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ばあちゃん。

どぅおもゴキゲンです。世界で唯一のゴキゲントレーナーをやらせて、もらってます。


今日はばあちゃんに久しぶりに会いました。施設に入っててこんな状況だから普段は会えないんだけど、一時帰宅ということで久しぶりに会うことが出来たのです。


今はばあちゃんは一人暮らし。といってももう施設暮らしが長いから空き家みたいになってます。今日はそこにばあちゃん(87)の兄(89)、そして妹(81)の3人も来ていました。


ばあちゃんとその兄はもう耳が遠くて相当大きな声で話さないと聞こえることはありません。そして二人とも大きな声を出せるほどの元気もないからお互いほぼ話しかけることはありません。妹はまだ元気だから2人の間に入ってなんやらかんやら色々話かけます。


ボクの妹も来てて、オカンも来てたので6人でいました。お昼ご飯を食べた後まあくつろいでいたんですが、もうそろそろ時間が来たので、兄と妹が帰ることになりました。そしてばあちゃんが乳母車を押しながら見送りに出たのですが、そこで、



そこで、兄がばあちゃんに向かって大きな声で。


「元気で頑張れよ!」


と言ったのです。そしてばあちゃんも大きな声で「あんたもやで!」と返しました。


しっかりと手を握りながら。

ちゃんと目を見ながら。


いい兄弟だなとか、思っちゃいけないけどもしかしたらこれが最後になるかもとか、色々なことを思ってしまってちょっとグッと来てしまいました。


ばあちゃんはあっちの世界に行ってしまったじいちゃんを想い俳句を書いています。そのほとんどが、あなたがいなくてさびしいと受け取れる詩です。じいちゃんが生きている時は結構喧嘩もしていましたが、ばあちゃんにとって本当に大切な人だったんだということが今になって分かります。そしてばあちゃんの兄さんもあの2人の姿を見ると、もちろん言葉にはしないけど「この人と兄弟でよかった」と思っているのがホントよく分かります。


もう乳母車なしでは歩行出来ません。そして大声で喋ってもなかなか聴こえていません。歳も歳だからそれらが好転することはないでしょう。でも、その姿から教えてもらえることがあります。それは、人を想い、人を大切にすること。それらをちゃんとやってきたばあちゃん、本当にボクのばあちゃんでいてくれてありがとう。そんなことを今日あらためて思いました。


がしかし、今日ちょっと怒られました。

ボクは今髪が銀色なんですが、ばあちゃんに

「そんな色歳取ったら勝手になるんやから、真っ赤にせんかい」

と。


なかなかファンキーなばあちゃん。こんなとこも好きです。


なんか日記のような感じでなりましたが今日は以上です。

読んでくれてありがとね。



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