについて考えない人はいないはずだ。
 親子関係や家族関係について本ばっかり読んで机上の空論をかざし、でも勉強し、脳についての本も読んできたはずだ。
 何故。何故なのだ私。アホか私。
 
 何でそこを深く考えなかった私! と言いたいのは、HSP(highly sensitive person)に関してだ。

 「なんだよー。なんでだよー。」

 先日、あるページを見ながら、何度も嘆き、うめかずにはいられなかった。

 ちょっと前に、テレビ番組でhspについて紹介されると聞いた。予約録画したはずだった。
 でも容量がいっぱいだと知って、あれやこれやと消していく作業に没頭し。

 ……そのまま録画自体をし忘れた……のを思い出したのだった。

 仕方なく、その番組について検索し、後からどのような内容だったか見てみたのだ。どうせ適当だったのだろう。とか誤解されているかもなー。とか思いながら。

 でも、なるほどねと思った後、自分に対して「なんだよー」ってなった。

 もうhspだ、と自分を知っている方ならそのくらいの知識はあったのではないだろうか。私は何故、hspだとうるさく言い、カウンセリング、親子関係の本を読み、勉強し、脳の本まで読んでいながら、そこの知識やひらめきがごっそり抜けていたのだ。嘆かわしい。

 hspの人は、偏桃体の働き(感覚や情動、交感神経が関わる)が生まれつき強いと書いてある。
 なんだよ。じゃあ私が以前書いたような、自分が人の輪に入れない、入らないことや、疎外感に悩まされることって、全然落ち込むような種類の物ではないではない。のではないか。
 繰り返されるこの気持ちで、「何で私ってこうなんだ」って苦しまなくて良いのだ。だって脳の働きなのだからー!

人の言動や感情、さらにその場の雰囲気などの些細なことを無意識に感じ取り、ストレスを感じやすい

 って知ってたし。何度も書いてきたし。

無理を続けると、睡眠が浅くなり、疲れが残ってしまうこともあります。

 だから自律神経も乱れがちでメニエールも起こりやすかったし。

 でも

全てに気を配ろうと悩むと何もできず、「なんで私ってこうなんだろう…」と必要以上に落ち込んでしまう。

 って。私の気持ちを汲んで書いてくれているかのような内容。

 今まで同じようなことで繰り返し悩んでいたのが、バカバカしく思えるくらいだ。繰り返すのは当たり前だったのだ。「なんで私ってこうなんだろう」って嘆くのもまた脳の働きだったのだ。

 そしてダメ押し。

先天的な生まれもった特徴で、病気ではありません。

 落ち込んでしまう自分にダメ出しなんかしなくて良かった。って開き直って良いですか?(とは言っても、また繰り返しちゃうだろうけど)


#エッセイ #hsp #脳 #偏桃体 #ダメ出し

読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。