見出し画像

環境にお金を掛けたら、肩凝り・腰痛・指の痛みがなんとかなった話

この記事は関節周りの弱さに自信のあるエンジニアがデスクワーク負担をいかに減らしてきたかを報告する記事です。
内容は表題の通り、肩凝り・腰痛・指の痛みに対する対策です。

(推定原因などを書きますが、僕個人の経験に基づくものであり、医学的根拠に乏しい内容を含みます。参考程度に留めていただければ幸いです。)

背景

エンジニアに転職してから肩凝り・腰痛・指の痛みに苦労するようになりました。ただ、肩凝りなどに対するノウハウがエンジニア界隈では溜まっていたので、デスクワークからくる体の不調はお金をかけると意外になんとかなるということを学びました。せっかく溜め込んだノウハウを広く知ってもらわないのはもったいないと思ったので、記事にしました。

肩凝り

原因は常に力が肩に入っているからだと考えました。実際にwikipediaによると原因不明であるものの長時間緊張するような姿勢をとり続けているとなると記載してあるので、あながち間違いでもないのではと思っています。

対策として、肩の力が抜けた状態になる、つまり肩がダラーんとした状態で作業できればいいということで、効果があったのは下記の二つでした。

対策① 左右分離型キーボード

左右分離型キーボードはフラジェリンのy0m0rさんのnoteでも紹介されていますが、これが効きました。言葉で説明しにくいですが、分離型キーボードを使うと肩が開いて余計な力が入らなくなります。コンピュータオタクっぽくて気持ちが悪いなと思う方も一度試して見ることをおすすめします。

僕は事情があり左右分離型キーボードではなく、同じキーボードを二つ使って左右分離型キーボードと同じ姿勢でタイピングしています。昔は下記のキーボードを使っていました。

対策② 肩から机までの距離を長くする

腕を下ろすと肩から若干力が抜けた感じになるかと思います。椅子に座った時にその状態に近づくように、肩と机の高さを調整します。そのためには机か椅子の高さを変える必要があります。個人的には机の高さを変えられた方がベストです。というのは後述しますが、椅子の高さは腰痛にも影響します。肩凝りをなくすために椅子の高さを変えて腰痛になるのは本末転倒です。

僕が使っている机は下記です。僕(身長165cm)が座っている時は最下点(60.5cm)で使用しています。僕より身長が低い方はもう少し低くなれる机がいいかもしれません。7万円ととても高かったので、会社の自由経費で購入しました。

腰痛

原因は座っている時に体重の支えが背骨だけになるからだと推察しています。

対策として、腹筋を鍛えることも一つのやり方ですが、環境面では背骨だけでなく体全身で体重を支えてやれば改善するかと思います。効果があったのは下記の二つです。

対策①: 足が地面につく椅子の高さにする

足をつけることで下半身の体重を足で支えるようにします。これは高さを変えられる椅子で対応しました。前述しましたが、椅子の高さ・机の高さは個人それぞれベストな位置があると考えているので、椅子・机両方ともに変えられるものにすることをおすすめします。

対策②: 背中が椅子と接するようにする

背中が椅子と接することで、腰にかかっていた体重を背中に分散させます。僕は椅子の幅が変えられる下記を買いました。椅子の幅を狭くすると自然と背中が椅子にくっつくからです。これも会社の自由経費で購入しました。

ですが、いざ使ってみると思ったよりも狭くできず広いままになってしまいました。ただ、僕よりも腰痛が酷かった親にこれをプレゼントしたら、腰がずいぶん良くなったみたいなので効果はあると思っています。

指の痛み

原因は単純な酷使だと考えています。

対策として、色々なキーボードを試しましたが、結論として押下圧の低いものを使うと良くなりました。ただ、低い押下圧は高価な静電容量無接点方式キーボードでしか実現されていません。こちらが今使っているもので、押下圧は30gです。(リンクはMac用です。Windows用もあります。)

私はこれを肩凝り防止のために二つ左右に置いて使っているので、さらにお金が嵩んでしまいました。(汗)

最後に

オフィス用品は高いです。ですが、どうすれば働くのが楽になるかというのは今後も続く課題であり、徐々に改善していけばそれだけQOLも上がります。時間効率で考えると意外に安いかも知れません。そう言って自分を正当化しつつ、家族に頼み込んでなんとかお金をかけさせてもらっています。(笑)

肩凝りが行き過ぎると気持ち悪くなったりするので、そういった方々のためになれば幸いです。

宣伝

体が楽になるとわかっていてもオフィス用品は高いです。そこで、フラジェリンは、リモートワーク支援金として入社時に10万円まで、さらに年間12万円まで、自分自身が必要とするものを経費として購入できます。フルリモートでも働けるよう改善している会社に魅力を感じた方はぜひご応募いただければと……!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?