本間 龍 氏(一月万冊ゲスト)の考察

清水氏が運営するYoutubeチャンネル「一月万冊」で主に広告代理店関係の話が多い、本間氏。
今回は、本間氏について考察します。
・本間龍氏
・東京オリンピック2020の中止に関するYoutube紹介
・「一月万冊」絶賛の、「フェイクニュースの見分け方」との比較。

・本間 龍(ほんま りゅう)氏
元大手広告代理店「博報堂」。

以下、アマゾンに掲載されている情報

著述家。1962年、東京都に生まれる。1989年、博報堂に中途入社し、その後約18年間、一貫して営業を担当する。2006年同社退職後、在職中に発生した損金補填にまつわる詐欺容疑で逮捕・起訴され、栃木県の黒羽刑務所に1年間服役。出所後、その体験をつづった『「懲役」を知っていますか?』(学習研究社)で作家デビュー。東京電力福島第一原発事故を機に、博報堂時代の経験から、原発安全神話を作った広告を調査し原発推進勢力とメディアの癒着を追及。また、憲法改正国民投票や東京オリンピックなど、様々な角度から大手広告代理店のメディアへの影響力の実態を発信するなど、幅広く活動中。
主な著書に『名もなき受刑者たちへ』(宝島社)、『転落の記』(飛鳥新社)、『電通と原発報道』『原発広告』『原発広告と地方紙』(以上、亜紀書房)『大手広告代理店のすごい舞台裏』(アスペクト)、『原発プロパガンダ』(岩波新書)『メディアに操作される憲法改正国民投票』(岩波書店)『電通巨大利権』(サイゾー)、『広告が憲法を殺す日』(集英社)。2020年東京オリンピックにおける無償ボランティア問題の構造と欺瞞を告発した『ブラックボランティア』(カドカワ)。2018年11月より電子書籍ショートブック『東京五輪ボランティア問題アーカイブ』シリーズを刊行開始。2020年の開催まで、10巻以上の予定で東京五輪問題を追い続ける。

私が「一月万冊」にて、本間氏に興味を持ち始めたのは「アベノマスク」からである。
元大手広告代理店社員として、なぜ広告代理店が必要なのか、政府が丸投げ、しかもトンネル会社的な使い方をするのか説明には、なるほどと思った所である。

「一月万冊」にて、タイトルが過激になり始め、タイトルのみ流し読みしている事は先にも述べたが、最近は東京オリンピック2020の裏話が多い。
・IOCバッハ会長が来日したのは東京オリンピックの中止を伝えに来た
・森委員長、小池都知事、安倍首相が強引に開催を行っている
・各種メディアはそれをプロパガンダ(政治的に利用)している
・国家総動員令で、アルバイト・ボランティアのための大学生を確保するため、各大学に年間スケジュールの変更を要請している
等である。

ちらっと見た動画ではあるが、その年間スケジュールの件をリークした大学職員(教授系か事務系かは不明)はまだ明かせないという。
これは、動画の紹介後に考察を述べる。

キャプチャ「大学からの内部情報 文科省撤退準備? 五輪中止」
タイトル「東京オリンピック中止。大学から内部情報!内村航平さんを広告塔にした五輪国家総動員令の崩壊と悪あがき。元博報堂作家本間龍さんと一月万冊清水有高」
2020年11月12日
https://www.youtube.com/watch?v=PNKWtUgy2RY


動画内容を観ていないが、中止決定の文字が目立つ。

キャプチャ「後は誰か言うだけ! 追加情報 五輪中止決定」
タイトル「五輪中止続報!関係者から更なる中止情報追加。オリンピック中止は確定で後は誰が発表するかと言うだけの状況。元博報堂作家本間龍さんと一月万冊清水有高。」
2020年11月12日
https://www.youtube.com/watch?v=_jFatAMmd5s

ここからが考察である。
Youtubeをはじめ、日本には言論の自由があり、嘘を流しても罪にはならない。(嘘の相手が名誉棄損の場合は別だが)
正直、一市民である私には五輪が中止になるかなどは政府やIOCの公式発表が唯一の正確な情報である。
マスコミは、別のマガジンにも書いたが、今や情報源としての価値は薄れ、各自が調べなければならない時代である。

清水氏が「一月万冊」で絶賛の「フェイクニュースの見分け方」(著:烏賀陽弘道)には、こういった事が書かれている。

第7章 情報を健全に疑うためのヒント集
ヒント2 陰謀史観は相手にしない
P226(抜粋)
「陰謀論」とは何か。(略)定義は難しい。(略)以下のような特徴がある。
*ある出来事の背景には、何らかの「秘密の強い力・組織。が働いている、と考える。こうした力・組織の例としては、日本政府やアメリカ政府(以下略)
*こうした「強い力」を持つ者たちの狙いは、(略)自分たちの思い通りに動かすことだ。
*その「強い力」を持つ勢力が、裏で社会や歴史を動かしている。
*この勢力や陰謀の存在は、秘密のまま決して明るみに出ない。
*こうした勢力や陰謀の存在を新聞・テレビなど主流マスコミは一切伝えない。それは、「強い力」を持つ勢力の圧力による(以下略)
*自分たちが利益を得た場合は陰謀論は登場しない(以下略)

悲しいかな、最近の一月万冊は、烏賀陽氏の説く「フェイクニュース」に該当する動画を流しているのである。
※しかし、フェイクニュースという確証があるわけではない。

・視聴者に贈るフェイクニュースショー
・清水氏と烏賀陽氏のフェイクニュースの真贋を見極めるテスト
・清水氏は壊れてしまったのか、周りから毒されたのか
はたまた、単なるダブルスタンダードなのか。

一月万冊の視聴者には、できれば、上記の可能性も鑑みてもらいたい。

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?