川沢さん、不労所得って欲しくないですか？

「ご無沙汰しています。お会いしたいのでご飯でも食べに行きませんか？」

前触れもなく約３年ぶりに後輩（以下、A君）からの食事のお誘い。

今はお互いに別の道に進んだが
当時は同じ道を切磋琢磨した仲間。

久々に連絡が来れば嬉しくないわけはない。

お昼、渋谷で待ち合わせると
とてもカジュアルな服装にニコニコしているA君。

「おー久しぶり！何年ぶりだろう？」
「お久しぶりです、３年くらいではないでしょうか」

近くの焼肉店に入る。

知り合った当時学生だったA君は
今、某大手携帯会社に就職し
順調にやっているらしい。

こちらも独立し会社を作ったことを報告すると
とても喜んでくれた。

和やかな雰囲気の中、
会話が弾み食事も進む。

しばらく経つとA君は私に「ある話」を切り出した。

「川沢さん、不労所得って欲しくないですか？」

「どうしたの急に？まぁ今はビジネス頑張ってるし、いずれ欲しいけど」

「実は今僕面白いビジネスやってるんですよ」

「そうなの？携帯会社やってるんじゃなったの？」

「本業とは別で副業で・・・」

「あ、そっか。色々やっててチャレンジャーだね！」

「それで今回お誘いしたのは一緒にやってもらえればと思って」

「おーそうなんだ、面白そうだから教えて」

A君から語られたのは、
いわゆるネットワークビジネス（マルチ商法）の勧誘話だった。

私が入り、また別の誰かを紹介するか、
商品を販売するかで不労所得を得られるということだった。

久々に会おう、と言われてコレかよ・・・。汗
と思ったが、視野を狭くしないために一応聞いてみることに。

色々聞いてはみたものの、当時私はネットビジネスで
多少の結果を出していたこともあり

ビジネスモデルやマーケティングの知識などは
ある程度持っていた。

なので「それ」が

『洗脳型低収入搾取システム』の仕組みであることがすぐに分かった。

どう考えてもネットビジネスのほうが
稼げるし優秀・・・そう思った。

全て論破しようと思ったら出来たが、
元後輩だし仲が悪くなっても嫌なので
やんわりとお断りした。

しかし、彼は食い下がる。

「一個で良いから付き合いでシャンプーを買ってよ」
「ダメなら周りの人を紹介してちょうだい」
「ねえ、今から説明会あるんだけど入んなくていいから来るだけ来ない？」

いつの間にか口調がタメ口に。

礼儀が正しく、年上には絶対に敬語を使っていた
当時のA君はどこえやら・・・。

おそらく周り（ネットワークビジネス仲間）の
影響だろう。

明らかに洗脳されている。

話していて気持ち悪くなった。

美味しいはずの焼肉もなんとなく味がしない。
歯ごたえのある板状のゴムを噛むだけのものに感じた。

食事が終わりお店を出る。

「面白い話ありがとう、じゃあ検討しておくよ」と社交辞令で伝える。

すると彼は「すぐに決断できない人は成功出来ないよ！」といきなり説教！？

・・・いやいや、私あなたの１０倍は稼いでますけど。汗

「そんなのに洗脳されてるようじゃあ成功出来ないよ」と逆に言い返したかったが、
早く離れたかったのでゴクリと飲んだ。

おそらく彼は、携帯にある連絡先に
手当たり次第同じようなメッセージを送っているだろう。

そして、そのたびに勧誘し
信用・信頼を失っていることは容易に想像が付く。

まぁ一部入る人もいるのかもしれないが。

ネットワークビジネスが悪いとは言わない。

非常に優れたマーケティング手法だと思うし
良い商品も扱っていると思う。

しかし、私はやらない。

もっと優れた、稼げる、芸術的とも言える
ビジネスモデルを知ってるからだ。

それがネットビジネス。

怪しい、怪しい、と言われるネットビジネスであるが
結局ビジネスをWEB上で完結させているだけで他と何ら変わらない。

私がやっていることは
人に価値を提供し感謝されて
その対価としてお金を頂いているだけ。

この部分は改めてまた解説します。

ネットワークやってる人、そんな時間と労力使うなら
こっちやればいいのに・・・と思ってしまいます。

彼らはネットビジネスを知らないだけ。

知っているか、知らないか。

これによって人生は
大きく道が分かれていきます。

少なくとも今、あなたは知ってしまった。

これをどう活かすかはあなた次第になります。

追伸１：

「だったらA君にネットビジネスを教えてあげれば良かったじゃん」
と思われるかもしれない。

実際のところ、少し話したのだが
彼は全く聞く耳を持たなかった。

彼は私をダウンにすること（自分の利益）しか
考えていないことは明白だった。

聞く耳を持たない人に
わざわざ『本当のこと』を教えることはしない。

私は、私の話を受け入れようとする人だけに
「本当のこと」を話したい。

そして稼がせて差し上げたいと思っている。

追伸２：

こちらの記事もご参考に。

↓↓↓