kawapon

元アダルト雑誌編集者・元アダルトビデオメーカー広報・元ゴールデン街バーテン・元居酒屋キ…

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元アダルト雑誌編集者・元アダルトビデオメーカー広報・元ゴールデン街バーテン・元居酒屋キッチンinBerlin。現在実家で父の介護で無職。

最近の記事

父親がまさかのすい臓がん 久しぶりの同居

27年ぶりに父親と同居することになった。 最初は私も気合が入っていて一緒に闘病しなければと使命感に燃えていました。 ところが、私が父親の老いについていけないのです。 ずっと一緒にいなかったので私の中では以前の父のままだったのです。 耳が聞こえにくい、物忘れが激しい、会話が成立しない、入れ歯でご飯が食べずらい、などの老化現象にイライラして優しくできなくなっていました。 2年前に会ったときは自分で車の運転もでき、会話のキャッチボールもでき、お酒も少しは飲んでいました。

    • 父親がまさかのすい臓がん コロナ禍での帰国

      コロナ禍で帰国するのも大変だった。 飛行機を探し、日本専用のコロナ陰性証明書を書いてくれるセンターを探し、日本で隔離生活できるアパートを探し、空港へ迎えに来てくれる友達を探し、この時はまだベルリンから離れる実感もなく、同居の不安もなかった。 日本に着いたら空港で検査やらチェックやらで3時間は出られなかった。全て終わってやっと指定されたホテルで完全隔離生活。 3食あって、テレビもネット環境も快適ではあったけれど、太る..... 3日後再度検査を受けて陰性。そこからは自主

      • 父親がまさかのすい臓がん

        2021年3月、ドイツはまだコロナのロックダウンが続いていました。 私の働いている居酒屋も持ち帰り営業しかできずにいました。 仕事中、久しぶりに父親からのメール。 『驚かないでください。CT検査ですい臓に影が見つかりました。入院して腫瘍を取り出し、悪性かそうじゃないかを調べます。悪性じゃなければいいんだけど、心配です』 ふと見たとき、私は最初悪性ではないだろうなと思った。 そしたら肝臓、肺、リンパにも転移していると... 検査結果を待たずとも悪性の癌だなということ

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