【書評】『高校教師の働き方』(栗田正行)
※この書評は、私が読んだ教育書の内容を忘れないためだけに書いたものです。noteのプラットフォームを借りて、自分専用の「教育書備忘録データベース」を作ろうというわけです。一応公開はしますが、他の方が読んでも面白くないかもしれません。
1、おさえておきたい仕事のやり方・考え方
①「物事の段取りを立てることにじっくり時間をかけた方が、トータルでかかる時間は短い。」
→忙しい時こそ、一旦立ち止まって段取りを立てる。一日の仕事でも、行事のプロジェクトでも。先に段取りを考えた方が効率的。
2、授業
①「授業準備をするときにはまとめてやる。」
→その日の1時間だけの準備をするのではなく、単元まとめて準備をする。全体の流れを考えて、その1時間の授業の位置づけを考える。
②「授業準備と別の仕事を同時進行するようなマルチタスクをしてはいけない。」
→授業準備はまとめて集中してやる方が、質の高い授業になる。マルチタスクで作業すると一つひとつのことに対する集中力が落ちる。
③「一覧しやすいものに、すべての授業記録を集約する。」
→スクールプランニングノートか、デジタルか。できそうでなかなかできない。
④「その1時間の授業のゴールを一言で表す。」
→一言で言いきれるようなゴール。毎回書いている「今日の授業の流れ」のところに書くべきか。
⑤「授業ではインプットとアウトプットを併用する。」
→アウトプットした方が記憶に定着するのは確実。小テストか、問題演習か。
3、部活指導
①「できることは、部活動へのかかわり方を変えていくこと。」
→生徒たちの頑張りたい気持ちを汲みつつ、自分の生活も守る。
②「今、常識だと感じていることが数年後には非常識になっている。」
→当たり前を疑う。一週間休みなく活動することが本当に技術の向上につながるのか、等。
③「自分が顧問をする部活動において、だいたいのゴールイメージを持つ。」
→県大会まで出場できれば御の字なのか、それとも全国大会を目指すのか、など。それによって練習量や取り組み方が変わる。
4、会議・書類作成
①「教育現場では会議のやり方を教わる機会がほとんどない。」
→確かに。ゴールなき会議はただの雑談。連絡なのか、決議なのかをはっきりさせる。
②「クラスノートを作る。」
→B5版。1ページに1人ずつの生徒情報を書き込み、蓄積していく。
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