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2020年代、働く場所や会社のボーダーは無くなる

こんばんは。さくらインターネットが運営する「さくマガ」で編集長をしている川崎です。

今回の記事は4つのウェブメディアとnoteがコラボした投稿コンテスト「#2020年代の未来予想図」に参加するため、2020年代の働き方について考えました。

2020年代は東京オリンピックに始まり、5G・VRの普及が予想されます。

特に5Gの普及というのは社会の仕組みを大きく変える力があるのではないでしょうか。5Gを軸にした新しいGAFAも生まれるかもしれません。

テクノロジーによる働き方の変化

すでに一部の会社で取り組まれているリモートワークですが、私の会社でも多くの社員がリモートワークを活用しています。

ただ、正直なところリモートワークの方と会議をするのは、まだまだ不便です。具体的には「音声の遅延」「映像の遅延」が挙げられます。

遅延は通信回線の速度によるものなので、速度が上がれば遅延は無くなるでしょう。

現時点でもリモートワークをするためのシステムはあるので、そこに5Gのテクノロジーが加わるだけで問題が解決されます。

さらにVRを使えば、目の前に会議する相手が居るのと変わらずにコミュニケーションが取れるようになるかもしれません。

突然ですが、あなたは「ソニックガーデン」という会社をご存じでしょうか?

以前にソニックガーデンの代表取締役社長 倉貫義人さんが登壇したイベントを取材したのですが、理想的な働き方に取り組んでいたので紹介します。

ソニックガーデンは本社オフィスを持たずに全社員がリモートワークで働き、インターネット上のバーチャルオフィスに出社をする仕組みをとっています。

しかも、この働き方で売上も社員数も増えているそうです。

働きやすいうえに売上まで伸びている。まさに2020年代の働き方のモデルケースといえます。

5GとVRが普及することで、IT業界ではこの流れが加速すると思います。

社会の変化による働き方の変化

2019年5月にトヨタ自動車の豊田章男社長が「終身雇用を維持することは難しい」という趣旨の発言をされたのが大きく報道されました。

おそらく、多くの人が「あーあ、みんな心の中では思ってたことを大企業の社長が言っちゃったよ」と思ったのではないでしょうか。

終身雇用制度はもう維持できない。2020年代になると、それが当たり前の事実として社会に浸透すると思います。

じゃあ、私たちはどうすればいいのか?

”個人の信用を高めて、自分で仕事をする”必要があると思います。

以前にプロのサッカー選手の方に取材をした際、「自分はサッカー選手だけど、職業とは思っていない。職業は自分自身だ」と言っていました。

「職業 会社員」は2020年代では通用しなくなると思います。

いまはSNSやnoteといったプラットフォームを利用して「自分」を発信していける時代です。これを活かし、個人の信用を高めて仕事をすることを考えていく必要があると考えます。

わたし自身もさくらインターネットという企業に所属しながら、今年から複業をしようと考えています。会社も複業を推進しており、複業で成長することによって所属する会社にも利益をもたらすと考えているようです。複業を解禁する企業は増えていくと思いますし、そうでないと人材採用が出来なくなると思います。

2020年代には週に2日はA社で広報の仕事、週に3日はB社でマーケティングの仕事、週末は個人事業主としてコンサルタントの仕事をすることが一般的になるかもしれません。そうなって欲しいと切に願います。

個人の信用を高める方法

「職業、自分」を貫くためには個人の信用を高めて、仕事を依頼されるようになる必要があります。具体的にどうすれば個人の信用を高められるのかというと、やはり発信を続けることが大事だと思います。

TwitterやInstagramといったSNSでも、noteやアメブロといったブログサービスでも何でも良いので続けることが大事です。ブログを14年も続けている方にお話をうかがった際、「ブログを続けたことで、それを読んでくれた方から講演依頼や執筆依頼がくる」とおっしゃっていました。やはり継続は力なりということです。

まとめ

2020年代は私たちの生活は大きく変わることは間違いないでしょう。もしかしたら、想像もしていなかったテクノロジーが生まれて予想以上の変化が起こるかもしれません。

私が考える2020年代の働き方で重要なキーワードは、

・テクノロジー
・社会の変化
・「個人」の時代

これからは変化に対応できるよう、常に勉強していく必要があると思います。

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