見出し画像

未来の為に出来る事

子供二人が発達特性(ASD)であり、子供のより良い未来へ向け、幸せに暮らせる為に何がいいのか…本当に悩んだ。健常者ではない為、普通の常識の育児が通じない。癇癪がひどく泣きわめく日常。自分は何度も何度も挫け、車に中で何度も泣いた。子供が不安に思うので泣くのはいつも車の中。自分の味方は誰もいないと感じ、身内さえもこの苦しさはわからない。孤独の中で育児をし自分を責めた日々。幼稚園から小学校時代は毎日のように先生や周りに謝り続けた。親なら子供の為なら何もできる、命も捧げられるなどというが、自分はだんだん追い詰められていた。

「お母さん、ちゃんとしつけしないとだめだよ」
「〇〇君は、甘やかされてんのかな」
「もっとキツ言わないとダメですよ!」
「将来引きこもりになりますよ!」
「お前の育て方が悪い」

実際に言われた言葉の数々
ナイフがグサグサと刺さるように心がえぐれ続ける。

長男は、生き物好きで心優しい性格だ。学校では授業もついていけず、先生の指示も早くて聞き取れない。先生のよってはイライラさせていた。いつも怒られていた。そんな事を言われ続けていた。子供も追い詰められ夜に泣き叫ぶようになった。まだ小学生の為、発達特性か家庭環境なのか精神的なものか、わからずにいた。

長男にとってはとても辛い小学時代だった。真面目で頑張って宿題も一緒にしていたが毎回泣き叫ぶ。長男の為にこれでいいのかと悩んだ日々。

今思えば長男に親から圧力をかけたり、追い詰めたりしなくてよかったと思う。長男を信じた。

彼らの未来の為にすべき事

人に愛される人間

万能でなくともよい、助けを求めたときに助けてもらえる人間。

二人ともハンディキャップを持っているが、一人では生きていけない。助けを求める事が重要である簡単のようで難しい。ASDは、人とのコミュニーケーションが難しい事もあり、人の表情から感情を読み取るのが難しい。

社会の一員になる為に人とのコミュケーションは必須だ。
良く会話するようにしている。
~〇〇しなさい。と言わない。
どう思うのか どう感じるのかと
本人達に聞く、どうしたら一番いいベストな選択か、丁寧に確認作業をしている。料理、洗濯、整理整頓など日常少しづつできる事を日々増やしている。

今成人した長男は、心優しく穏やかで生き物を楽しそうに飼育し、市の機関に相談しながらNPO法人で訓練をしている。焦らずやりたい。長女は場面緘黙など有り人前で固まったりしていたが、徐々に話せるようになっている。コミュニケーションを取りながら、今好きな事をとにかく全力でさせてあげたい。

いいなと思ったら応援しよう!