Deload Weekの理論と実際
はじめに
アスリートが競技力向上を目指すのであれば、練習やトレーニングに一生懸命取り組むのは当たり前のことです。上を目指せば目指すほど、より多くの時間やエネルギーを練習やトレーニングに費やすことが必要になるでしょう。
とはいえ、練習やトレーニングというのは、やればやるほど競技力向上効果もアップする、という単純なものではありません。やりすぎて疲労が過剰に蓄積してしまうと、むしろ逆効果になってしまうこともあります。
疲労している状態では、練習やトレーニングの「質」が落ちてしまうかもしれません。たくさんの「量」をこなすことができなくなるかもしれません。また、ケガをしてしまうリスクが高まるかもしれません。そのような状態では、高い競技力向上効果は期待できないでしょう。
したがって、練習やトレーニングを一生懸命たくさんこなすことは重要ですが、やりすぎて疲労が過剰に蓄積しないように、上手にマネジメントをしてあげる必要があります。そのための戦略の1つとして、「deload week」というコンセプトを紹介し、その具体的なやり方について解説するのが本書の目的です。
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